韓国の近代化と経済発展は日本の影響によるというのは、国際的には常識である。
しかしこの“事実“については、韓国だけがひとりそれを認めない。
韓国が1945年8月15日の光復・解放の真相(?)を含め、こうした本当のところを認めたくないという心情はよく分かる。
それは理屈抜きの感情だからだ。
いずれも事実はともかく「しゃくにさわる」のだ。
しかし「認めたくない」「認めない」・・・・・・といっているうちに、しだいに本当のところについても「そんなはずはない」となり、やがて誰も知らなくなり、やがてそんなことは無かったことになってしまう。
韓国の場合、政府、マスコミ、政治家、学者・知識人など、相手が「日本」となると民族感情が先立ち情緒的になる。
「認めたくない」「しゃくにさわる」「イヤだ」という対日民族感情(反日国民情緒)のゆえに日本の影響を無視、否定する「日本隠し」に走ることになる。
知識人たちも私的には「世界中で最も日本の影響を受けながら最も日本をバカにしているのが韓国人だ」とよくいうが、公的には日本の影響・・・・・・日本のお陰を決して認めたがらないのだ。
それを民に対する善導、啓蒙と思っている。
しかし知っていて「日本隠し」をやるのだからタチが悪い。
朝鮮戦争でも鉄道、港湾などのインフラは残った。
そして日本統治時代のものを基盤に復興され、拡大した。
そしていわゆる「日帝の遺産」はモノだけでなく、人や制度、モノの考え方・・・なども残された。