ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

カダフィー・ガールズ

2011-03-10 16:28:30 | 時事(海外)
チュニジアの政変のとき、まさかリビアが内戦になってしまうとは
ちょっと想像できなかった。
 
しかし、ここまで来てしまうと、どちらかが倒れるまで内戦は続い
てしまうのかもしれない。双方とも停戦の機会を得たいようだが、
当初の勢いとはうってかわってカダフィ側はしぶとい、一方、反政
府側もカダフィー政権の拠点は、未だ落とせずにいる。フィリピンの
マルコスやルーマニアのチャウシェスクのようにはいかないだろう。
 
カダフィー大佐は他の独裁者に比べるとアピールの上手さと慎重さが
あるような気がする。北朝鮮のように貧富の差を極端に酷くはさせ
ず、資産の独占をやった可能性はあるが人民が一揆を起こさない程
度には還元してきた。また近年の反米路線を改めて中国のような一
部開放的な路線に切り替えた。

もっとも、それが現在起こっているネットを利用した革命勃発のき
っかけになってしまったが…。
 
また、日本の左巻き市民の間では評判は悪いどころか好ましいくら
いである。ピースボートもリビアを訪問してカダフィ大佐と懇親の
機会をもった事がある。
 
おそらく、これはカダフィー大佐がイスラムと社会主義を融合させた
政治体制をしき、女性の社会進出を促進させた功績がイメージアッ
プを果たしていると思われる。
 
現実に周辺アラブ社会の中でリビアは女性の就業率と大学進学率が
極端に高いのである。その象徴なのがカダフィー・ガールズと呼ばれ
る大佐の身辺警護を務める女性兵士たちだ。

一見すると、北の将軍様の「喜び組み」のようにも見えるが、彼の
場合そこまで悪趣味ではない。どちらかというと、容姿端麗の美女
ではなく、軍人らしく屈強な女性を選んだという感じである。また、
カダフィーは、女性のほうが男性より忠誠心が高くて信頼できると
いう理由で女性警護兵に身辺を守らせているそうだ。

もし、近い将来、カダフィー政権が倒れたら、彼女たちはどうなるの
だろう。

仮に数字通り、女性の地位向上が本当にはかられていたとしたら、
たぶん新しい政権では揺り戻しを起こして女性の社会的地位が再び
下がるに違いない。

独裁国家では、政権が転覆すると、一夜にして国のエリートが、最
下層に転落することがある。そんな彼女らは、おそらく気が気でな
い毎日を過しているに違いない。

石油価格も上昇しているし、早いとこ平和に戻ることを期待したい。


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