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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

映画:カラマーゾフの兄弟

2012-06-30 | 映画
長い映画です。4時間弱ある。
開演直前に行ったら
一番前の列か2番目の列の端っこしか空いてなくて
そこがすごく見にくくて、首が疲れました。

映画は近所のミニシアターで見ることが多いんだけど
そこは、わりとすいていることが多いし、そうでなくても
どの席からでももっとよく見える、見やすい形になってて
こんなに見にくい思いをしたのは久しぶりだった。
でも、大阪の九条の、この映画館でしか上映してないので
仕方ないです。次はもっと早めに行こう。

さて、映画はですね、わたしの中のイメージとは違うキャスティングで
中々乗れませんでした。
特にカラマーゾフ家の三男アリョーシャは
天使のような青年なんだけど
なんか線は細くないのに妙になよなよした演技の俳優で
眼差しが陰気で、わたしのアリョーシャとは違うなぁ。
長男ドミトリーも、もっとねっとりした色気のある男がいいです。
手と指のきれいな、粗雑さの中に弱さもある俳優・・・
って難しいことを要求しすぎかな。
女優さんはおおむねよかったですが。
複雑な心理劇なので、映画にはむいてないのかもしれません。
原作を読んでない人が見ても、これ、わかるのかなぁと
思いつつ見ましたが
わたしは映画を見てる間中、映画を見ているより
原作を読み返したくなって仕方なかったです。
それって、映画としていいのか悪いのか(笑)。
でも、中々見る機会のない映画だろうから、見られてよかった。

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