多摩てばこ通信

食べもの、祭り、テニス、お酒、こだわりものを中心とした情報発信とひとりごと

最近読んだ本(その29)

2013年06月29日 | Weblog
最近読んだ本から
「戦後史の正体」孫崎 享著 創元社
一言で言えば良書である。戦後の政治史をアメリカから距離を置く自主路線でいくか、追従でいくかの方針観点で解説している。政治だけでなく日本全体に影響が及び、戦後の歴史が良くわかる。目から鱗のとはこの本の読後感、最近のニュースも裏が読めるようになった。
「『本当のこと』を伝えない日本の新聞」マーティン・ファクラー著 双葉新書
大手マスコミの酷さは今更と言う感じであり、著者のニューヨークタイムズ東京支局長の言葉を借りるまでもないが、改めて呆れる。記者クラブを通した偏った報道はもはや信じない人も多いが、それでも騙されていると思っていない鈍感な人もいる。新聞は報道紙ではなく広告紙と思えばいいが。責任感もなければ偏っていることにも気がつかないんだろうなあ。日本にジャーナリズムは無いのか。
それにしても日本外国特派員協会は面白い。私も何度かランチを食べに行ったが隣で時の有名人のインタビューを行なっていた時もあった。良い偏りか、本当の報道を垣間見る想いだった。

最近読んだ本(その28)

2013年06月09日 | Weblog
最近読んだ本から
「旅猫リポート」有川 浩著 文藝春秋
我輩は猫である。名前はナナである。元野良猫。そんな猫が主人公の心あたたまる話。そのうち映画化されそう。「阪急電車」のような清々しい気持にさせられる。
「人生はワンチャンス!」水野敬也・長沼直樹著 文響社
こちらは犬の本。しかも写真集と言っていい。格言も為になるし一石二鳥。一応売れているよう。犬の写真がたまらなく面白い。時々本を見ては笑っている。人が側に居るときは注意したほうがいい。
「神戸ルール~KOBEライフを楽しむための49のルール」都市生活研究プロジェクト著 中経出版
いま神戸で売れている「神戸あるある」である。先月帰省時に買った。明石東部も神戸圏なのであるあるが多い。
昼間は大阪の会社で大阪弁を使い、家に帰ったら神戸弁を使う。一応タイガースファン!?。一応たこ焼きは作れる。「関西電気保安協会」を正確にハモれる(大阪人も可能)。山が無いと道に迷う(神戸人だけか)…。