映画「茶の味」に似ている感じの映画だけど、
芦田愛菜ちゃん、威勢良くてかわいかった。
舞台がこの辺で、ロケは宝塚と万博公園かな。
団地好きには基本の、有名な仁川団地が舞台。
宝塚は「~~け?」は使わないんだけど、
大阪のどこか、という設定のようなので、まあいいか。
いい人しか出てきません(変質者ひとり除く)。
病気や在日韓国人や難民の子がクラスにいて、さりげなく、
うっかり差別を生み出さないためには
想像力が大事なんだよというようなことが描かれてました。
内容はこっこちゃんと言う元気な3年生の夏休みあたりの話なんですが
子どもの小さな世界のまわりだけの出来事なのに、
けっこう盛りだくさんです。
家族のことも、友達のことも、大人と子どもということも、全部入ってる。
主演の芦田愛菜ちゃんは、すごくいいです。
関西弁も、完全に安心して聞ける。「~け?」とか
言葉がやや過剰に汚いのはともかく、アクセントはオーケー。
かわいいんだけど、丁度いいかわいさで、とてもよかった。
この映画の主役こっこちゃんって、
要はちびまる子ちゃんだという話が出て納得。
じゃりんこちえちゃんじゃないの?という声もあったけど、
ちえちゃんとは違うよなぁ。
生活レベルも抱えているものも全部違う。
こっこちゃんは何も抱えていない、守られている幸せな子ども。
幸せな子どもの幸せな話。と思った。
そして、この映画にはうさぎが結構重要な役で出てきます。
小学校で飼われてる、でかくてあまりかわいくない白ウサギ。
それでもうさぎがでてると、甘くなるうさぎ飼いのわたし。笑
あと見どころは、ネズミ人間というのが出てくるのですが
その踊りです。すごいよこれ。
世界的に有名な方が踊ってます。これ見るだけでも価値がある。笑
そして、真っ赤な円卓の上の食事が、いつもおいしそうです。
これくらいの人数でこんな風に食事したいなぁ。
その後原作本を読んだので、
それについては明日書きます。
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