広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

日御碕

2009-09-08 20:23:28 | 旅行記
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※この旅行記を通して見たい方は、旅行記とお土産など複数のカテゴリーに入っているため、2009年9月の記事一覧からご覧ください。
島根県出雲市にある日御碕(ひのみさき)の大きな見所は2つ。日御碕神社と日御碕灯台。
バス停のすぐそばに鳥居があり、そこが神社。
スサノオノミコトとアマテラスオオミカミを祀り、出雲大社同様、由緒ある神社だ。
境内の建物は赤く塗られており、出雲大社と対照的。

趣のある神社だった。


神社のすぐそばが海で民家があり、ダイビング教室(?)や干物など土産物屋の並ぶアップダウンのある道を歩く。
気温は出雲市のアメダスデータによれば26度台だったが、日差しが強く、歩いていると暑い。でも立ち止まると風が心地よい。
途中の島
「経島(ふみしま)」といい、かつては日御碕神社があったようだが、ウミネコの繁殖地として有名らしい。八戸の蕪島みたいな島だ。今は繁殖期でなく、1羽もいなかった。
10分ほど歩いただろうか。灯台が見えた。
 
あれ? ウミネコ?
いいえ。ほぼ実物大の作り物でした。
 海上保安庁 出雲日御碕灯台
1903(明治36)年にできた高さ43.65メートルの灯台。犬吠埼、室戸岬など、日本に6つしかない、いちばん大きなレンズを使用した「第1等灯台」。光到達距離は39キロ。
世界灯台100選(日本からは5か所選ばれている)、日本灯台50選に選定され、歴史的価値が高いとして海上保安庁が「保存灯台」に指定している。
ちなみに秋田の男鹿半島にあるシマシマの入道埼(にゅうどうざき)灯台は50選選定、1898年、高さ27.92メートル、第3等灯台、光到達距離37キロとのこと。

一般公開され、150円で中に入って上へ登れる。(入道埼は200円)
靴を脱いで150円を払うと、受付のおばちゃんが、上は風が強いので、荷物、帽子、メガネなど飛ばされないようにとのこと。
急で狭い螺旋階段をひたすら上る
何周したのか分からなくなった頃、ひときわ急なはしごのような階段を上ると、ランプの真下へ到着。
外には絶景が
おばちゃんの注意の通り、ものすごく風が強い。手すりが頑丈なのと、真下が見えにくいため高所にいる恐怖はあまり感じなかったが、歩くのもままならない。でも気持ちいい。
一面の海


2時間ドラマ終盤にフナコシさんかカタヒラさんが登場しそうな崖がある。実際ロケが行われるらしい。
秋田の海ってこんな色になるっけ?

灯台のてっぺん


灯台を下りて少し先まで海沿いの遊歩道を歩く。
 
島状の岩が点在し、「出雲松島」と言われるそうだ。

予想以上にきれいな山陰の海が見られた。日御碕には1時間ほど滞在し、神社まで戻って出雲大社経由のバスに乗り出雲市駅へ。
今日の宿泊地は松江市なので出雲市駅から特急に乗る。自由席は周遊きっぷでフリーパス。秋田同様、近距離といえども普通列車だけで移動するのは難しい路線なので、本当にありがたい。
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2 コメント

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深いねー (あどれ)
2009-09-09 11:37:45
海や空の色。秋田はこんなにキレイな濃いブルーにはならないね。特に海の色は深い。こっちは砂浜ってないの?全部岩場なのかな?
船越さんといえば、ここらの崖をバックにするドラマが多いわ。最近じゃCMでも使ってるんじゃ・・・?

灯台、って良いねぇ。秋田じゃなかなかお目見えすることのない建物です。
このくらいでも流せるんじゃ (taic02)
2009-09-09 17:48:16
ってCMね。
山陰も砂浜はありましたよ。鳥取砂丘とか。でも割合では入り組んだ岩場の方が多い感じ。
あどれさんにとっては走り回れる砂浜がいいでしょうね。

秋田で灯台といえば入道崎がありますけど、吹雪でも見失わないようにシマシマ模様なのだそうです。日御碕のような真っ白の灯台は秋田ではムリなんでしょう。

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