最近読んだ本から
「ツナグ」辻村 深月著 新潮文庫
ベストセラー、映画も公開され話題中。生きている人が望む死者との一度限りの面会を主人公の使者(ツナグ)が引き受ける。それぞれの依頼人にとって再会を望む状況は異なるが登場人物の立場になって珍しく一気に読んでしまう。現実にはあり得ないがあなたなら誰を依頼しますか的な親近感が好まれるのだろう。映画も良く出来ているらしい。
「往復書簡」湊 かなえ著 幻冬舎
本の中の「二十年後の宿題」が吉永小百合主演の映画「北のカナリアたち」の原作になって話題に。ただし映画のストーリーは大分違うらしい。手紙のやり取りの中で過去の隠された事実が明らかになって来るという手法。携帯全盛時代に手紙のやり取りという意外性、謎が少しづつ解き明かされる推理小説風が上手い。映画とタイアップしなくても読み応えある。
「ゆれる」西川 美和著 ポプラ社
かつて話題になった映画の監督による書き下ろし。映画の方はかなり良く出来ていて評価が高かった。兄と弟、ある事件を機に「ゆれる」二人の葛藤。う~ん感想表現が難しい。
「ツナグ」辻村 深月著 新潮文庫
ベストセラー、映画も公開され話題中。生きている人が望む死者との一度限りの面会を主人公の使者(ツナグ)が引き受ける。それぞれの依頼人にとって再会を望む状況は異なるが登場人物の立場になって珍しく一気に読んでしまう。現実にはあり得ないがあなたなら誰を依頼しますか的な親近感が好まれるのだろう。映画も良く出来ているらしい。
「往復書簡」湊 かなえ著 幻冬舎
本の中の「二十年後の宿題」が吉永小百合主演の映画「北のカナリアたち」の原作になって話題に。ただし映画のストーリーは大分違うらしい。手紙のやり取りの中で過去の隠された事実が明らかになって来るという手法。携帯全盛時代に手紙のやり取りという意外性、謎が少しづつ解き明かされる推理小説風が上手い。映画とタイアップしなくても読み応えある。
「ゆれる」西川 美和著 ポプラ社
かつて話題になった映画の監督による書き下ろし。映画の方はかなり良く出来ていて評価が高かった。兄と弟、ある事件を機に「ゆれる」二人の葛藤。う~ん感想表現が難しい。