現在年金生活の夫72歳、妻68歳、自宅で介護してた90代
の母を介護付き有料老人ホームに入居させた、入居一時金50
0万円は退職金から充当、入居その他の費用含め25万円、母
の年金は15万円、親の預貯金なし、不足分の10万円の負担
が厳しいという内容が雑誌に掲載されてた。
親の介護でこどもが自己破産、施設費を滞納、そうしたケース
が増えてるという、介護破産までいかなくても予想外の出費が
ふりかかってきたら不安になることは確かである、親の年金や
預貯金でまかなえればいいが不足分をどうするかは深刻な問題
である。
私の母の場合、一時金なし、月額の費用20万円の介護付き有
料老人ホームにお世話になった、月額20万円といってもその
他、おむつ代、病院帯同の介護タクシー代や雑費で3万円、亡
くなるまでの2年間なんとか親の年金と預貯金でまかなえたが
長期になると厳しかったかもしれないというのが実感である。
冒頭の事例のように老々介護は厳しい、施設入居を考えた時、
親の年金、預貯金の範囲でできれば理想だができない場合、不
足分がいくらか、誰が払うか、きょうだいがいればもっともこ
じれやすい問題のひとつが介護のかかるお金といわれてるだけ
に親の介護とお金は切実な問題である。