死んだらどうなると思っていますか?

2005年08月20日 | Weblog
現代の若者への「ビッグ・クエスチョン」アンケートの回答の続きです。

 4の「人生は自分のものか?」、5の「自分がいちばん大事か?」という問いに対しては、70%前後が、「当然そう思う」といった答えをしています。

 なかには、「どこがいけないんですか? 当然でしょう? 先生だってそうでしょう?」という反発風な答えもありました。

 そして、6~9に対しては、パーセント表示が難しいくらいばらつきがありますが、7に対しては「人生は自分が楽しむためにある」、8に対しては「あると思うが、まだわからない」、「これから考えたい」、「だからこそ、この授業を取った」といったものが目立ちました。

 そしてさらに、「人生には意味などない」と考えている若者の数も少なくないようです。

 10の「死んだらどうなるか?」という問いに対しては、2年前までは典型的に「無になる」、「灰になる」、「土になる」、「自然に還る」といったものが90%ほどを占めていました。

 後は、「天国に行く」、「天国か地獄に行く」、「転生する」、「魂が残る」といった死後の生を信じている(というより「信じたい」)という回答が10%以下、さらに若干、「わからない」と「親しい人の記憶に残る」といったものがありました。

 (ここ2年傾向が変わってきていますが、その報告はまた別の機会にしましょう。)

 ここで、自由課題を。「あなたは、人間は死んだらどうなると思っていますか?」、「かつて日本人は、人間は死んだらどうなると思っていたと思いますか?」。

 よかったら、ご自分の考えをまとめてみてください。
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