多摩てばこ通信

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思い出のアルバム(その7)

2023年09月30日 | Weblog
「アルバート・ハモンド」 グレーテスト・ヒッツ 1981年

常に第一線で大ヒットを連発してきたとは言えないけど、アルバート・ハモンドは当時それなりに有名であった。「カリフォルニアの青い空」It Never Rains In Southern California (1971年)は全米でミリオンセラーを記録した。南カリフォルニアを思い起こさせるさわやかなメロディー。(私は行ったことはないが) なつかしさと切なさが入り交じった青春の一コマ。人々の思いの中に息づくリズムを感じさせる、そのような曲だ。
アメリカでは、ご当地ソング、カリフォルニアやサンフランシスコの曲が多い。古くはスコット・マッケンジーの「花のサンフランシスコ」、他に「思い出のサンフランシスコ」やそして「ホテル・カリフォルニア」など。特に気候から明るいイメージがあるが、「カリフォルニアの青い空」は曲のさわやかさに対して詞は暗い。
イギリス出身のシンガーソングライターの彼は、若い頃結構苦労をしている。その一端が詞に表れているのかも知れない。アルバムからもう一曲、「落ち葉のコンチェルト」は日本人好みだ。またカーペンターズやアート・ガーファンクルにも楽曲を提供している。今の若い人達は知らない人が多いかも知れないが、決して色褪せない名曲だ。

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