ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

FIRE

2024-05-19 20:41:06 | 時事(国内)
FIRE(ファイア)という言葉あることを最近知った。

もともとアメリカで生まれた新たなライフスタイルのことで、直訳すると経済的な自立と早期退職。つまるところ働かずして暮らしていくこと、セミリタイヤのようなものらしい。早ければ30代くらいである程度の資金を溜めスタートする人もいるんだとか。FIREした人の平均資産はおよそ3000万円。この金額で一体どうやって生涯、働かずして暮らしていけるのかと思うが、その後の生活は様々で投資などの資産運用で暮らす人、わずかなバイトをしたりと皆、それぞれ。節約してやりくりという人も案外多いんだとか。

やりたいことや目的意識のある人にとっては賢い生き方かもしれないが、資産運用による不労所得と節約による生活は、多くの人にとって現実的ではないような気もする。経済的自立を達成することは素晴らしいが、早期退職後の生活が本当に充実しているかどうかは、個々の価値観と生活の目的によって異なるはずだ。それでも面白い生き方のひとつであることには間違いない。仕事が嫌いな人、働くのが苦手な人、ある意味、社会的不適合者と呼ばれるダメ人間的な人にとっては理想に近い暮らし方だと思う。また何よりも社会からのストレスを受けにくいのが良い。基本は独身者であまり人に関わりたくない人にも向いている。意外とダラダラ過ごしたいだけな人には向かないかも。すぐに飽きてしまいそうだ。

私自身、向いているのかどうか、やってみないとわからないが、やってみる自由すらないのが現実。家庭を持てば責任が生まれる。放棄することも出来るが良心の呵責に苦しむことになり、それがストレスを生んでしまうだろう。もし来世があり、再び人間に生まれてくることがあれば、今度は一生独身でいようと心の底で思っている。と言っても、別に家庭を持つことが楽しくない訳ではないし、それほど苦痛なわけでもない。人並みに家庭の良さも理解しているつもりだ。

けれど今度は自分の為だけに、可能な限り好きなことだけをして生きてみたい。誰にも縛られず、いや親や兄弟はいるかもしれないから完全な自由はないのか。それでも独りは限りなく自由のはずだ。そこにそれほど大きな額でなくても良いから不労所得があればそれ以外に望むものはない。仕事は週2くらいで充分。家でできるものがベストだ。人とかかわるのは最小限で良い。けれど健康的や食事や運動にも心がける。頻繁に旅にも出かける。孤独の寂しさを想像して、悲観にくれる人もいるかもしれないが、そこはクリアできそうな気がする。

まぁ、想像上の話である。

それにしても、FIRE。

ちょっと憧れる。

このところ体が軽くて、ついつい走り過ぎてしまう。
昨日は9キロ!、その前は8キロ!

で、今日その負担が一気にやってきたような…。

やはり寄る年波には勝てないな。

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