ジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニのドキュメンタリー映画。
ジャズにくわしくないけど、
ペトルチアーニのCDは1枚持ってる。
マレーシアに住んでた時に知り合いになったご夫婦の
奥さんに教えてもらった。
腰まで届きそうなストレートの黒髪で
木箱入りでどんっと買う赤ワインを毎日飲んでる
センスのいい素敵な人だった。
独特の雰囲気がある人だったなぁ。
映画は、特に興味深い切り口もなく
ストレートなドキュメンタリーでした。
体中の骨を骨折した状態で生まれてきた彼は
骨がすごくもろくて、体の成長も止まる病気で
でもすごいピアニストになったんだけど、
そういう彼のバイオグラフィーに書いてあるようなことを
素直に映画にしただけな感じ。
ペトルチアーニという素材がすごいので
まあ、そういう風にストレートに作っても、ちゃんと映画になります。
彼の家族や元妻や恋人たちの話は興味深い。
みんな、優しい顔で彼のことを話してた。
ひょいといなくなって、帰ってこなくなられた方は
つらいことだったはずなのに、すごく明るい笑顔で話すので
そういう風に、受け入れてあきらめて愛してくれる人を
結果的に選んでたんだろうなと思いました。
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