
この映画は2008年11月26日夜、インド最大の都市ムンバイで、同時多発的に発生した10件のテロ立てこもり事件を元にして作られたフィクションで
この映画の何年か前に同じテロ事件を描いた「パレス・ダウン」というフランス映画を見ておりまして
その時は、フランス人の観光客の少女の視点を通してテロの恐怖を描いており
90分前後の映画だったと記憶しておりますが
そんな記憶から再び同じテロをインド映画として
テロ組織の人物側からと、ホテルマン、ホテル客であるイスラム教のインド人とアメリカ人の新婚夫婦とそのベビーシッターそしてロシアの大富豪のお客と言った人々の視点を通して
タージマハル・ホテルでの出来事を2時間15分の長尺映画として描いています
実際に起きた事件の持ってる緊張感が画面を通してかなり強靭に伝わってきます
徒手空拳のホテル客を容赦無く射殺していく、強い信念を持ったイスラムの若者たちにも
貧困と言った問題を抱えており
そこを利用して姿を見せずに冷静かつ冷酷に指令を与えていく首謀者って
ラストこの首謀者が未だ誰かわからないってテロップが流れるんですが・・・
こういうテロ事件では動いても、動かなくても身の危険って均等にあるんですね
テロリストはホテル信長一部屋一部屋を尋ね警察とか、救援とか偽ってドアを開けさせ情け容赦なく射殺していく
これは実際に怖いよね、どこにも隠れられないし
惨劇の舞台でもある、タージマハル・ホテルってやっぱ駅とか劇場とかレストランでの無差別殺戮よりも
五つ星ホテルってことで観光客自体もセレブが多いし、世界に与えるインパクトも強いんですかねぇ
そういうホテルだからこそ従業員自体にもしっかりとしたプライドみたいなものも強いんですね
さほど殺したり殺されたりっていうアクション映画みたいなシーンは避けているものの
事実が持ってる重みというものが、見てるこっちに伝わってくる作品でした
緊張感が途切れないので最後までダレルことなく見ていられますが
インドの最大都市ムンバイって言っても、警察に機動力と武力はないんですね
で軍隊が到着するまでの8時間は
テロ組織のやりたい放題だったんですね
2018年製作、オーストラリア・アメリカ・インド合作映画
アンソニー・マラス 監督作品
出演:デヴ・パテル、 アーミー・ハマー、ナザニン・ボニアディ








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