キュートなバアサンになるために

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『虹色ほたる~永遠の夏休み』

2012-05-23 23:39:11 | 映画
公式サイト

 映画館で予告編を観て 行ってみようかな、くらいの気持ちで観に行きました。

今の時期、たくさん観たい映画が多いのですが この映画はわりと早く終わっちゃうような気がして・・・

 この映画製作には東映の強い想いがこもっているようです。

 年代的に東映の子ども向け映画といえば『東映マンガまつり』(?)というイメージが強い私ですが テレビの人気アニメとタイアップをせず 約30年ぶりにオリジナル映画として作られたのがこの『虹色ほたる』なのだそうです。

 言われてみれば たしかにジブリや他のアニメプロダクションの映画とはひと味違った雰囲気のある映画でした。
 さすがに東映のアニメ映画第一作『白蛇抄』は劇場で観たことはないのですが テレビか何かで一部を観たことがあります。
 作品に流れている何かバックボーンみたいなものが『白蛇抄』と同じ性質のような気がします。

 内容は 父の死を受け入れられない少年が夏休みに父の思い出を探しに出かけたところで1977年にタイムスリップをしてしまい、多くの温かな出会いを経験してひと夏を過ごす、といった感じの話なのですが・・・

 内容はともかく、まず絵に違和感をもちました。

う~ん、どう表現したらいいかしら?

 昔テレビで放映されていた『まんが日本昔ばなし』のアニメーションにこんなタッチのアニメがありました。
 ジブリなどの3次元にすごく近いような綺麗でかわいらしい絵ではなく 絵が簡略化されているというか・・・絵画っぽいというか・・・
 分かりにくいけど 昔の水木しげるさんの漫画『ゲゲゲの鬼太郎』っぽい雰囲気というか・・・(テレビアニメではなく本の方です。)

 背景はステキだったのですが主人公たちの足とかがすっと線で描かれてそこに色を乗せた感じだったりして ちょっと慣れるまで時間がかかりました。

 それでも もちろん楽しめる作品でした。

しかし、1977年に生きていた私としては あそこまで古臭い時代じゃなかった、と思うのですがいかがでしょう?

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