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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

映画:ワールズ・エンド

2014-04-29 | 映画


たまに、映画としてどうかとか関係ないオバカ映画を見ることがあるけど、
これは酒飲み映画なので、やはりとりあえず見なくてはと思って見ました。
朝、「仁義なき戦い」を観たあとの2本目でした。

最初、ポスター見た時は「天使の分け前」みたいな感じの
お酒愛のある友情ドラマ系映画なのかな?と思ったけど
トレーラー見たら、そういうわけじゃないようで
え?地球侵略のゾンビみたいなのと戦う?は?と
大丈夫なのか?(笑)と思いつつ見たら、
思ったよりさらにキレてるぶっ飛びバカが主役の映画で
まあ、面白かったです。

とりあえず、缶のハイボールを買って入りました。笑

高校時代に街の12軒のパブを一晩でまわるというのを企てて
失敗に終わった男たちが、中年のおっさんになって再び挑戦、
という風にあらすじを言うと、やはりお酒愛のある
友情と青春への郷愁の映画と思っちゃいそうですが、全く違います。
主役は根っからのダメ男で、おそらく高校時代からずっと
まともな仕事についたこともなく、飲んだくれ、ドラッグにまみれて、
今は依存症治療センターにいるメチャクチャな男。
この男がこれを思いついてかつての仲間を無理矢理強引に誘い出します。
かつての仲間は大体普通に生活していて、もう関わりたくないのに、
なんだかんだと巻き込まれて一緒に里帰りすることに。
ところが帰ってみると街の人々の様子が妙に変で、そのうち
ロボットのような変な奴らに追われることになるが
最後のパブ、ワールズ・エンドにたどり着けるのか?

どたばたですが、とにかく主人公のやたらテンション高いキャラが
魅力・・・ではないけど、まあ引っ張って行ってくれます。
かっこいい、にはならないうんざりするキャラクターだけど
何かかわいげのようなものがあるんですね。
そして、一緒に行くものの、前半は、頑なに飲酒を拒み
水だけ飲みながら不満を言ってた友達役のニック・フロストがいい。
真面目な人生を選んだはずだったのに、途中でぶちきれてしまって、
誰よりも大きな太った体でずんずん走るし戦うし、
中々かっこいいです。好感。

この二人、サイモン・ペッグとニック・フロストはあの愛すべきオバカ映画
「宇宙人ポール」の二人なんですねぇ。サイト見るまで気がつかなかった。


こういうバカなノリのイギリス映画もたまにはいいです。結構好き。
でもお酒がおいしくなるタイプの映画でも、
飲みたくなるタイプの映画でもないですけどね。

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