広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

あやめ茶屋跡・令和高

2019-12-13 00:36:31 | 秋田の季節・風景
秋田市の千秋公園二の丸の西側・あやめ園のそばに、「あやめだんご(あやめ茶屋/茶屋あやめ)」があったが、数年前に閉店、今年10月に解体直後なのに気づいた
2015年5月。空き家になっているようだが、周囲に掃除用具などが残っている
その後、現在。
左側の黒い部分
更地になり砂利が敷かれた。砂利は平らにならされていて、まるで駐車場にでもなりそうな状態だけど、まさかそれはないでしょう。
柵もロープもなく、誰でも立ち入ることができる状態。
一部分だけアスファルト舗装

植木が残されている

建物の公園外側方向は、木々が生い茂る斜面であるわけだが、具体的にどんな状態でどんな眺めなのかは、建物に入らない限り知ることができなかった。建物がなくなると、
右側が建物跡
高さ1メートルちょっとくらいだろうか、石垣風の土台があって、その下が笹と落葉樹が茂る斜面という構造だった。
ふもとは千秋矢留町の住宅やマンション

斜面の角度はこんな具合
夏は葉っぱで外は見えないはずだが、落葉した時期でも、マンションが増えてしまって眺めがいいとは言えない。【13日補足・ただし、同レベルの他の場所では斜面の上(=通路脇)ギリギリまで樹木があるのに対し、ここは建物際は木がなく笹だけになっているので、見晴らしというか開放感にはある程度配慮されていたと思われる。】
跡地は今後どうなるか。【追記】2022年8月7日現在、特に変化なし。


さて、あやめ茶屋跡から南へ進むと、
公園管理事務所手前
上の写真奥は、前回触れた、時の鐘の鐘撞き堂。現在は休止され、来春から自動化されることになったが、工事などはまだのようだ。

そして、手前右側の青いもの。
秋田県民会館跡地に建つ新しい文化施設の駐車場とするため、隣接する私立秋田和洋女子高等学校の校舎が立ち退くことになった。
移転先は、千秋公園西斜面のふもとにある、同校多目的グラウンド(昨年7月)。
来春には4階建ての新校舎の使用が始まり、同時に男女共学化されて「秋田令和高等学校」に改称されることにもなった。その工事現場。
(再掲)Googleストリートビューより。階段から多目的グラウンドを見下ろす
工事は、高さとしてはすでに4階分に達しているようだ。
建物のてっぺんは二の丸の通路よりはやや低い位置。落葉した時期なら、二の丸から校舎4階がのぞけてしまうかもしれない。
上のストリートビューとほぼ同じ位置(10月末撮影)。階段からなら丸見えかも
なんとも通行しづらい場所になってしまいそう。

【13日追記】現段階では、二の丸や本丸の園内の通路からはもともと見晴らしが利かないこともあり、校舎の存在がさほど気にならない。しかし、校舎と隣接することになる下の通路やそこから管理事務所裏への階段は、斜面と校舎の谷間を抜ける形になるわけで校舎の存在感が大きいし、その辺りの植物への影響も生じるかもしれない。仮囲いや足場がなくなると、また違う印象になるかもしれないけれど。
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