飛行機&モタスポ&競馬ファンのてきとーな週末

永遠の写真中級者、わたくしソニックブルーの撮影日記的なブログの続きです。
2013年以前のブログはブックマークからね。

RIAT2016・・・土曜日⑤(フライト編④)

2016-08-02 21:35:04 | 2016RIAT&ファーンボロー
この日の天候は安定した曇り空。
朝のうちはレインウェアを着ていましたが、昼の間は長袖シャツで過ごしていました。

2012年には雨降り後の地面がドロドロになり、みんなヒドイ目にあっていたのですが、その後通路や
スタンド前には鉄板などが敷かれるようになり、靴やズボンが泥んこになるリスクは随分減りました。

時刻は14:50です。


ソロタークが転がってきました。

ソロタークがデビューしたのは2011シーズン。
この塗装でかれこれ6年飛んできたことになりますね。
伝統を重んじる国柄なんでしょうか。


レギュレーションの関係なのかわかりませんが、離陸後に右へと捻るケースが多いのが残念です。


マットな背中のファルコンがカッコいいんだよね。なかなか写ってくれないのですが。




ソロタークは最も破天荒な飛び方をする16デモチームでしょう。
まあいいから、とりあえずやっちまえ的な雰囲気を感じます。


ソロタークを撮る・・・




フレアをばらまいてくれると最高なんですけどね。


最後のパスは今まで見た記憶がないような、高速で頭を上下にフリフリしながらのご挨拶。
RIAT後にトルコは大変なことになりましたが、ソロタークとターキッシュ・スターズの今後も心配です。


本日の主役、第2弾の登場。


今度は海兵隊が使うSTOVLタイプのB型です。


デブだー。

F-35は斜め後ろからのスタイルが絶望的にカッコ悪いです。
キャノピーからエンジンノズルまでラインがまっすぐ伸びてしまい、くびれがないんですよね。
垂直尾翼が1枚なら、まだ印象も違うのかなあ。


タイフーンが追いかけます。


そしてレッド・アローズも。


編隊を組んでる間に失礼しますよ。ドイツ陸軍のBo-105です。


来ました。シャッター音が響き渡ります。そしてピンボケです。

将来的には各地で見ることが出来るかもしれませんが、この時期に出来るのは
RIATだからこそのスペシャルなフライパス。


F-35Bはそのままデモフライトを見せてくれました。会場正面を何度かフライパス。


ボムベイが開いてないけど開いているように見えるパス。

ダイバータレス型のインテーク、後ろへ延びる水平尾翼、F-35の特徴もわかりますが、
やっぱりカッコよくはないよねえ・・・


ミニマム・ラディアスターンと言っていた気がしますが、ゆったりな旋回です。
現在の荷重制限はわかりませんが、たしか5Gいくかいかないか位の数値じゃないでしょうか。


デディケーションパス・・・もう少しサービスしてくれい。


ノズルがななめを向いてVTOL形態に移行中ですね。
土曜日のデモはアメリカ海兵隊の訓練飛行隊VMFAT-501の機体が行いました。


いろいろドアが開きました。

冷凍庫の蓋みたいなドアの下にはリフトファンが装着されていて、真下に空気を送り揚力を生み出します。
その後ろの両開きドアは、メインエンジンへの補助インテーク。
メインインテーク下の細長いドアはボムベイですが、なんのために開いているのかはわかりません。


主脚脇には「ロールポスト」と呼ばれる姿勢制御用のノズルが付いています。


フラップや水平尾翼も自動制御なんでしょうね


お姉ちゃんもこんなシーンを見ることが出来て感動していることでしょう。

ただですね、史上最強にうるさいです。
CTOL時はそんな印象もありませんでしたが、VTOL時の音はすさまじいです。
しかも移動しないで、ずっとそこにいますからね。


うわっ、やっぱりノズルが真下を向いてる(笑)。
このノズルを考えて実現させた人は絶対バカだよな(いい意味でですよ)。


フラフラすることもなく、スルッと360度回ってしまいました。


そして去っていきました。

いやあ凄いものを見せてもらった気がします。
今回のRIATのハイライトは、間違いなくF-35Bのフライトだったと言ってよいでしょう。
それでも徳永センセによると、今回のパイロットはデモ資格を持たないため、フルデモではなかったとか。


事前に散水して準備万端にしておいた着陸パッドへ降下していきます。


間違いなく垂直着陸していることをわかっていただけましたでしょうか(笑)。

うん。はるばるイギリスまで来た甲斐がありました。

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