団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老後の思わぬ誤算とは

2024-05-15 05:24:16 | 老後の生き方

最近「団塊世代の老後破綻」というテーマでTVや雑誌で話題にな

ている、その団塊世代の事例を見ると、いずれも30代40代

の時は中流と思われる暮らしをしているが、齢を重ねるにつれど

こかで思わぬ誤算が生じ、生活苦に陥っている。

 

それは団塊世代当事者だけでなく親の問題、子供の問題も深く絡

でいる、本人の問題としては会社の倒産、リストラ、離婚、親

の問題としては介護、親と同居したものの親が無年金のため医療

費生活費の負担増、子供の問題としては無職もしくは非正規のた

め生活費の援助をしてる、離婚した娘が幼い子供を連れて同居し

たため生活費の負担増等である。

 


いずれも想定外といえるものである、そして本人に共通してるの

低年金、預貯金が少ない、賃貸住宅に住んでる、住宅ローンの

残債がある等のどれかに該当してる、そのため65歳を過ぎても

働かざるを得ないという状況に陥ってる。

 

こう見ると高齢者がお金持ちで悠々自適というのは一部の富裕層

ことかもしれない、人生には思わぬ誤算が待ちうけてるかわか

らないだけに本人、親、子供も含めて総合的に考える必要がある

ことは確かである。


人間いつかは死ぬだろうけど

2024-05-14 05:32:09 | 老後の生き方

人間いつかは死ぬ、遅かれ早かれ誰もが死ぬ、これは間違いない

誰かに看取られて亡くなる人、誰もいないところで亡くなる人、

まざまかと思う、孤独死の人は淋しい惨めというけれど亡く

った本人は案外幸せだったかもしれない、死に立派な死も、立

でない死もないはずである。

 

死にゆく人が臨終にあたって涙を一滴こぼしたという話、淋しさ

の表れ、この世にまだ未練があるから、この世に別れをつげる感

謝の涙だと言う人もいるが、残された人たちそれぞれの解釈のよ

うな気がする。

 

人間いつかは死ぬだろうけど、いつどんな死に方をするかは決め

られない、病気で苦しむかもしれない、災害にあうかもしれない、

それでも生きてる間のことは与えられた命に感謝し、精一杯最後

まで生きていきたいものだ。

 

 


高齢者の生活保護受給と無年金

2024-05-13 05:18:22 | 老後の生き方

現在生活保護受給者は202万人、そのうち65歳以上の高齢者

は105万人と約半数を占めている、そのうち50万人が無年金

であるという、日本の高齢者は3623万人であるので全体のな

かで占める数字は少ないかもしれないが年々増加しているのは確

かである。

 

一世帯当たりの生活保護費は平均12万円であるが各市町村によ

って支給額は違う、単身で6.5万円~8万円、高齢世帯二人で1

0万円~12万円である、当然住民税、医療費は免除である、し

かし国民年金保険料をきちんと払い続けて満額の月6万6千円と

蓄えたお金を取り崩してなんとかやってる高齢者がいることも事

実である。

 

その人たちは真面目に国民年金保険料、健康保険料、介護保険料

を払い病院に行けば医療費は70歳未満で3割負担、一方払って

こなかった人が生活保護受給で健康保険料、介護保険料は免除、

そして医療費は無料、どうも不公平感は否めない今の社会保障制

度である。 


老いるということは

2024-05-11 05:31:09 | 老後の生き方

齢をとるにつれて、しみ、しわ、白髪もふえ、容貌も変わってい

く、身体の機能も低下し、視力や聴力が低下して体力が低下して

無理がきかなくなる。

 

さらにあちこちの具合が悪くなって、ひとつが治らないうちにま

た別のところが悪くなるといった感じで心身の衰えがいやでも進

行していく、加齢は誰にとっても望ましいことではない、昨日で

きたことが今日できなくなり、今日できることが明日できなくな

り確実におとろえ、かつて味わったことのない経験である。

 

反面高齢になるにつれ職場や学校などの社会的制約が他の世代に

比べ小さいので自分の気持ちに忠実に生きることができるような

気がする、肉体は衰える、知力も衰える、しかし自分と向き合う

時間が多いだけに私自身魂が最も活発に活動するのがこの時期だ

と思っている、いずれにしても経験のモノサシが役に立たないの

老いるということかもしれない。


昔とは違う老後の「きょうだいリスク」

2024-05-09 05:45:33 | 老後の生き方

もし親が倒れた場合、誰が面倒を見るか?30年前のきょうだい

の争いは相続でどちらかというとプラスの争い、現在は相続もあ

るが介護を誰にするかのマイナスの争いが現実に起きてるという

老後の「きょうだいリスク」

 

またきょうだい間で格差が生まれてる、30年前は生活に支障が

ある格差ではなかった、現在の格差は非正規雇用労働者が40%

という事情もあり、きょうだい間で経済格差が生じてる、暮らし

ていけない子供が親と同居しさらに親の援助を受けてるケース、

そのため親が倒れた場合自然と親の面倒を見ることになる。

 

そこできょうだいの関係がこじれるケースが多いのも事実である、

こう見るときょうだいが多いと心強いというのは昔の話かもしれ

ない、年老いた親を抱えてる人にとっては避けて通ることができ

ない問題である。