広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

帯広いろいろ

2013-12-09 23:59:02 | 旅行記
すっかり忘れていた、夏の北海道旅行記。※前回の記事
先日、消火栓をちょっとだけ取り上げた、帯広市中心部で見たいろいろ。
人口17万人弱の帯広市は、道東の拠点都市。北海道らしい広大な街並みで、それなりに活気がある。本州のとは少し違うものの、標準的な地方都市の1つと言えよう。
イオンとイトーヨーカドーは、駅から歩いて行くにはやや遠い立地。中心市街地の駅から500メートルほどの所に地元百貨店がある。
駅からいちばん近い大型店として、中心市街地とは反対の南(西)側に長崎屋帯広店がある。
道路を渡ればすぐ
北海道では、主要都市の駅近くに長崎屋が多い印象があったが、今は他地域と同じくドン・キホーテ化されたものが多く、長崎屋のままで残るのは、帯広店と中標津店の2店舗だけらしい。(ホームページでは、小樽と室蘭にも長崎屋があることになっているが、実際にはドン・キホーテに転換している模様)
帯広店はそう古くはなさそうな店で、食品フロアは地元の「フクハラ」というスーパーが入っていた。秋田の長崎屋も昔は地元の「なかよし」が入っていた。

帯広店の屋上看板
かつての秋田店と同じものだけど、だいぶ色が薄れている。
夜になると…
おや?
壁面に3つ見える「Nagasakiya」のサインがボロボロ。
左端は「N」の右側縦棒が消えている。その右側は「Naga akiya」。手前右にいたっては「Naaasakiy」?
駅からはこう見える
もう少し、手入れしてはいかがでしょうか?(あるいはドン・キホーテに転換する予定でもあるのか?)


帯広市や近郊の路線バスは、「十勝バス」と「北海道拓殖バス」の2社で運行。
十勝バスは黄色い車体が標準のようだが、ラッピング広告バスもいた。
地元時計店の広告
水色主体の広告で、側面の窓ガラスにもフイルムを貼ってラッピング。
さらに、後部に「Thanks Day Platinum」という斜めの帯状のデザインがあるが、それが行き先表示器と重なっていて、系統番号が読めない。
これでいいの?
あと、ナンバープレートが希望番号の「29-10」となっている。
十勝バスでは希望ナンバーを使って「何年に導入した何台目」を識別できるようにしているそうだ。別に識別番号を振ればタダで識別できるのに、登録費用が無駄なような…

拓殖バス
拓殖バスの車両は、車体正面・向かって右側に巻き込み防止の確認用と思われる小窓が設けられている車両が目についた。オプションで付けているのだろう。
日野ブルーリボン・小窓付き
三菱エアロスターではそれが標準だけど、路線バスでは運賃箱に遮られるし、ミラーで確認したほうが早くて、あまり意味がないと認識するバス会社やドライバーもいると聞くけれど。
正面が真っ赤なのはノンステップバス
これは日産ディーゼル製のノンステップで、東京の関東バスの中古だそう。小窓は関東バス時代からあった。

古めの三菱エアロスター
この車は行き先表示に注目。
「非営業」!? だいぶ汚れてますな
要は「回送」ということらしい。
全国的には車庫の出入りなどの際は「回送」もしくは「回送車」と表示するのが多い。最近は気を利かせて「すみません回送中です」と謝りながら走る会社もある。
一方、北海道方面では「非営業」を使う会社が見受けられるようだ。

回送だけでなく、故障や乗務員の訓練運転時(他社では「研修車」などと表示)にも兼用できるという利点はあるけれど、客にしてみれば「営業にあらず」とちょっと冷たい感じもするかな。


帯広市中心部の信号機
帯広市の車両用信号機は、横型と縦型が混在していた。秋田、あるいは道内の札幌や函館よりは横型の比率が高い感じがした、縦型化が遅くて移行途中だろうか。
緑の縦型。なかなか凝ったデザイン。歩行者用が上に付いているのは、車による引っ掛け防止か
緑色ボディの信号機は秋田にもあるけれど、初めて見たボディカラーだったのが、
赤というかワインレッド!

 
存在が目立つし、悪くない色かも。

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4 コメント

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北海道の都市 (あんなか)
2013-12-11 00:42:58
北海道の都市は函館は別として人口の割にビルが多いというか大きいと感じますね。
札幌郊外の野幌森林公園に行った時についでに江別市の野幌駅前に寄ったのですが結構大きい町並みで驚いたことがあります。
駅も高架でしたし。
森林公園駅に至っては超高層マンションが建っていました。
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広大 (taic02)
2013-12-12 00:07:12
田園風景だけでなく、都市部でも広大な土地の北海道らしさが現れているのでしょうね。
特に札幌近郊は、比較的大きい街が点々と存在する感じがします。札幌のベッドタウンなのでしょう。
さすが大都市だと感じましたが、それらの町と町の間には原野が広がっていて、やはり北海道だなとも感じたものです。
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北海道の縦型 (信号乱歩)
2013-12-13 17:05:49
 こんにちは。帯広に行ってきましたか。北海道は雪国なので縦型というイメージが強いですが、横型も結構あります。その証拠に北海道の古い丸型の設置は全て横型です。新潟県のように昭和50年代から縦型を採用していた県もありますが北海道は移行時期が遅かったようです。ただ薄型導入時は横型でしたし、函館の路面電車の黄矢印を付ける灯器のみなぜか横型が多いです。北海道でのLEDは薄型から本格導入になったらしく、従来型LEDは非常に少なく試験導入で設置されたぐらいです。LED導入時は横型が主流でしたが、2009年辺りに縦型に切り替えたようです。あと画像のデザインもの形がおしゃれですね。もしかすると画像の交差点の灯器が横型から縦型の移行時期だったかもしれません。
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帯広は (taic02)
2013-12-13 22:58:59
こんばんは。帯広市内は今年の夏にちらりと見ただけですけどね。
北海道は縦型化だけでなく、LED化も遅かったのですね。札幌駅前に茶色のフラット型があったのは目に付きましたが、たしかに他はあまり新しいタイプは少なかった気がします。
赤と緑のデザイン灯器は、プレートを見ておけばよかったですね… 縦横以外にも、照明のデザインが全然違いますね。
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