田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

【ライブリポート】「スター・ウォーズ in コンサート」

2018-07-30 18:18:27 | 仕事いろいろ
 「スター・ウォーズ in コンサート」初期3部作プレミア公演をリポート。同コンサートは、映画のせりふや効果音はそのままに、劇中に流れる音楽をフルオーケストラが生演奏するもので、映画をライブ感覚で体験できる。



 この日は、ニコラス・バック指揮の東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で、『スター・ウォーズ』シリーズの原点である旧3部作の『新たなる希望』『帝国の逆襲』『ジェダイの帰還』が上映された。

詳細は↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/feature/1158567
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【ほぼ週刊映画コラム】『インクレディブル・ファミリー』

2018-07-28 13:30:51 | ほぼ週刊映画コラム
エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は

ヒーローもつらいよ
『インクレディブル・ファミリー』



詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1158311
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『インクレディブル・ファミリー』ブラッド・バード監督

2018-07-27 08:29:38 | 仕事いろいろ
 『インクレディブル・ファミリー』のブラッド・バード監督にインタビュー取材。彼の脚本デビュー作『ニューヨーク東8番街の奇跡』(87)が、ちょっとフランク・キャプラっぽくて好きだった覚えがある。



 「今回は、スーパーヒーローというレンズを通して、誰もが知っている家族というコンセプトを掘り下げる、また逆に、家族を通してスーパーヒーローを描く、そのどちらもが面白いと思った」という。

 詳細は後ほど。
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『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』

2018-07-24 19:09:20 | 新作映画を見てみた
 ABBAのヒット曲をちりばめたミュージカルの10年ぶりの続編。



 娘のソフィ(アマンダ・セイフライド)がギリシャの島にホテルを開業する現在と、若き日の母のドナ(リリー・ジェームズ)とソフィの3人の父親候補が出会う過去を交錯させて描く。

 ジェームズはなかなかチャーミングで頑張ってはいるが、若きドナの行状は笑うに笑えないし、全体的に緩くて雑な作りが目につく。加えて、どう考えてもシェールがストリープの母親というのは変でしょ。

 見どころは、現在と過去のダブルキャストが一堂に会するフィナーレの歌と踊りだが、悪乗りふうに感じるところもある。
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『映画の森』「2018年7月の映画」

2018-07-21 16:06:52 | 映画の森
共同通信社が発行する週刊誌『Kyoudo Weekly』(共同ウイークリー)7月23日号で、
『映画の森』と題したコラムページに「7月の映画」として5本を紹介。
独断と偏見による五つ星満点で評価した。

ラインアップは

あくまで別物として楽しむべき『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』☆☆☆
実在の外交官の知られざる事実とは『返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す』☆☆☆
オリジナルへの回帰的な側面も『ジュラシック・ワールド/炎の王国』☆☆☆
老ミュージシャンたちのその後は…『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ☆アディオス』☆☆
不思議な庭での時空を超えた冒険『未来のミライ』☆☆☆

クリックすると拡大します↓





WEB版はこちら↓
https://www.kyodo.co.jp/national-culture/2018-08-02_1851982/
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【ほぼ週刊映画コラム】『未来のミライ』

2018-07-21 15:35:33 | ほぼ週刊映画コラム
エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は

家族の絆について改めて考えてみたくなる
『未来のミライ』




詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1157662

「うたのきしゃ」
https://www.youtube.com/watch?v=Owpr-rd4xeM
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桁外れの脚本家、橋本忍

2018-07-20 08:52:59 | 映画いろいろ
脚本家の橋本忍が亡くなった。100歳というから大往生である。



 橋本脚本といえば、まずは、『羅生門』(50)『生きる』(52)『七人の侍』(54)『生きものの記録』(55)『蜘蛛巣城』(57)『隠し砦の三悪人』(58)『悪い奴ほどよく眠る』(60)『どですかでん』(70)と、計8本の黒澤明監督作が挙がるだろう。

 脚本の師匠である伊丹万作への敬愛、黒澤への愛憎がにじみ出た著書『複眼の映像 私と黒澤明』は、黒澤、橋本、小国英雄、菊島隆三らによる、壮絶なまでの脚本作りの現場が紙上で再現されており、興味深く読んだ。特に、自分が『羅生門』のラストに抱いた違和感に対する答えとも取れる記述があり、胸のつかえが下りた。

 そして、もし『影武者』(80)が当初の予定通りに、監督黒澤明、脚本橋本忍、撮影宮川一夫、音楽佐藤勝、主演勝新太郎、若山富三郎で撮られていたら…とよく夢想したものだが、この本を読むと、それは初めから実現不可能だったことがよく分かり切なくなった覚えがある。

 次は、『張込み』(58)『黒い画集 あるサラリーマンの証言』(60)『ゼロの焦点』(61)『霧の旗』(65)『影の車』(70)『砂の器』(74)と続いた松本清張原作の脚本化がある。中には大胆に改変し、原作を超えたと思えるものも少なくない。

 その流れは、『真昼の暗黒』(56)『白い巨塔』(66)『日本のいちばん長い日』(67)『首』(68)といった社会派や実録映画にも通じるものがあるだろう。

 また、『切腹』(62)『仇討』(64)『侍』(65)『大菩薩峠』(66)『上意討ち 拝領妻始末』(67)では、時代劇の中に、現代にも通じる“不条理”を描き込んだ。他に正統派の『風林火山』(69)もある。

 後年は、『日本沈没』(73)『八甲田山』(77)『八つ墓村』(77)といった大作を手掛け、それぞれの奥に、民族論、自然の脅威、血の怨念といったテーマを潜ませた。

 こうして並べてみると、改めて、桁外れの脚本家だったんだなあと思う。学生の頃、ちょっとシナリオをかじった際に、テレビドラマ「私は貝になりたい」(58)の脚本を教材として読んだことも懐かしい。

折しも、国立映画アーカイブで『羅生門』『蜘蛛巣城』『隠し砦の三悪人』などが上映される。
http://www.nfaj.go.jp/exhibition/essential201807/
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『オーシャンズ8』

2018-07-19 08:46:49 | 新作映画を見てみた
オーシャンズの女性版



 緻密な計画を基に、それぞれのメンバーが得意技を駆使して強盗を行う犯罪チーム、オーシャンズ。今回は、リーダーのダニー(ジョージ・クルーニー)の妹のデビー(サンドラ・ブロック)が新チームを結成し、総額1億5千万ドルの宝石を狙う。

 人気シリーズのスピンオフ的な作品で、メンバーは全て女性というところがミソ。女性が強くなった今の時代に、出るべくして出てきた映画という感じもする。ドイツ育ちのブロックが流暢なドイツ語を操り、貫禄十分のケイト・ブランシェット、怪優ヘレナ・ボナム・カーター、黒人、アジア系などのメンバーを率いる。ターゲットはアン・ハサウェイ。こうした個性的なメンバーが集う、集団劇としての面白さは過去のシリーズを踏襲している。シリーズとの“つなぎ役”として、エリオット・グールドがちらりと顔を見せるのも楽しい。

 監督はスティーブン・ソダーバーグではなく、『ビッグ』(88)『デーヴ』(93)の脚本を書き、『シービスケット』(03)を監督したゲイリー・ロスが担当。そのロスは、ハートウォームなドラマやアメリカンドリームを描いてきたが、女性を主人公にした『ハンガー・ゲーム』(12)から作風がハードなものに変化した。今回は、両方の要素が生かされたとも言えるだろう。

 また“女性が主役の映画”ということで、オリビア・ミルチと共同で脚本を書いている。それ故、この映画では、女性の視点や考え方、興味の対象などを、如実に反映することができたのではないだろうか。ロスが女性と共同で脚本を書いたのは、『ビッグ』のアン・スピルバーグ以来のことだという。
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『ミッション:インポッシブル フォールアウト』

2018-07-18 12:10:07 | 新作映画を見てみた
何があっても、イーサンはイーサンだ!



 アメリカの秘密機関IMFのエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)は、盗まれた三つのプルトニウムの回収に失敗。裏組織が目論む“同時核爆発”を阻止するため、プルトニウムの奪還に挑む。だから副題が「fallout=放射性降下物」なんだな。シリーズ第6作。監督はクリストファー・マッカリーが続投し、スーパーマンのヘンリー・カビルが参戦した。

 前半は、説明が多く、多少もたつくところもあるが、後半のアクションの加速度はすさまじいばかり。クルーズはほぼ同年代なだけに、その全力疾走を見るだけでも口あんぐり状態なのだが、今回も、ハイロー・ジャンプ、ビル・ジャンプ、ヘリコプターアクション、断崖絶壁でのアクションなど、壮絶な体技を披露する。それらがあまりにもすご過ぎて、思わず笑ってしまうほど。

 映画が終わった後で、隣の男性が「疲れた」と一言。約2時間半、目まぐるしいアクションの連続は、確かに見ていて疲れる。

 でも、ヴィング・レイムス演じるルーサーのセリフじゃないが、「何があっても、イーサンはイーサンだ!」と言われたら、もはや返す言葉はない。好きにしてくださいという感じだ。で、今年の夏もイーサン対恐竜なんだな。
 
前回の“対決”についてのコラムは↓
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f3086e110eeda2a94ee6ec209af19544

来日会見の模様は↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1157294
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【インタビュー】「西郷どん」ほか 堀井新太

2018-07-17 17:30:06 | インタビュー



村田新八を演じている若手俳優にインタビュー。「新八は“弟キャラ”なのでかわいい感じも少し入れています」とのこと。

https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1157123

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