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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

映画:GODZILLA ゴジラ

2014-08-04 | 映画


どうも慣れてなくてこういう映画の見方がわかんないので、
いいのか悪いのかわからん。
でも、わたしは退屈しました。(笑)

映画館のポイントがたまってたので、タダで見たけど、
お金払って見てたら、ちょっと悲しくなるくらい、ずっと退屈してた。
特にダメというところがあるわけでなく、ただ退屈してただけで
特にけなしたいところがあるわけではない・・・いやあるな。笑

最後の怪獣同士の戦いなどの映像は、まあいいんだけど、
何しろ登場人物の人間が、誰一人、面白い人がいない。誰一人。
面白くない以前にまともな造形ができてて血の通ってる役がひとりもいない。
それぞれの役柄のステレオタイプを置いてあるだけ。
苦悩も喜びも悲しみもきっちりその範囲しかない。
そりゃ、退屈しちゃうよ。
人間不在のままなのに、人間ドラマの部分が時間的にはずっと長いんだもん。
それならもういっそ人間ドラマの部分いらんし、
戦闘部分の映像だけガンガン見せてくれたらいいよ、と思いました。

渡辺謙が出てますが、彼のセリフより、
わたしの半日のツイート量の方が多いくらい(笑)寡黙なだけでなく
終始ぬぼーっとしてるだけの役で、
もう彼じゃなく渡辺謙人形を置いとけばいいのではないかと思ったり
彼の助手役の女性の存在の、あまりの意味のなさに笑っちゃったり。
(渡辺謙以上に意味のない役。いなくても完全に問題なし)
ただ、渡辺謙演じる重要人物の博士が父は広島で死んだ、と言うところは
原爆を批判する意味で、ハリウッドメジャー映画で
そういう態度の映画ありなのか、とちょっと感心しました。

去年の8月に「パシフィック・リム」見たことを思い出したけど
あれは面白かったんだなぁと改めて思いました。
「ゴジラ」ほど退屈な類型だけを見せられるということはなかったし
面白いキャラクターも結構いたし、
戦闘シーンの迫力もずっとあった気がする。

うーん、褒めたいところ、どこかないかな・・・ないなぁ。
ずっとゴジラが好きで映画も全部見てて、というような人は見るといいけど
そうでない一般人(?)が見ても、面白いのかなぁ?と思いました。

あと、ゴジラはいいんだけど(完成されたいいデザインだと思う)、
他の怪獣が、なんかデザイン的にださいというか、安いというか・・・。
羽のある怪獣なんだけど、体が普通に人間っぽすぎて、ださい。
手足がすごく人間の手足っぽいのは、何かのプロモーションで
人間が着ぐるみに入ることを考慮してるのか?
人間が中に入っていそうなデザインなんですよ。
怪獣のこと何も知らないけど、そういうデザインはなんか興醒めでした。

あと、映画の中でゴジラは
世界の調和を取り戻しにきた神だ、みたいなこと言われてるけど
世界の調和を取り戻すなら、怪獣じゃなく人類を駆逐する方がいい気がする。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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よかった。 (一撮 )
2014-08-05 03:50:52
今晩は。よかった・・・というのは、同じ感想の人がいてよかった、ということなんです。スイスからパリに行った時見たんですが。SFとか好きなタイプなのでかなり期待して見たのですが、退屈で退屈でがっかりしたんです。渡辺謙人形、それから蚊の親玉みたいな怪獣ちゃちいですよね。
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>一撮さん (sigh)
2014-08-05 20:03:24
よかったー!笑
わたしはあんまりSFも特撮も見る方じゃないので、こんな感想はおかしいのかも、とちょっと思いながら書いたので、共感してくれる人がいてほっとしました!
結構な予算で作って、ハリウッドでは大当たりだったようなことを聞くので、アメリカ人の好みはわかんないなぁと思いますが…笑
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