ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

支援金とボランティア

2011-03-16 15:33:58 | 時事(国内)
被災地への義援金の募金活動などが様々なところで行われている。

街角や商店などが主だが、この度、うちの店でもテナントビルの要請で、
募金活動をすることになった。いつも、この手の募金には10円~50円
程度しか入れた事がないのだが、今回は奮発していつもの数十倍の金額を
入れた。(小さな話である)

しかし、ユニクロは凄い。社長の柳井氏は個人的に10億円である。
他にも会社名義で数億円単位での義援金だ。なんて社会的貢献度の高い
企業なのだろう。果たして、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏はどうし
たのか?きっと今頃は50億にしようか、100億にしようか、思案中
なのかもしれない。どーんと気前よく期待したところである。

また、海外からも支援金が集まりつつあるようだ。意外なのが、アフガニ
スタンのカンダハール市から400万円ほどの支援も来たとのこと。
アフガニスタンと言えば、ソ連が侵攻してきた30年ほど前から、内戦
で国中、被災地だらけである。自国の国が復興など望むべくもない中での
支援金は、ありがたく気持ちだけ頂いておいて、返却しても良いような気
がする。

今後は、支援金だけでなく人もまた、官民問わずボランティアとして現地
入りすることだろう。

しかし、田中康夫は行かなくていい。

ボランティアを商売や政治活動にするやつは、純粋なボランティアではない
からである。

復興に際しては、インフラの整備にかかる時間が大問題となるだろう。
特に電気は、貯蓄したり輸入したりできないし、糸魚川を境に周波数が
異なるので、西からは大量に送電できないなどの理由もあるそうだ。

とにかく東芝や日立などの原発メーカーは、仮設でいいから周波数変電所
を作って早めに対応しないといけないような気がする。

また、この度、節電啓発担当大臣など訳の分からない大臣になった蓮舫氏
には、なったからにはチャリンコでも漕いで、少しでも発電に協力してい
ただきたい。

テレビでは「今、私たちに出来ること…」と、しきりに叫ばれているが、
その最たるものは、被災者以外は「みんなでテレビを見ないこと」では
ないだろうか?

これで、計画節電などしなくていいくらいの節電が可能になるのに…?



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N0と言える都民

2011-03-15 12:41:53 | 時事(国内)
テレビ欄の意味が無くなるくらい、地震一色となっている毎日である。
しかし、地震のニュースばかり見ていると、とことんめげてくるばかりだ。

そろそろ、いつもの生活リズムを取り戻さないといけないような気がする。

テレビもそうだろう。

もちろん、被災情報も大事だが、日本中のテレビが地上波も衛星も同じような
ニュースばかり流し続けるのはどうなのか、ちょっと疑問である。
被災状況、安否、避難所情報、原発事情はこの際、日替わりで1社でまとめて
放送してもいいのではないかと思う。

他にもニュースはあるのだ。

リビアはどうした?NZの地震の被害者情報だってあるのではないか?
一般のニュースも知りたいと思っている人もいるはずである。

石原都知事の「天罰」発言。

今後、言い訳に大変だろうが、日本国民を代表して、あんたがひとりで
「天罰」を受けるのが一番である。まったく、政治家の中でもこれだけ
謙虚のない方も今どきめずらしい。しかも、それでもこれだけ人気がある
のだから不思議だ。

新銀行東京の大赤字の責任は一体誰が…。

この方も、そろそろ潮時かもしれないな。

「NOと言える都民」に期待したい。


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メルトダウン

2011-03-14 00:42:03 | 時事(国内)
テレビで被災地の映像を見ていると、同じ日本だとは思えないほどである。

まるで終戦後の焼け野原のカラー映像をみているかのようで、何ともやり
きれなくなる。中でも津波の映像だけは、映画のCGにしか見えず、未だ
実感がわかない。それでも、被害者のインタビューだけは妙に現実的で、
まったく言葉が見つからない。

原発も心配だ。

原子力発電はクリーンエネルギーで国家戦略として輸出が必要だ、といって
いたのは確か、「課長・島耕作」だったと思うが、全くいい加減な奴である。

相当、危険ではないか?

外壁が吹き飛んだ原発の建屋にちゃんと鉄骨の骨組みが残っているのを見て、
原発の外壁って意外にちゃちだったということがわかり、それは、ちょっと
した発見であった。外壁にももう少し力を入れても、良いのではないのか、
という気がしてならない。

「炉心溶融」何て言われてもさっぱりわからないが、1979年にアメリカで
スリーマイル島原子力発電所事故というのがあって、その事故はこの
「炉心溶融」が原因だったそうだ。そしてこれがさらに酷くなったのが、
旧ソ連の「チェルノブイリ」なんだとか。

この事故以来、アメリカでは原発は無くなり、「チェルノブイリ」のあと、
これが原因ではないが、ソ連は、国家そのものが無くなった。

原因はどうであれ、これで原発に対する信頼は失われたような気がしている。
「もう、海外に輸出しよう」といってもどこも買ってくれないだろう。
経産省や重電メーカーは頭を抱えているだろうが、仕方ないというもので
ある。

そんなことよりも、まずは周辺住民の安全の確保だ。

実際は、現在の被害者数の数倍の被害者がいるはずで、さらにこれ以上の
被害者を出さない為にも大変重要なことだと思う次第である。

それでも、時間は掛っても日本は必ず復興するはずである。

そう信じるしかない…。




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無力

2011-03-12 12:00:06 | 時事(国内)
大変な被害である。

想像をはるかに超える被害で、津波に対しては、ほとんど
なすすべがないことがあらためて分かる。行方不明者も、
一体、どれだけいるのだろう?町が全滅しているような
感じのところもある。

とにかく、外国にも救助を要請して、一人でも多くの人を
救っていただきたい。

実家のある埼玉県でも家の塀が崩れたり、少なからず被害
があったようで、電話もなかなか繋がらず、ガスの供給も、
昨日の夕方の時点では止まっていた。

断続的に、余震が続いているのも気になる。
2次災害もちょっと心配である。

今後、広範囲に渡る被災地の復興は、大丈夫なのだろうか?
保険もあまり機能しない可能性があるし、金融機関の負担
も生半可ではないだろう。

つくづく、人間なんて自然の前では無力なんだと思った次第
である。

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いろいろとダメ!

2011-03-11 12:29:02 | 時事(国内)
「沖縄県民は、ごまかしとゆすりの名人だ」とか「満足にゴーヤも作れない」
などと発言した米国の外交官が更迭された。

それ以前にも、この方は「普天間飛行場の周辺に、後から住民が移り住んでき
た…」などと言っていたらしい。それでも奥さんは日本人で、結構、親日家だと
いうから、おそらくは「口は災い…」の方なのだろう。

それでも、めずらしくすぐに謝罪したのは、憲法が変わって「おもやり予算」が
無くなるのはどうしても避けたかったからなのかもしれない。

かと思うと、「竹島の領有権を放棄すべきだ」という文章にサインをした民主党
の国会議員が陳謝したりしている。しかも、謝罪会見のくせに、微妙に切れてい
るのが腹立った。こういう奴は、ひと昔前なら、確実に右翼に殴られていたか、
刺されていただろう。平和になった日本に感謝すべきだ。

これ以外にも、中国にも振り回され、北方領土は返還どころか返って遠ざかり、
日本はもう、いろいろとダメなんじゃないかと、最近、つくづく思う。

かつて清朝が崩壊した直後の中国は、求心力が無くなり、日本を含む当時の列強
国に国土を虫食い状態にされてしまった。時代は違えど、国力の低下は、現在
いけいけの中国や交渉を有利に薦めたいロシアや韓国に、つけ入る隙をどんどん
与えてしまっている。

しかし、日本は民主党でもダメなら、もう、選択の余地がないではないか。

こうなったら、最近、めきめきと購読者数を伸ばしている、赤旗の共産党
にでも、お試しで政権を担わせてはどうだろう…?

それもちょっと、怖いな…。

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カダフィー・ガールズ

2011-03-10 16:28:30 | 時事(海外)
チュニジアの政変のとき、まさかリビアが内戦になってしまうとは
ちょっと想像できなかった。
 
しかし、ここまで来てしまうと、どちらかが倒れるまで内戦は続い
てしまうのかもしれない。双方とも停戦の機会を得たいようだが、
当初の勢いとはうってかわってカダフィ側はしぶとい、一方、反政
府側もカダフィー政権の拠点は、未だ落とせずにいる。フィリピンの
マルコスやルーマニアのチャウシェスクのようにはいかないだろう。
 
カダフィー大佐は他の独裁者に比べるとアピールの上手さと慎重さが
あるような気がする。北朝鮮のように貧富の差を極端に酷くはさせ
ず、資産の独占をやった可能性はあるが人民が一揆を起こさない程
度には還元してきた。また近年の反米路線を改めて中国のような一
部開放的な路線に切り替えた。

もっとも、それが現在起こっているネットを利用した革命勃発のき
っかけになってしまったが…。
 
また、日本の左巻き市民の間では評判は悪いどころか好ましいくら
いである。ピースボートもリビアを訪問してカダフィ大佐と懇親の
機会をもった事がある。
 
おそらく、これはカダフィー大佐がイスラムと社会主義を融合させた
政治体制をしき、女性の社会進出を促進させた功績がイメージアッ
プを果たしていると思われる。
 
現実に周辺アラブ社会の中でリビアは女性の就業率と大学進学率が
極端に高いのである。その象徴なのがカダフィー・ガールズと呼ばれ
る大佐の身辺警護を務める女性兵士たちだ。

一見すると、北の将軍様の「喜び組み」のようにも見えるが、彼の
場合そこまで悪趣味ではない。どちらかというと、容姿端麗の美女
ではなく、軍人らしく屈強な女性を選んだという感じである。また、
カダフィーは、女性のほうが男性より忠誠心が高くて信頼できると
いう理由で女性警護兵に身辺を守らせているそうだ。

もし、近い将来、カダフィー政権が倒れたら、彼女たちはどうなるの
だろう。

仮に数字通り、女性の地位向上が本当にはかられていたとしたら、
たぶん新しい政権では揺り戻しを起こして女性の社会的地位が再び
下がるに違いない。

独裁国家では、政権が転覆すると、一夜にして国のエリートが、最
下層に転落することがある。そんな彼女らは、おそらく気が気でな
い毎日を過しているに違いない。

石油価格も上昇しているし、早いとこ平和に戻ることを期待したい。


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インチキ…。

2011-03-08 15:58:38 | 時事(国内)
昨日の朝日新聞に「交付税受けるのに、なぜ、減税公約できるのか?」
という記事があった。

これは、名古屋市の河村市長に宛てたものだろう…。

地方減税をした名古屋市は「地方交付税」をもらわないと、もはや
行政サービスが保てなくなっている。「地方交付税」は、国から地
方へ、国税の一部を与えるものである。つまり、他の市町村に住む
方々の税金で名古屋市はやっているのである。

にもかかわらず、河村市長は「そんなことは、どうでもええ…」よう
な感じで、ただただ減税だけを訴え続けて、人気者となっているのだ。

本来、名古屋市の借金は、できるだけ名古屋市で努力して返していこ
うとするのが筋だろう。あえて自分のところで減税しておいて、足り
ない分は国から頂いて、というのは、結局、国が借金を重ねることに
なるわけで巡り巡って、同じではないのか?

自らの返済努力を放棄して、他で借金して、市民にはいい顔をする。
結局、河村さんは、自分の出世のことしか考えていないのかもしれない。

聞けば、「未だ、総理大臣になることを諦めてはいない…」そうである。

もしかすると、この減税作戦は、奴が考えた、総理大臣に至るまでの
インチキプロセスの一環なのではないのか。それに私たち名古屋市民は、
目の前の負担が軽減されることだけに目を奪われ、まんまとハマッテし
まったのかもしれない。

とは言っても、今となっては、もはや減税日本の勝利は確実であろう。

奴のほくそ笑んでいる顔が、目に浮かぶ次第である。

今度の選挙は、腹痛と花粉症が酷くて、行けないような気がしている。



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ヒント探し

2011-03-07 14:15:12 | つぶやき
昨日は、新商品のヒントを探しに三重県の亀山へ行ってきた。
前回は、岐阜県の多治見にも行ったな。このところ、そんな
新商品の「ヒント」探しに出歩いている。

どんな業種でもそうだが、今の時代は、絶えず智恵を使い
工夫していかなければ、生き残りは難しいだろう。
いくつかの例外はあると思うが、どんなに良い製品でも、
それが5年も10年も商品としての生命を保てる時代では
ないような気がする。

例え同じ製品でも、より高品質のものをちょっと工夫して
差別化を図っていくようなことをしていかなければ、飽き
られてしまうのは時間の問題だ。

そして、そんなことを打開する為のヒントは、お客さんと
の会話の中にもある。

そして、「こんなの良いなー」と思うようなものがあったら、
まずは「パクる」元へ、「真似る」のだ。
「真似る」ことは、「学ぶ」ことに繫がる。また、ただ真
似るのではなく、ちょっとひと工夫して真似るのも良いだ
ろう。そんなところからも、オリジナルが生まれることだっ
てあるはずだ。

世の中、自分の頭では思いも付かなかったことを、案外、
人はしているものである。

「様々なものを見る」という行為は、つくづく、外に出て
行く大切さを実感するものである。

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世にも奇妙なマラソン大会

2011-03-05 11:06:03 | 
先日、「東京マラソン」が行われ、大盛況だったとその日の
晩のテレビのニュースで知った。優勝した素人ランナーの
男性は、高校の事務職員だったとかで、翌日は大変な話題に
なっていた。

マラソンと言うと、よく「自分との戦いだ!」とか、「完
走後の達成感がたまらない…」などと、前向きでポジティ
ブな言われ方をするが、参加者の数をみると、結構、自分
と戦うことが好きな人が多いのがわかる。
しかし、やはり私は、圧倒的に辛いだけの時間が続くマラ
ソンは嫌いだ。

先月、発売したばかりの高野秀行の新刊「世にも奇妙なマ
ラソン大会」を読んだ。

彼はこの本の中で、「サハラマラソン」に参加する。サハラ
マラソンはその名の通り「サハラ砂漠を走るマラソン」である。

しかもその背景が、また、ちょっと複雑なのだ。走るのは、
アルジェリア領のサハラ砂漠なのだが、そこは、西サハラ
(サハラ・アラブ民主共和国)という現在、モロッコが領有
しているが、ひとつの国として独立運動を展開する西サハラ
の亡命政府であるポリサリオ戦線が主催し、そこにスペイン
を中心とした欧州諸国のNPOなどが協賛して行われている、
マラソン大会なのである。

つまり、国を持たない西サハラがアルジェリアの領土を借りて
西サハラの難民キャンプで行うかなりマイナーなマラソン大会
なのである。それでも欧米と中東、アフリカとおよそ30カ国の
人々が毎年参加している大会だそうだ。

彼は大会以来、初のアジア人参加者として完走するのだが、
大会の背景にある特殊な政治的事情もあって、なかなか興味
深くおもしろかった。

世界にはこの他にも、モンゴルの夜明けから夕暮れまでを走る、
「サンライズ・トゥ・サンセットマラソン」インドのガンジス
川の上流をヨガの行者を見ながら走る「ガンジスマラソン」、
ペンギンが観客になる南極マラソン、キューバの車両規制を
行わずに危険極まりない中を走る、「ハバナマラソン」など
いろいろなマラソン大会があると、この本に書いてあった。

私は、おそらく一生、マラソン大会なるものに参加すること
はないと思うが、もし、参加するなら、異国で行われる、「
世にも奇妙なマラソン大会」がいいな。

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丸儲け

2011-03-04 14:15:25 | 時事(国内)
現在、日本中不景気に喘いでいるが、寺院、つまり坊さんま
で不況に陥っているようである。

主な要因のひとつに「格安霊園」などの登場で、寺から改葬
する人が多く、檀家さんであるお客さんが減っているのだそ
うだ。一般的に日本では、仏教に好意的な人は多いが、寺や
坊主のイメージはすこぶる悪い。

なので、あまり同情はされないだろう…。

以前、旅友に寺の息子がいた。肩書きは「副住職」だった。
当時、彼から、様々な寺の仕事の話を聞いたものである。

基本的に、寺というのは地主が多い。

例外は、もちろんあるが、境内や墓地といった本来必要な部分
以外に寺地という土地を持っている寺が非常に多い。 
そこに、家作を建てて、借地や借家料を取るのである。

普通の坊主だと、まぁこの程度なのだが、さらに欲深くなる
とここに保育所なんかを建てるのだ。

地域によって適用が違うので一概には言えないが、「認可保
育所」になるには社会福祉法人格が必要な場合が多く、寺で
あれば、それに加え宗教法人格も持っている。

「宗教法人」と「社福法人」の2つを持っているということ
はジョーカーを2枚持ってポーカーをやるくらい強い。
つまり、超優遇されているのである。

これで、「巣詰めの涙」ほどの税金しか払わなくて済む、と
なると、まさに「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」である。

しかも認可保育所は、建設費にも運営費にも補助金がたんま
り入るというから、まさに「坊主丸儲け」でもあるのだ。

おそらく、日本の坊さんのイメージが悪いのは、ここらへん
から来ているのではないかと思われる。
だからと言って、結して、全ての坊さんが悪いわけではない。
中には無欲で実直な坊さんもいるだろう。

しかし、傍から見て、明らかに金儲けに走っている寺からは
しっかり税金を頂くべきであるし、何なら坊さんの副業は一切、
禁止でも良いのではないだろうか?

そこらへんもぜひ、蓮舫大臣に仕分けをお願いしたい次第
である。





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