田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

「BSシネマ」『バッテリー』

2023-07-31 06:02:26 | ブラウン管の映画館

『バッテリー』(07)

 中学入学を控えた春休み、原田巧(林遣都)は、祖父(菅原文太)の住む岡山に引っ越してきた。巧は少年野球のスター投手だったが、両親(岸谷五朗、天海祐希)は病弱な弟の世話ばかりしていて、孤独を感じていた。

 そんな中、巧は同級生のキャッチャー永倉豪(山田健太)と出会いバッテリーを組むことを決意。だが、2人が入部した野球部は、阿藤監督(塩見三省)のもと、徹底した管理野球が行われていた。あさのあつこのベストセラー小説を滝田洋二郎監督が映画化した青春映画。


『風が強く吹いている』(09)林遣都
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/cc121b1615249ec7de2ebac143c22057

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ムービープラス『タワーリング・インフェルノ』

2023-07-30 15:14:42 | ブラウン管の映画館

「BSシネマ」『タワーリング・インフェルノ』

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/de80b642acfa71e5c909659afe1fc6a2


NHK BS「ポール・ニューマン追悼特集」(2008.12.3.)

 ポール・ニューマンが乗るヘリコプターをバックにジョン・ウィリアムス作曲のテーマ曲が流れるオープニングを見るだけでもうワクワクしてくる。今時こんなに興奮させてくれる映画はない。そしてすべての要素が出揃ったところでの真打ちスティーブ・マックィーンの登場。カッコいい! マックィーンとニューマンには、ハードとソフトなヒーローという対象の妙がある。

 踊らなくても粋なアステア、いい奴O・J・シンプソン、ひとり憎まれ役のリチャード・チェンバレン…、ただのスター顔見世映画にしなかった監督ジョン・ギラーミンの腕はもっと評価されても良かったのではないかと思うが、やっぱりこの映画は『ポセイドン・アドベンチャー』(72)に続くプロデューサー、アーウィン・アレンの力業によるところが大きいと思う。

 フレッド・コーネカンプ、ジョセフ・バイロックという2人の名カメラマンによる撮影、CGにはない味わいを持ったL・B・アボットの特撮も見事。悲しいかな超高層ビルの火災、偽装建築などは今にも十分通じるテーマである。


【今の一言】久しぶりにこの映画を見ながら、妻と「もし今リメークするとしたら、誰が適役か」と話したが、誰も浮かんでこなかった。マックィーンやニューマンに匹敵する俳優がいないと思うからだが、それは老人の戯言か…。

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『ブギーマン』

2023-07-29 12:35:03 | 新作映画を見てみた

『ブギーマン』(2023.7.28.ディズニー試写室)

 母が交通事故死したショックから立ち直れずにいる女子高生のセイディ(ソフィー・サッチャー)と幼い妹のソーヤー(ビビアン・ライラ・ブレア)。セラピストである父ウィル(クリス・メッシーナ)もまた、妻を亡くした悲しみにとらわれ娘たちと向き合えずにいた。

 ある日、ソーヤーが家の中で怪しい“何か”を目撃するが、セイディはまともに取りあわない。一方、ウィルのもとにレスターと名乗る謎の男が現れ、奇怪な告白をした後自殺する。そして姉妹を“何か”が襲い始める。

 スティーブン・キングが欧米の昔話に登場する恐怖の存在「ブギーマン」を題材にした短編を原作に、得体の知れない何かに狙われる家族の恐怖を描いたサスペンスホラー。監督は『ズーム/見えない参加者』(20)のロブ・サベッジ。

 「ハロウィン」シリーズに登場する殺人鬼も“ブギーマン”と呼ばれていたが、要は子どもたちが信じる怪物や幽霊の総称のようだ。今回は、悲しみやトラウマを抱えた家族(家)に謎の怪物が取りつくというもの。

 暗闇と光や炎を対比させる映像表現や色遣いは面白いが、あまり怖くはない。それは演出に間延びしたところがあり、人物描写も雑だから、緊張感に欠け、しらけた気分になるからだろう。だいたい、大人たち(特に父親)が皆無能で、見ながら、思わず「おいおい…」と突っ込みを入れたくなるほどだった。

 さて、アメリカの家は広くて大きいから、こうした話も成立するのだろうが、欧米に比べて住宅事情の悪い日本では、どこか遠い話のように感じてしまうところもあった。


『ズーム/見えない参加者』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4f418c0f6872baeb1c59ffb3962b89bc

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【ほぼ週刊映画コラム】『コンサート・フォー・ジョージ』

2023-07-28 08:55:00 | ほぼ週刊映画コラム

共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は
映画館の大きなスクリーンと優れた音響で体感してほしい『コンサート・フォー・ジョージ』

詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1397877

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「BSシネマ」『スラムドッグ&ミリオネア』

2023-07-28 07:03:59 | ブラウン管の映画館

『スラムドッグ&ミリオネア』(08)

 

 人気クイズ番組に出演したジャマール(デーブ・パテル)は、次々に難問をクリアし、あと1問正解すれば、番組史上最高の賞金を獲得するというところで、不正の嫌疑で警察に連行されてしまう。スラム街で育ったジャマールの波乱の半生とは…。監督はイギリス出身のダニー・ボイル。



『ミリオンダラー・アーム』 
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1f9e34039018348ebfe6603b67004b7b

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「午後のロードショー」『メン・イン・ブラック』

2023-07-28 06:30:49 | ブラウン管の映画館

『メン・イン・ブラック』(97)

SFXの担い手も一種の創造主
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/42c4f8a1b128d89d72dfd3ab0e58eae3

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「BSシネマ」『燃える平原児』

2023-07-28 06:23:46 | ブラウン管の映画館

『燃える平原児』(60)(1973.12.7.ゴールデン洋画劇場)

 牧場主のバートン(ジョン・マッキンタイア)は、長男のクリント(スティーヴ・フォレスト)と先住民の後妻ネディ(ドロレス・デル・リオ)、ネディとの間に生まれた次男のペイサー(エルビス・プレスリー)の4人で幸せに暮らしていたが、ある日、クリントの友人が先住民に惨殺されてしまう。エルビスは人種間の争いに苦悩するペイサーを熱演、その演技が高く評価された。

 白人と先住民の争いに巻き込まれる牧場一家の悲劇をドン・シーゲル監督が描いた西部劇。先に公開された『エルヴィス』で、彼がジェームズ・ディーンに憧れ、アクターになりたがっていたことを知った。この映画のことを考えると、なれる可能性もあったと思わされ、複雑な気持ちになる。


ビデオ通話で西部劇談議『燃える平原児』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c485d3ff8979971b9db832adcd8fe863

『エルヴィス・プレスリー:ザ・サーチャー~キング・オブ・ロックの魂の記録~』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ee032b421a9f92228b0bd080a80a7aa3

『エルヴィス』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a3159ead4ad48baea9bfd981301e697e

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『おとなのデジタルTVナビ』2023.9月号「戦慄のホラーMOVIE」

2023-07-27 12:42:54 | おとなのデジタルTVナビ

『おとなのデジタルTVナビ』(2023.9月号)

「戦慄のホラーMOVIE」


「劇場へ行こう!」(新作映画紹介)


「BS松竹東急」


「BS&CS(TV初放送)」((終戦の日記念)

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「BSシネマ」『スパルタカス』

2023-07-27 06:23:36 | ブラウン管の映画館

『スパルタカス』(60)

ヘビー級の俳優たちの演技合戦と一級品のスタッフたちの仕事
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/49c7a16b3c2ee91137162fc74804055b

『スパルタカス』と『グラディエーター』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a003fad6a0b66f15955f4832e97e7824

とうとうカーク・ダグラスが…
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/395f1d662a6a0a11ac10d2f7a89ad1a5

『猿の惑星: 創世記(ジェネシス)』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f796234147ae6cb856a7a6e004df0394

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「午後のロードショー」『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

2023-07-26 06:23:15 | ブラウン管の映画館

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(14)

映画の“撮り直し”を生かした
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7a83ff58615bc68318daa578f6911bb8

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