多摩てばこ通信

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最近読んだ本(その44)

2015年06月13日 | Weblog
最近読んだ本から
「漂流郵便局~届け先のわからない手紙、預ります」久保田 沙耶著 小学館
実在する郵便局の話。香川県三豊市詫間町粟島、瀬戸内海に浮かぶ小さなスクリュー型の島。そこに届け先のわからない手紙を預ってくれる郵便局がある。中田局長と久保田局員がいる。局留めにすればいい。宛名は「いつかのどこかの誰かさん」でいい。ある人は亡くなられた身内へ、またある人は未来の自分へ、またある人は架空の人物へ送る。テレビ放映もされ、訪問する人も多いという。夢のような郵便局だ。
「思い出のとき修理します」1~3 谷 瑞恵著 集英社文庫
こちらはフィクション。シリーズも3冊目まで来た。心暖まるいい話が多く、読者を飽きさせない。とある町の時計店。ウィンドウのプレートに「~の時 修理します」の文字が。色々な過去を抱えた人達が登場する。思い出は修理出来ないけど、思い出に対峙する気持は修復できそう。それが未来に繋がっている。

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