田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『日本語直訳ディープパープル研究会 in 東京・西荻窪』

2024-02-25 01:33:43 | 音楽

 妻に誘われて西荻窪のテラというライブハウスに、直訳ロッカー王様の「日本語直訳ディープパープル研究会」を聴きに行った。

「ハッシュ」
「黒い夜=ブラック・ナイト」
「燃えろ = 紫の炎/Burn」
「変わった感じの女 = ストレンジ・ウーマン」
「俺の彼女は東京出身 =ウーマン・フロム・トーキョー」
「宇宙のトラック野郎 =スペース・トラッキン」
「速さの王様=スピード・キング」
「子どもたちの時間=チャイルド・イン・タイム」
「高速道路の星 =ハイウェイ・スター」
「湖上の煙 =スモーク・オン・ザ・ウォーター」
ほか

王様(G.Vo)、王子様りく(B)、久保紀之(Drs)
王様と王子様の親子共演。ドラムの久保氏がめちゃくちゃうまかった。


「直訳ロッカー王様ライブ カブトムシ伝説 Live」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b582c725b85f42ce5260247c251679ad

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キャンディーズ特集『名盤ドキュメント』『伝説のコンサート“わが愛しのキャンディーズ”リマスター版』

2023-12-16 23:31:42 | 音楽

 『名盤ドキュメント』は「年下の男の子」と「春一番」の制作の舞台裏を、録音原盤のマルチ音声を聴きながら、ディレクターの松﨑澄夫、作曲家の穂口雄右、ギタリストの水谷公生、マネージャーの篠崎重らが、キャンディーズ(伊藤蘭、田中好子、藤村美樹)のアイドルを超えた、高い音楽性や声の魅力ついて証言する。穂口が「彼女たちはアイドルではなく一流のコーラスグループだった」と証言していたが、なるほどその通りだと思った。

 『伝説のコンサート“わが愛しのキャンディーズ”リマスター版』は、解散コンサート(1978年4月4日)や、NHK秘蔵の映像で構成した特集番組。

 2つ合わせておよそ2時間半あったのだが、曲を聴きながら自分の中学から高校時代を思い出し、懐かしさのあまり一気に見てしまった。これまでランと娘の趣里とはあまり似ていないと思っていたのだが、こうして改めて若い頃のランを見ると、趣里とよく似ていることに気付いた。やはり血は争えない。

 自分は母親と同姓同名ということもあり、ちょっと恥ずかしかったが、スー推しだった。周りで一番人気だったのはランで、次がスー、ミキはあまり人気がなかったが(1人熱烈なミキ推しの同級生がいた)、最近はYouTubeなどを通してミキの人気が上がっているのだとか。確かに、歌も踊りも一番うまかったのはミキだったのだ。

 伊東四朗、小松政夫とコントを繰り広げた「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」も懐かしい。

 

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大橋純子ベストファイブ

2023-11-14 00:28:44 | 音楽

76.「ペイパームーン」作詞:松本隆、作曲:筒美京平

https://www.youtube.com/watch?v=jpi2AVEY350


76.「坂の上の家」作詞:岡本おさみ、作曲:佐藤健(ドラマ「娘の結婚」主題歌)

https://www.youtube.com/watch?v=daZH4KfmsUQ


77.「シンプル・ラブ」作詞: 松本 隆、作曲: 佐藤健(美乃家セントラルステイション)

https://www.youtube.com/watch?v=ZMZXHFKoSiY


78.「たそがれマイ・ラブ」作詞:阿久悠、作曲:筒美京平(ドラマ「獅子のごとく」主題歌)

https://www.youtube.com/watch?v=ecxycDfJQ_g


79.「ビューティフル・ミー」作詞:山川啓介、作曲:佐藤健

https://www.youtube.com/watch?v=QPGtBpoNfzc

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谷村新司「帰らざる日々」「群青」「天才・秀才・ばか」

2023-10-17 09:30:32 | 音楽

 谷村新司といえば、アリス時代の「今はもうだれも」(カバー)「帰らざる日々」(作詞・作曲:谷村)「遠くで汽笛を聞きながら」(作詞:谷村・作曲:堀内孝雄)「冬の稲妻」(作詞:谷村・作曲:堀内孝雄)「ジョニーの子守唄」(作詞:谷村・作曲:堀内孝雄)「君よ涙でふりかえれ」(作詞:谷村・作曲:堀内孝雄)「チャンピオン」(作詞・作曲:谷村)「未成年」(作詞・作曲:谷村)、そしてソロの「陽はまた昇る」「昴 -すばる-」「群青」「いい日旅立ち」など、名唱や名曲は多い。

 このうち、「帰らざる日々」は、藤田敏八監督の『帰らざる日々』(78)の主題歌となり、「陽はまた昇る」は同名ドラマ(79)の主題歌、「群青」は、松林宗惠監督の『連合艦隊』(81)の主題歌として書き下ろしたもの。

 だが、自分にとって思い出深いのは、谷村がディスクジョッキーを務めた文化放送の深夜番組「セイ!ヤング」での「天才・秀才・ばか」のコーナーだ。

 このコーナーは、MCの谷村とばんばひろふみが、リスナーから募った面白い話を『燃えよドラゴン』(73)のテーマ曲を流しながら紹介し、「天才」「秀才」「バカ」の3段階に分けて採点するというもの。

 圧倒的に下ネタが多く、谷村の癖のある語りとばんば独特の笑い声につられて、深夜であるにもかかわらず、大笑いさせられた。後には書籍化もされている。

 そのおかげで、自分の中では谷村に“スケベなチンペイ兄ちゃん”のイメージがついて、以後真面目な歌や壮大な歌を歌っている時も、妙な感じがしたものだった。歌ではなく、こんな話題で振り返るのはちと不謹慎か。否、これも彼の愛すべき一面であるには違いない。

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「前橋汀子 アフタヌーン・コンサート Vol.19 ベートーベンへのオマージュ」

2023-06-19 09:13:11 | 音楽

 妻に付き合ってサントリーホールで観賞。大迫力、まさに仁王立ちの貫禄の演奏。ピアノはヴァハン・マルディロシアン。

プログラムは、
ベートーベン:「バイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 op.12-1
ベートーベン:「バイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 op.30-2」 「アレキサンダー」
ドビュッシー(ハルトマン編):「亜麻色の髪の乙女」
シャミナード(クライスラー編):「スペインのセレナード」
チャイコフスキー:「感傷的なワルツ」
クライスラー:「中国の太鼓」
クライスラー:「プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ」
ドボルザーク(クライスラー編):「ユーモレスク」
ドビュッシー(ハイフェッツ編):「美しき夕暮れ」
サン=サーンス:「序奏とロンド・カプリチオーソ op.28」

 前半の「ベートーベンのバイオリン・ソナタ」は、初めて聴いたのでちょっと面食らったが、後半は、聴いたことがある曲が多かったので一安心。例えば、「ユーモレスク」のように、たくさんの映画で挿入曲として使われるているものもあった。

 「亜麻色の髪の乙女」はロマンチックな『ジェニイの肖像』(48)で、そしてアンコールの中の「ハンガリー舞曲 第5番」(ブラームス)はチャップリンの『独裁者』(40)のひげそりの名シーンで印象的に使われていたのを思い出した。


『ジェニイの肖像』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1838c657d445ad2ec0035da4681bd152
https://www.youtube.com/watch?v=wdUEyxsOLqI

『独裁者』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/10d758ea7fd15dc202fd7043d5adfec4
https://www.youtube.com/watch?v=qgQGACVlkOk


 映画で流れるクラシックを判別するのは毎度苦労するのだが、すごいサイトを見つけた。

映画に使われたクラシック音楽
https://funakoshiya.net/musik/classics.htm

 

 

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エリック・クラプトン通算100回目の日本武道館公演

2023-05-13 00:36:38 | 音楽

 エリック・クラプトンが、4月に洋楽アーティストとしては初となる通算100回目の日本武道館公演を行った。御年78歳。いやはやすごい。武道館ではないが、クラプトンのコンサートは2回見たことがある。


エリック・クラプトン、デビュー25周年記念ワールド・ツアー(1988.11.2.東京ドーム)

 日本公演に限り、エルトン・ジョンとマーク・ノップラーがスペシャルゲストとして参加。

 東京ドームお得意の大型スクリーンにクラプトンの顔がアップになる(席の都合上、実物は豆粒ほどにしか見えない)。その瞬間、あー随分と老けてしまったという印象を抱かされた。まあ、今回のツアーをデビュー25周年記念と銘打っているのだから、それは当たり前なのだが。そして、相変わらずの素晴らしいギタープレーに感心しながらも、何か寂しさのようなものを感じた。

 それとともに、彼の最近のアルバムをほとんど聴いていない自分としては、「クロスロード」「ホワイト・ルーム」「アイ・ショット・ザ・シェリフ」「レイ・ダウン・サリー」「ワンダフル・トゥナイト」と続いたときはよかったが、新しいなじみのない曲をやられると正直なところ、つらかった。

 また、ゲストで登場したマーク・ノップラも、ダイアー・ストレイツ時代の「悲しきサルタン」ぐらいしか知らないので、ギターのうまさは認めるが、乗り切れなかった。

 それとは対照的だったのが、エルトン・ジョンの存在だった。「キャンドル・イン・ザ・ウインド」「ブルースはお好き?」、懐かしの「ダニエル」…。そしてアンコールの「土曜の夜は僕の生きがい」などに随分救われた気がする。

 してみると、俺のロックに対する熱は、ある時期を境にして時計の針が止まっているのか。コンサートで懐メロが流れるとホッとするようでは駄目。桂文楽じゃないが、「勉強し直してまいります」ということだ。

セットリスト
1.「クロスロード」
2.「ホワイト・ルーム」
3.「アイ・ショット・ザ・シェリフ」
4.「レイ・ダウン・サリー」
5.「ワンダフル・トゥナイト」
6.「ティアリング・アス・アパート」
7.「アフター・ミッドナイト」
8.「マイ・ウェイ・ホーム」
9.「マネー・フォー・ナッシング」(マーク・ノップラー)
10.「キャンドル・イン・ザ・ウインド」(エルトン・ジョン)
11.「ブルースはお好き?」(エルトン・ジョン)
12.「アイ・ドント・ワナ・ゴー・オン」(エルトン・ジョン)
13.「アイム・スティル・スタンディング」(エルトン・ジョン)
14.「ダニエル」(エルトン・ジョン)
15.「コカイン」
16.「いとしのレイラ」
17.「ソリッド・ロック」(マーク・ノップラー)
18.「土曜の夜は僕の生きがい」(エルトン・ジョン)
19.「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」

【今の一言】今から35年前、クラプトンはまだ43歳だったのに、老けたと思っていたのだ。じゃあ、今はどうなんだというと、何だか不思議な感じがする。


ジョージ・ハリスン&エリック・クラプトン日本公演(1991.12.14.東京ドーム)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/06213aae3a3a692681e9145b77f0ee83

【今の一言】久しぶりのコンサートに逡巡するジョージを、クラプトンが「日本なら大丈夫だから」と説得して実現したらしい。

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ドゥービー・ブラザーズ結成50周年

2023-04-18 10:26:26 | 音楽

 ドゥービー・ブラザーズ結成50周年のリユニオン・ツアーが開催中。今回の目玉はトム・ジョンストンとマイケル・マクドナルドの競演。行きたいが値段が高過ぎる…。最後に彼らを見たのはもう30数年前のことになる。


「THE DOOBIE BROTHERS CYCLES」(1989.11.22.代々木オリンピックプール)

 まさに滑り込みで会場に駆け込むと、いきなり「ロッキン・ダウン・ザ・ハイウェイ」が始まった。席の都合上、豆粒ほどにしか見えないが、まさしく歌っているのはトム・ジョンストン率いるドゥービー・ブラザースの面々だ。

 ここから先は、「希望の炎=ジーザス・イズ・ジャスト・オールライト」「ブラック・ウォーター」「ザ・ドクター」「エコーズ・オブ・ラブ」「君の胸に抱かれたい=テイク・ミー・イン・ユア・アームズ」「チャイナ・グローヴ」「ロング・トレイン・ランニン」…と、まさしく怒濤の演奏が続き、あっという間にラストの「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」という感じで大満足。

 最初に、今回の再結成のことを耳にした時は複雑な心境だった。一時期、どっぷりと漬かっていた幻のジョンストン中心のドゥービーが聴けるという喜びと、所詮ソロじゃ食えないから過去の栄光にすがったのか…という思いが半々だったのだ。

 だが、思えばジョンストンのドゥービーからの離脱は、いかにも中途半端な感じがしたし、その後のマイケル・マクドナルドが中心になったドゥービーは、それはそれで楽しませてはもらったのだが、これは別物だと思っていた。加えて、このバンドはあまりにも人の出入りが多過ぎた。

 だから、ジョンストンが自分自身のドゥービー・ブラザースに対して、何らかの決着をつけるための再結成なのだろうと思い込ませて最新アルバム『サイクルズ』を聴いてみたら、1曲目の「ザ・ドクター」のイントロから、マクドナルド以前の、昔ながらのドゥービーの音が聴こえ始めた。

 これが妙にうれしかった。シンセサイザーやコンピューターで作られた音ではなく、ギターをかき鳴らすロックンロールの響きがあった。ワンパターンと笑わば笑え。けれどもちょっと聴いただけで、あー、これはあのバンドの音だと感じられることは、変化の激しい今の世の中では、逆に貴重なのではないかと思う。今回のコンサートは、それを立証してくれた。変わらないことがいいこともあるのだ。


キース・ヌードセンが死んだ(2005.2.10.)

 ドゥービー・ブラザースのドラマー、キース・ヌードセンが亡くなったという。ドゥービーと言えば、メンバーの入れ替わりが激しいバンドで、彼は確か『スタンピード』あたりからの加入だったと思うが定かではない。そしてヌードセンといえば、トム・ジョンストンが抜けた後のライブで「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」のリードボーカルをやっていたような気もするが、これも定かではない。

 昔は、よくジョンストン中心の頃のドゥービーが良くて、マイケル・マクドナルドが中心となった後はどうも…などと言っていたが、実は前期の泥臭いロック調も、後期の洗練されたオシャレなAOR調のどちらもいいわけで、その変わり身の良さがこのバンドのユニークなところだ。

 後は、メンバーの名前も結構ユニーク。まあずっと居続けたパトリック・シモンズは別にしても、ヌードセン、タイラン・ポーター、コーネリアス・バンパス、ジョン・マクフィー、チェット・マクラッケン、それからジェフ・“スカンク”バクスターなんていう愉快な連中が出たり入ったりしていた。今日は久しぶりに彼らの曲を聴いてみようかな。

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嗚呼バート・バカラック

2023-02-10 11:24:24 | 音楽

『アルフィー』(66)

 
主題歌。作詞は盟友ハル・デイビッド。歌はディオンヌ・ワーウィックが有名だが、自分はシラ・ブラックの方が好き。このクリップに映っているピアノと指揮はバカラック。ジョージ・マーティンもちらっと映る。
https://www.youtube.com/watch?v=glpIgnmKrZc

監督はルイス・ギルバート。
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c158e0e77ddb8a68cb6cb061fe40b33e


『明日に向って撃て!』(69)

 

B.J.・トーマスが歌った主題歌「雨にぬれても Raindrops Keep Fallin' on My Head」はもちろん、
https://www.youtube.com/watch?v=mFvqHri0SZI&list=RDmFvqHri0SZI&start_radio=1

ノスタルジックで哀愁に満ちた「捨てた家 Not Goin' Home Anymore」
https://www.youtube.com/watch?v=z9_S411e9RI
https://www.youtube.com/watch?v=4tG2AEbkfxE

スキャットが印象的な「自由への道 South American Getaway」も大好き。
https://www.youtube.com/watch?v=p63dLKuXUXE

『明日に向って撃て!』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d181d2ae2c2593af8e6ac4cf73a058b8


『ミスター・アーサー』(81)(1984.1.24.銀座ロキシー.併映は『白いドレスの女』)

クリストファー・クロスが歌った「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」が有名だが、
https://www.youtube.com/watch?v=ahFVODDcUTM

スティーブン・ビショップが歌った「オンリー・ラヴ」も名曲。
https://www.youtube.com/watch?v=fCmz5vR0_s8

スティーブン・ビショップ
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/54e34a31cce579676a96c2424bafb044


シュレルズ、ビートルズ、カーペンターズらが歌った「ベイビー・イッツ・ユー」

https://www.youtube.com/watch?v=AWUTlM6hz0g


そして名曲中の名曲カーペンターズの「遙かなる影」。これも作詞はハル・デイビッド。

https://www.youtube.com/watch?v=HYnV_pkO-Rw

『バックマン家の人々』ではリック・モラニスが熱唱!
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e556b78b53a95330f24d25ee005b5651


最近では『ラストナイト・イン・ソーホー』で何曲かバカラックの曲が流れた。
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8339f52aa2941c8f23b013b5fb807e30


バカラックの最初の妻はアンジー・デイキンソンだ。

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第26回 年末恒例 蒲田温泉ライブ「王様」

2022-12-04 21:43:11 | 音楽

 ロックの名曲を日本語に翻訳して歌い続ける伝説のロッカー&ギタリスト「王様」の「蒲田温泉ライブ」を、妻に誘われて聴きに行った。地元で行われたライブ以来、約12年ぶりの再会だったが、ギターテクニックも歌声も全く衰えを知らず、驚くとともに感動させられた(何しろ、彼も自分と同学年なのだ)。

 オープニングは、おなじみレッドツェッペリンの「移民の歌」。そしてヴァン・ヘイレンの「ピョン」、ボストンの「感覚以上」、キッスの 「踊るデトロイト」…などなど。命日が近いジョン・レノンの「想像してごらん」から「幸せなクリスマス」は感動的ですらあった。

 で、ラストは「燃えろ」「高速道路の星」「湖上の煙」とディープパープル三連発! 間のトークも楽しく、あっという間の2時間だった。帰りに温泉(といっても銭湯だが)にも入れて、楽しいひと時を過ごすことができた。

http://www.osama.co.jp/web/tower/new/kamataonsen_2021.html


「水元フェスタ・2010 in 東京・葛飾」王様ライブ(2010.10.24.)

「昨日」「助けて」「なすがままに」(カブトムシメドレー) 
「葉っぱちゃん」
「高速道路の星~黒い夜」(深紫伝説)
「移民の歌」
「万の土になった~お墓参りに行こう~」
「想像してごらん」
「ピョン」

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フリートウッド・マック『噂』

2022-12-02 11:19:52 | 音楽

 フリートウッド・マックは、同時代の多くのロックバンド同様、メンバーの出入りが激しいバンドだった。

 自分がよく聴いていたのは、スティービー・ニックス(ボーカル)、リンジー・バッキンガム(ギター・ボーカル)、亡くなったクリスティン・マクビー(キーボード・ボーカル)、ジョン・マクビー(ベース)、ミック・フリートウッド(ドラム)という布陣だった、70年代後半から80年代初期にかけての頃だ。

 で、やっぱり彼らを代表するアルバムは、77年の『噂』だろう(これで「Rumours」の意味を覚えた)。自分は、「ドリームス」「ドント・ストップ」(後にビル・クリントンがテーマ曲として使用した)「オウン・ウェイ」「ソングバード」と続くA面が好きだった。

 後から知ったのだが、このアルバムの頃、メンバー内では、離婚あり、三角関係ありの泥沼状態で、それぞれがその状況を吐露するような曲を作った結果、素晴らしいアルバムが出来上がったというのだから、皮肉なものである。

 当時はMVなどなかったので、写真だけ見て、スティービー・ニックスよりもクリスティン・マクビーの方が美人だななんて、単純に思っていたが、実は、アルバムタイトルの『噂』も、ミックとニックスが映ったジャケットの写真も意味深だったのだ。

 そのほか、『ミラージュ』(82)からシングルカットされた「ホールド・ミー」という曲が、やけに好きだった。

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