仕事か寝てるか…

夏のバンコクから一転、日本でいう初秋の気候の広州は、今が一番過ごしやすい季節だった。
もう少しすると、短い間だけれどコートが必要な季節になる。

仕事には、１０月から３月までがベストシーズンで、この時期ははかどる、はかどる。
後は蒸し暑くてうんざり…。

このところ、６年通った蝦ワンタン麺屋の味が落ち、限度を超えた不味さになった為、前々
回くらいから別のご飯屋を開拓した。ご飯におかず３品とスープ付きで１５元（２５５円）
という庶民のお店。けれどこの店の素晴らしいところは、大量の作り置きをせず、少量を
作って出すの繰り返しなので、おかずの回転率が早くいつも出来立てが食べられるのがウリ
だ。そのため、いつも満員。

難点はご飯の品質。おそらく最低の白米だと思う。

もしかすると野菜も農薬三昧？いや、考えるのはよそう。中国で食の疑惑をし始めたら、
食べるものがなくってしまう。高級店でも今一つ信用出来ない部分もあるし…。

中国では、２日間、仕事してるか、寝てるかのどちらかで終わる。

帰りは、ソウル経由の大韓航空。２５年ぶりくらいに乗る。日本人の利用が多いはずなのに
機内映画の日本語吹き替えは、ほんのわずかで、新作なんて２本しかなかった。
台湾のチャイナエアラインの５分の１程度だ。

昔の大韓航空は今の大陸中国系のように安売りのイメージしかなかったけれど、今やすっかり
脱却した感がある。バンコクからの復路が深夜便なので利用することはないけれど、ビジネス
クラスは近距離線でも最新シートで日系よりも良さそうだった。

ソウルに着くと一面雪景色。すっかり真冬の風景だった。

そのためか、名古屋行は１時間のディレイ。ラウンジで辛ラーメンを食べて過ごす。

自宅に着いたのは夜１１時すぎ。

こうして、今年最後の出張が終わった。