さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

状況は整いつつ/大事なく/五輪OK/二人目決定/集中開催花盛り

2016-06-27 20:16:33 | 話題あれこれ



山中慎介、祝勝会で次戦について語る
その後、沖縄キャンプ開始、長谷川穂積も参加

9月中旬、大阪ということで、以前も一度ありましたが、滋賀と神戸の間をとって?
大阪でダブル世界戦、という運び、なんでしょうね。ほぼ間違いないでしょう。

長谷川はウーゴ・ルイス挑戦が、海外の報道で話として出ていました。
山中の相手は誰になるんでしょうかね。指名試合ならモレノ師匠との再戦ですが、
そんな豪華カードをふたつも並べるのかどうか。
もしそうなったら嬉しいですが。正式発表が待ち遠しいですね。


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拳の負傷が心配だった尚弥様、こちらも次戦は9月頃予定とのこと。
相手は誰になるんでしょうね。ひとつ、軽い相手を挟む(そうせざるを得ない?)のかもしれません。
まあ尚弥様の場合、相手どうじゃない部分もありますけどね。そのお姿を拝見するだけでも...的な。

ところで先日、韓国で細野悟の試合があり、同行して現地でスパーリングも公開したとのこと。

相手は韓国王者とのことです。まあ、韓国のボクシング界も、30年前とは事情が違います。
とはいえ、とりあえず拳が無事そうなのが何よりです。

拳に関しては実戦だと不安もあります。こっちだけ12オンス使うとか、いっそアディダスを採用すれば
多少心配も軽減されますが...そんなわけいかんのでしょうね。


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正直「なんのこっちゃ」としか思っていなかった、五輪のプロ参加解禁という話ですが、
WBC、IBFが追放とか処分を打ち出しているのと対照的に、WBAは参加OKという方針みたいです。

これ、今でこそリオ直前でドタバタした話になってますが、今後、長い目で見て、情勢が変わる可能性も
ひょっとしたらあるのかもしれませんね。
五輪が各競技でプロを解禁して、ビジネスとして成長している現実を見れば、世界のトップボクサーたちが
既存の世界タイトルと、4年に一度の五輪金メダルを平行して争う、という活動形態を採る時代が来るかもしれません。

そういう流れの延長上に、プロの統括団体...と呼称するに値しない「寄り合い」が、
いずれその存在価値を失って自壊し、それに代わる新しい秩序が形成される時が来たりするのかもしれません。
その時、日本のボクシング界はどのような舵を取るのか。
そんな仮定のもとに、あれこれ考えを巡らせてみると、いろいろと整理整頓しないといかんことが山積みやな、と
ちょっと暗い気持ちにもなってしまいますが。

とりあえず、リボリオ・ソリスの挑戦はどういう結果となるのか。まずはそっちが気になりますね。


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二人目の五輪出場権、森坂嵐が獲得とのこと。これはめでたいです。
AIBAプロとの絡みもあり、日本選手の五輪出場は狭き門となっていましたが、なんとか複数の選手を
五輪に送れることになりました。

この森坂嵐、高校年代から関西、というか奈良ローカルのTV番組で取り上げられているのを見たことがあります。
確か、あの丸田陽七太が、高校の大会で準優勝に終わった際、敗れた相手でもありますね。
まだ若いですし、おいそれと上位やメダルやと期待していいのかはわかりませんが、健闘を祈りたいですね。


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なんやら、いろいろ話題もあるようですが、7月末の住吉一部、二部興行の二部の方。
浪速のウィテカー細川貴之に挑むは、輪島ジム初の王座奪取という悲願を背負う、斉藤幸伸丸

先日、ホールでタイ人をノックアウトして再起した試合を、直に見ました。
相手どうというのはおいといて、斉藤には一切の緩みも、疲弊も感じることはありませんでした。
まだまだ元気、やる気に満ちていて、細川もベストに仕上げないと危なそうですね。

この日は観戦予定です。一部の丸田陽七太も見たいですが、こちらはどうなりますか...。
二部興行というのは、時間があるときはまだいいですが、そうでないと大変です。

聞けばこの日だけでなく、8月7日の二部興行も、府立地下だけではなくて、
同日に天満のエルおおさかという会場でも興行があるとかで、相変わらずの集中開催花盛り、ですね。
もちろんいろいろご都合もおありなのでしょうが。


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予想以上の健闘も僅差に泣く 川口裕、益田健太郎に雪辱ならず

2016-06-11 18:23:28 | 関西ボクシング




一昨日、所用のついでに時間が取れたので、後楽園ホールで観戦してきました。

うまい具合に、川口裕が益田健太郎に雪辱なるかという試合を見られたわけですが、
試合前の予想はというと、クリアに差がつく形で川口が敗れるだろうと思っていました。

パワーならほぼ互角、わずかに川口かもしれませんが、スピードや機動力では益田が明らかに上。
最近闘っている相手の質、試合内容と結果も同じ。加えて川口の傷も不安材料。
正直言って、結果以前にかなり厳しい内容になるのでは、と思っていました。
単に敗れるだけでなく、後味の苦い決着のつき方になるのでは、という気持ちでもありました。



しかしその悪い想像は、川口裕によってほぼ完全に覆されました。
簡単に展開。

初回、益田速い左から右。川口遠い位置取り。見ている。益田ヒットは浅い。益田。

2回、益田手数を増やす。川口は見ている。スピードでは益田がかなり上。
しかし川口、無理に返そうとして益田のペースに乗らない。良い意味での「自重」が出来ている。
川口左を返す、単発だがヒット。迷う回。

3回、益田はクリアに取ろうと出るが、少しスピードを落として川口に合わせてしまっている。
川口重いジャブ、右、ボディ攻撃が出る。益田打ち返して打ち勝つが、良い流れとも言えない印象。益田。

4回、益田は打っていき、追撃もしようとするが、そこに川口が打つチャンスが出来る。
川口左ダブル。むしろ川口のほうが打った後、無理に追撃せず、動いて外している。
両者、やるべきことが入れ替わっている印象さえ。最後、益田少し動いて外す。益田か。

5回、益田の手を外して川口右カウンター。益田、軽く打てばヒットもあるが、
少し腰を据えて打とうとするとミスが出て、川口に捉えられる。川口。

6回、益田スピードでは勝っているが、思いのほか冷静に闘う川口に戸惑っている風。
ワンツー、右が出るがミスもあり。終盤右と頭を当てる。
こういう展開ではいかにもありがちな出来事。少々げんなり。やや益田。

7回、頭やドクターチェックもありつつ、激しい攻防に突入。
益田右、川口右ボディ、右相打ち気味に交錯。川口ヒットでまさるが、強打爆発とはいかず、少し浅い。川口。

8回、川口は畳みかけるような展開には持ち込めないものの、ムキになって行かず、
冷静に外す心がけが見え、それが益田を苦しめてもいる。
川口が丁寧に外し、ヒットを重ねる。益田はジャブが出るが、劣勢。川口。

9回、益田が奮起、足を使って動き、ワンツー。川口は単発のヒット以外、後手。
この回取られたら川口は厳しいかと見えた終盤、川口が左フックを決める。
益田効いたか、川口右で追撃、ヒットを重ね攻勢。川口の回。

10回、両者出る。右相打ち気味、両者もつれてスリップダウン。
川口前に、右から打つ。クリンチ、揉み合い、手数は益田か。川口も単発ヒットあり、微妙。


採点はいずれも僅差の2-1で益田でした。
私の印象は、僅差でどちらの勝ちも負けもあり、というところです。


しかし、結果には恵まれなかったものの、川口裕の試合ぶりは、私の悪い予想を大きく覆すものでした。

強打を決めて追撃し、倒し切るという最善の展開を追うあまりに、益田のスピードに翻弄され、
ヒットを奪われ、挽回しようとして悪い回りに、という初戦の展開に加え、自らの出血が絡んでの決着という、
いろんな意味で苦く、無残な結末もありうるだろうと思って見ていました。

しかし、川口は最初から冷静に益田を見て、遠めの距離を取り、ヒットを許しても浅いものにとどめ、
ムキになって返そうとせず、展開を切ってから、丁寧に反撃しました。
スピードの差を生かせない展開に、少しずつ益田を引き寄せ、試合後半などはクリアに抑えた回、
左フックを端緒に打ち込んだ場面などもありました。


総じて、予想を覆す大健闘、惜敗といえる試合内容でした。
嬉しい驚きを与えてくれた、川口裕に脱帽です。

勝っていない試合を絶賛するのは却って失礼かもしれませんが、初戦の内容をしっかり省みて、
敗因を分析した形跡があれこれと見えた、良く練られた闘いぶりだったと思います。
当初は観戦予定を立てていなかったのですが、非常に良い試合を見せてもらいました。


しかし、惜しかった。勝ちであってもおかしくない試合でした。
あまり言うべきことじゃないかもしれませんが、大阪でやった初戦がこの試合内容だったらなぁ・・・(^^;)




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華麗に闘い、愚直に生きた伝説の男 モハメド・アリ死す

2016-06-04 23:15:38 | 海外ボクシング



モハメド・アリを初めて知ったのがいつ頃だったのか、細かく覚えてはいません。

漫画に描かれたものではない、現実のボクシングに興味を持ち始めたのは10代になって
数年経ってからだけど、アリの名前だけはそれより前に知っていました。
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」大口叩きのボクサー、として、でした。


無理矢理にアリの「略歴」を記すとしたら、以下のようになります。

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中流家庭に生まれ、自転車盗難の被害に遭ったことをきっかけにボクシングを始める。
五輪金メダルを川に投げ捨て、人種差別への反発を胸にプロデビュー。

予告KOで売り出し、ジョー・ルイスの再来(凶悪版?)ソニー・リストンを破り戴冠。
イスラムへの改宗と改名で世を騒然とさせ、徴兵忌避で無冠に。

フレイジャーとの「世紀の一戦」に敗れるも、ルイス、リストン以上の強打者フォアマンをKO。
「マニラの恐怖」と言われたフレイジャーとの決着戦に勝利。81年に引退。


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しかし、彼はこのような、紋切り型の表現で語りきれるような存在ではありませんでした。
その壮絶で膨大な闘いの道程は、簡単に語り尽くせるようなものではなく、
果てしなく大きな影響を「世界」に与えました。


スケート靴で氷上を滑るようなフットワーク。肩のスナップで打つ速いジャブ。
振りが小さく、フォローが深い、ピンポイントのライトクロス。
これらの武器を用いて、面白いように敵を翻弄し、打倒した若き「カシアス・クレイ」。
ヘビー級のボクシングにスピード革命をもたらした、とは、よく目にする評論のフレーズです。

しかしその姿から受ける印象は、そうした「評」を超えた、鮮烈なものでした。
この地上で最も苛烈なはずの、「闘い」そのものを競技として直接的に形態化したボクシングの、
最重量階級において、これほど軽やかに、自在に闘い得るボクサーがいるのか。

彼に纏わり付く人種や宗教の問題や、その他の虚飾、余計を排して見ても、
それは前例のないほどの衝撃であり、心地よい驚愕だったことでしょう。

その姿を見て、自分自身の心が揺さぶられ、閉ざされていた世界が開かれた。
そういう述懐の言葉の数々が、これまでに数多くの書物、文献に記されています。



そして、激動の時代を生き抜く過程で、王座と、闘う機会を奪われた彼は、
時の流れに抗えず、かつての天才を失い、MSGのリングに倒れ、敗れます。

しかし彼を破った新王者フレイジャーを「粉砕」したフォアマンに挑む過程で、
かつてリングを華麗に舞ったダンサーは、闘うアインシュタインとさえ評されるようになります。

足捌きは重くなったけれども、無駄な動きがなくなり、敵と正対した攻防でも、
絶妙な位置取りを見せ、距離の長短を使い分け、緩急の効いた連打を決める。
そして好機には、重量感のある強打を打ち込む。

これらの新たな特徴を持ち、技巧派パンチャーとして生まれ変わった「新生アリ」の集大成が、
世に言う「キンシャサの奇跡」でした。

名参謀アンジェロ・ダンディーの指示を無視して「独走」したとされるアリの、
ロープ際で足を止めるという「自殺行為」は、結果として奇跡へと繋がりました。
フォアマンに勝利したことは、彼の天才が、目に見えるものだけではなかったことの証でした。


かつて、人々の心を揺さぶり、世界を変えた男が、姿形を変えて、死の灰の中から蘇った奇跡。
キャリア前半の闘いぶりだけで、充分に歴史を画す存在の一人だったはずの彼は、
この一戦で、比類無き真の伝説となり、その存在は永遠に語り継がれることとなりました。



もちろん、政治的、社会的、商業的にも抜きん出た、類例無く大きな存在だった彼を、
それらの観点からも、語らねばならないかもしれません。

しかし、同時代に生きたわけではない、後追いの目しか持たない者にとり、それは難しいことです。
ただし、ひとつだけ言えることがあります。

かつて反社会的な存在として、その生き方を否定され、社会からパージされた彼は、
その社会情勢の変容と共に、後に大衆のヒーローとして受け容れられました。
しかし彼には、一歩間違えば、社会的に「抹殺」されたまま、その人生を終えていた可能性もあったのです。

国家権力に逆らい、大衆を敵に回しても信念を曲げず、強敵相手に闘うことを厭わず...
リングの上では、時の流れに喪ったもの故に、様々な変化を余儀なくされた彼ですが、
その闘いぶりを支えたのは、実は時代に飲み込まれても不思議ではない、
歴史という名の偽りに、その実相を歪められていたかも知れない、実は愚直な生き様だった、ということです。

その愚直さが、時に革命的、時に奇跡的と言われる、華麗で天才的な闘いぶりを支えていた。
このような比類無き個性が、あの時代、ボクシングが持つ競技性、芸術性、政治性と暴力性の全てと絡み合った結果、
永遠に語り継がれ、何者にも比べようがない伝説が生まれた。それは正しく、時代の奇跡でした。



野球の世界では「ベーブ・ルースよりも、ベースボールの方が偉大だ」という言葉があります。
この倣いでいけば「モハメド・アリよりも、ボクシングの方が偉大だ」と言うべきところ、なのでしょう。

しかし、他のどのような、偉大な王者の名前にも当てはめていい、と思えるこの言葉の枠組みを、
たったひとりだけ逸脱しうる者がいるとしたら?




偉大なる王者、モハメド・アリのご冥福をお祈りします。


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夏の関西リングはあれこれと賑やか まさかの試合も大阪で?

2016-06-03 19:46:12 | 関西ボクシング



少し前に、今年、夏に後楽園ホールで改修工事が行われるので、その間興行が出来ず、
本来はホールでやるような試合が関西にやってくる、という話を聞きました。

たとえば、関西出身で東京のジムと契約した選手の試合とか、
関西のジムの選手だけど、ホールでの試合が多い選手の試合などが、
この夏、関西で見られるだろう、という話でした。

関西のファンとしては、好カードがたくさん見られるとしたら嬉しい話だなあ、
くらいに思っていたんですが、どうもそういう想像の枠の外にあった試合まで、
関西で行われるような話が出ています。
それも含め、関西の話題を中心にあれこれと。


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まず、長身イケメン、丸田陽七太の試合。7月31日、住吉区民センター。
デビュー三戦目、WBCユース王座決定戦、相手は比国の若手で10勝無敗。

三戦目にやるには手強い相手だと言えそうです。
それはいいとして、階級がバンタムなのが気になるところ。

世界を急ぐのは止めた、という会長のコメントには賛成ですが、
若い内から無理な減量で身体を痛めつけるのは良くないと思います。
むしろ、もっとしっかりした身体を作ることを優先して欲しいところです。

今でも驚異的な長身、リーチを持ちますが、速くて長いのみならず、
強さを伴ったジャブを打って相手を下がらせ、その上で懐深く、足で捌き、となれば
少々の相手では手の施しようがないような選手になれると思います。
まだ若いんですし、理想は高く持って、それを追い求めてほしいですね。


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8月7日は、府立地下で、二部興行の予定と聞きました。
一部が拳四朗vs大内淳雅の日本タイトルマッチ。拳四朗、王者として関西で初の試合。
大阪での試合もデビュー戦のヘリ・アモル以来ですね。府立登場も初。

角海老所属時代から、折りに触れて試合を見たことのある大内ですが、
姫路復帰後の試合を縁あって続けて見ていることもあり、このカードは注目しています。

油田京士戦での敗戦、網膜剥離の発症から、タイトルマッチ出場まで這い上がってきた
彼にとっても、若き俊才として名を馳せる拳四朗は難敵でしょうが、
彼のキャリアの集大成となる一戦を、是非観戦したいと思っています。


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この日はグリーンツダジム主催の興行も予定されています。
たぶんこちらは二部、夕方からの試合開始になるのでしょう。

前回、デンカオセーンを2回で沈めた強打の若手、田中一樹が、
九州最強のバンタム級、坂本英生に「挑む」一戦がメインとなります。

これは田中にとり、真のテストマッチというか、その実力を問われる試練の一戦ですね。
好機での攻撃力、というより爆発力は証明している田中ですが、そこに至る過程において、
上位を狙える技量、力量があるかどうかは、これまで見た限りの試合では、見えていません。


結果がどう出るかはわかりませんが、こういう試合から逃げていては、いつまで経っても
本当の力は身につかないですし、それを証明することも出来ません。
それだけに、この相手と試合を組んだ陣営の決断を、まずは称えたい気持ちですし、
余計なタイトルが絡んだりはしない、けれど価値のあるこういうカードに、
ボクシングファンの広範な支持、注目が集まって欲しい、とも思います。

出来ればこれも観戦したいですね。
しかし一部二部、通し観戦はきつい...いや、頑張らねばいかんか(^^;)


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時期ではこれが一番最初、7月20日府立第一で、大晦日から少し間の開いた、井岡一翔の防衛戦
相手がWBA7位のキービン・ララ、というのは少し前に海外情報に出ていたようです。

まあ、そんな感じなんやろう、という以外に何も思わない話ではあります。
相手が「ニカラグアの宝石」と言われている、というのは知りませんでした。
知っていたとしても、何がどうということもないですが。

ただ、この興行のカードについて、一昨日の時点で、チケットぴあのHPを見ると、
以下のような記載がありました。

「2016/7/20(水) 16:30 開演 ( 15:45 開場 )
 会場:エディオンアリーナ大阪 (大阪府)
 〈井岡一翔(井岡)-キービン・ララ(ニカラグア) 〉/〈和氣慎吾(古口)-ジョナサン・グスマン(ドミニカ) 〉/
 〈山本隆寛(井岡)-レックス・ワオ(フィリピン) 〉/〈野中悠樹(井岡)-丸木凌介(天熊丸木) 〉」


チケットぴあの「フライング発表」って、実は時々あるんですね。
普段、こまめにチェックはしていないですが、それでもけっこう目につく感じです。

もしこれが全部、変更無く開催されるのだとしたら、これも見に行きたいところですね。
関東ローカルで生中継なしとかだったらイヤだなぁ、と心配していた和氣慎吾の世界戦が、
まさかの大阪開催ですからね。

もっともこれだけ前座からタイトルマッチが並ぶと、ただでさえ休憩の嵐、時間押し平気の
井岡TBS興行ですから、かなり疲れる観戦にはなりそうですが。


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と、関西絡みですが、9日は後楽園ホールにこっそりお邪魔。
所用のついでに、時間空けて観戦です。
日本バンタム級タイトルマッチ、再戦となりました。
益田健太郎に雪辱なるか、川口裕。傷が少し心配ですが、強打炸裂に期待です。


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これなら、フライ級でも世界を狙える 新生・田中恒成強し 転級初戦で圧巻の勝利!

2016-05-30 18:17:06 | 中部ボクシング



ということで、中部在住の友人の厚意により、田中恒成の転級初戦を見ることが出来ました。

契約ウェイトは50キロ、相手はIBF10位のレネ・パティラノ。
体型はスラリとしたボクサー風。ダウン経験がなく、あのランディ・ペタルコリンと引き分けの経験あり。
実際、なかなか地力のありそうな選手でした。
しかし、試合は一方的な内容、ワンサイドマッチになりました。


初回、パティラノはゆったり構え、リーチを生かし、左を伸ばす。
田中は足を止め、正面に位置。単発ながらジャブをもらうが、距離を外さず「詰めた」位置取り。
右クロスを決め、リターンが来たら目で外す。右ボディ当てる。

2回、田中、少し身体を振り始める。肩を入れた左で突き放し、首振り防御も見せる。
見るからに好調。打つパンチは切れ、威力充分。打ったあとのステップも速く、バランスも安定。
これまでの試合で時々あった、困ったら止まってガード一辺倒、という苦しい姿は影もない。

3回、パティラノが手数を増す。しかし田中落ち着き払っている。
パティラノの攻勢をジャブで「切り」ワンツー、左右ボディ。
好調故か、ぎりぎりの見切りに走るところがあり、スリーパンチのあと右一発だけもらう。

4回、連打で攻め、締めに左アッパー。見事に決まる。
少しショートで打ち合う。パティラノ右アッパーを見せるが、田中左トリプル、また左アッパー。

5回、田中ますます好調、ボディ、左フック、左ジャブのダブル、トリプルがびしびし決まる。
6回、パティラノも果敢に打ってくるが、田中は少し「やらせて」おいてから反撃。
右クロスから左ボディの対角線コンビが決まり、パティラノさすがに手が止まり、後退。
ロープからロープへと追い回し、最後は左ボディから右でダウン。KOとなりました。


過去の苦しい減量が、ことに無理なミニマム級での試合が、いかに彼の才能を削り、
全体的なスピードやバランス、集中力を低下させていたのか、ということがよくわかる試合でした。
そして同時に、ベストコンディションの田中恒成が、どれほど優れた才能の持ち主か、
ということも、まざまざと見せつけられた試合でもありました。


いやー、今回はホントに驚かされました。
良い選手だ、逸材だ、とは初めて見たときから思っていましたが、いざそれが好調な状態で
これほど十全に見られると、改めてその才能の膨大さに圧倒されました。

スピードがあり、目が良く、攻防の繋ぎが滑らか。
左がよく出て、それ故か、いつ何を打つべきかの選択に、無理や間違いが少ない。
相手はけっして弱い選手ではないはずですが、単発のヒットを許した以外、ほぼ圧倒していました。
本人の自信満々なコメントの数々も、むべなるかなと。参りました、お見事です、という感じでした。

軽量級に多くのタイトルホルダーがいる日本ですが、今は無冠の、この田中恒成こそが、
日本のフライ級以下で、最高のボクサーではないか。そんな風にさえ思います。
その実力は全階級通じても、いずれは井上尚弥に次ぐレベルに到達するのではないか、とさえ。


今回、多少、自らの好調ぶりに勢い余った?ところがあって、防御面で多少、無理をしたかな、
もう少しセーフティな選択があって良いかな、という部分がありましたが、
それを除けば、ほぼパーフェクトな転級初戦だったと思います。

八重樫、田口、拳四朗といった面々にとっても、その存在は正しく脅威でしょう。
田口良一への挑戦をアピールするコメントがありましたが、相当自信がある風でした。
私の感想を率直に言えば、こんな試合してしまうと逃げられるよ、というところですが。


そして、今回の契約体重は、ライトフライよりもフライ級のそれに近い設定でした。
今年、成人式に出たばかりの若さを考えれば、当然、将来はフライ級での活動が、視野に入ってきます。
そして、田中恒成にとり、真の勝負はそこから、なのかもしれません。

伝統階級であるフライ級において、肩書きとは釣り合わない「タイトルホルダー」ではなく
真の意味を持ちうる「チャンピオン」を攻略すること。
田中恒成は、そういう真っ当な夢を託すに相応しい逸材であると、改めて思い知りました。
陣営の皆さんには、単に東海、名古屋ではなく、日本全体にとっても正しく「星」である
田中恒成の今後を、より広がりのある世界へと展開してもらいたい、とお願いしたいものです。



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そういうことで、こっそり動画紹介します。
数日で消えますので、お早めに。


1~3回。



4回~試合終了まで。






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転級初戦/中身が肝心/天罰下る/ダブル指名試合?

2016-05-27 22:24:55 | 話題あれこれ



明日は名古屋で、田中恒成の転級第一戦です。
これは中部で生中継。友人の厚意により、映像を見られると思いますので、
後日また感想などを書くかもしれません。

今日の計量記事を読むと、一階級上げたことにより、体調が改善されたという本人の実感は相当強いようです。
今まで我々が見ていた105ポンドの田中恒成と、これからの彼はどのくらい違うものなのでしょうか。
これまでは、まったくもって彼の真の姿ではなかった、と思えるような闘いぶりが見られるのでしょうか。

転級のメリットとデメリットはそれぞれにあるにせよ、今はメリットの大きさに対する
期待ばかりが膨らんでいます。明日の試合、楽しみです。


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その田中恒成返上のWBO王座は、加納陸と高山勝成の間で争奪されることになりました。

加納陸の試合は、国内デビュー前の、タイでの試合映像を見たことがあるだけで、
それ以降は見る機会がありませんでした。
昨年末の元WBO1位、対戦時は確か9位だったベテラン、ピグミー・ゴーキャットジムに
8回判定勝ちした試合は、知らなかったんですがTV大阪で放送されたようです。
これは見られませんでしたが、今月8日には元WBO王者のメルリト・サビージョに判定勝ち。
これもTV大阪で放送があり、友人の厚意により、今回は見ることが出来ました。


ざっくり印象を書くと、18歳にしてキャリア12戦(国内デビュー前に7戦)というだけあって
よく鍛えられているし、年齢のわりには「けっこうやれている」という感じでした。

序盤は先手を取って左ストレートや、スリーパンチの最後の右フックなどを当てる。
序盤はけっこうジャブが出て、それ故に、後続の攻めが良かった。

しかし若干スロースタート気味だったサビージョがボディから攻め、加納は足が止まりだす。
中盤は強引に攻め込まれ、失点。

終盤、加納は苦しい展開ながら押し負けず、懸命に手を出して対抗。
サビージョが少し失速、逆に加納は足が少し動き、果敢に連打を決める。

フルラウンド放送ではなかったのですが、僅差ながら勝ちかな、という印象でした。
序盤の動きをもっと維持する体力が欲しいとか、全体的にパンチが軽いとか、
立ち位置が悪い故に、打ち終わりを安易に打たれることなど、いろいろ不足も感じますが、
何せまだ18歳、これから試合ごとに伸びていく時期です。

しかし、史上最年少王座獲得の記録を狙うため、なのか。もう次が世界戦なわけですね。
彼の素質や可能性を認めたとしても、今現在の力量でいえば、時期尚早だと思います。
今の加納陸は、過去に高山勝成に敗れた選手たちと同等か、やや下回るくらいのレベルにある、と思います。

序盤、よほどの好スタートを切り、そこに高山の負傷などが加われば話は違ってくるかもしれませんが。
或いは、若い選手ならではの急成長が、次の試合で見られるならば、というところでしょう。


あと、今回の世界戦成立、それ自体についての感想を。

WBOミニマム級のランキング全体が、露骨な日本選手優遇傾向にあり、
今回の高山勝成の2位という位置づけにも疑問がつくものの、加納陸のランキング自体には
それなりにきちんとした根拠があり、そこは疑問の対象ではありません。

何より、元1位のピグミー、そして元王者サビージョと闘って勝ったのですから。
勝ち負け以前に、こういう試合を実際に闘ってさえいない、他の根拠薄弱なランカーと、
実績、結果を残している加納陸を同列に語ってはいけないと思います。

ただ、問題はそれでもまだ、彼のボクサーとしての内実が、世界云々というには不足あり、という点ですね。
高山の現状も考え合わせると、素直に楽しみだといえる試合ではない。
むしろ、試合前にあれこれと余計なことを考えてしまう、そっち側の試合です。

これが日本タイトルとか、或いは無冠戦とかだったら、かえって楽しく見られるのにな、と。
勝手なファンとしては、そんなことをぼんやりと思っていたりもします。


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前回の試合が無茶苦茶で、いざ中立国での再戦となったら、両者計量失格、やっぱり合格、と
もう何から何までやっぱり無茶苦茶だった再戦は、意外と普通に戦われ、終わりました

前回と全然違ったのは、レフェリーがクリンチを分けたことです。

前回はアムナットがクリンチしたら、レフェリーはアムナットの気の済むまで放置してました。
その分、打たれる可能性のある時間の割合が減り、アムナットがそれ以外にも無茶苦茶をして
強打カシメロから逃げ切ったわけですが、今回はそういうわけにいかず。

結果、4回に打たれて試合は終わりました。
最初に倒した左フックは、威力、タイミングとも抜群。アムナットは相当なダメージだったことでしょう。





まあ、あまりこういうことを言うのは良い趣味じゃないですが、天罰覿面って感じもしますね。


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大エース陥落後の、ワタナベジムのふたりの王者、次期防衛戦は8月か

河野公平は、ルイス・コンセプションとの対戦オーダーが出たとか。
とはいえ、すんなりやるかどうかはわかりませんが。会長さんのコメントは、実に味わい深いですね(笑)。

田口良一の方は、ランディ・ペタルコリンがフライ級に行って、変な判定くらって負けたと思ったら
まだランキング1位に名前が残っています。その後がどうなるのかはさっぱり見えてきません。

いずれにせよ、内山の陥落があったから、というのではなく、そろそろご両人とも、
お茶濁しみたいな試合ではなく「ホンマのやつ」を見せてもらわんとね、と思います。
悪いですけどここまでの試合、「世界」というにはあまりに軽く、狭い話ばっかりで、
直近のそれぞれの試合も、正しく「前座」或いは「セミ」「セミセミ」としか思えないものでした。

8月の試合が「ダブル世界戦」という言葉に、少しでも近づくものであるように願いたいものです。
まあ、ないとは思いますが、コンセプションとペタルコリンが同時に来日するなら、
それこそ会場に足を運びますよ、私は。
まあ、そんな物好きがひとりいたところで、実際には何の意味もないんですが...。


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「順調」な勝利/結局は防御の質/米露対決の行方/MVP納得/辞める以外の自由がない

2016-05-18 21:47:03 | 話題あれこれ



話題、動画など、あれこれと。


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村田諒太の10戦目は、関西では放送無しでした。
金メダルの威光もかすみ、ついに関東ローカルか...と嘆くべきなのか、
それともこれはボクシング界全体の問題なのか。
或いは関西のネット局が、他地域とは違う特異な判断をしたのか。
次戦以降どうなるかは不明ですが、何にせよ残念な話ではあります。

映像は関東在住の友人の厚意により、見ることが出来ました。
相手との力関係に左右される話ではありますが、村田はパワーで圧倒し、
全体的に引き締まった、無駄のない闘いぶりで、快勝だったと思います。

序盤から右の威力で相手を抑え、左で崩して右、ボディからまた上に、しっかり攻めて、
無理な姿勢から振り回すこともなく、確実に相手を捉え続けていました。

プロのキャリアが二桁に乗った試合でしたが、コンスタントに試合を重ねてきた成果が
この一試合のみならず、数試合のスパンで、ようやく見えてきたという印象です。


もっとも、いつも同じ事を書いてますが、やれ次の次とか、年内に世界戦とかいう話になると、
それはちょっと無理というか、遠いなあ、としか言いようがありませんが。

WBO王者サンダースは、そりゃゴロフキンより強いわけじゃないでしょうが、それにしてもと。
せっかく今回、ざっと見た感じですが、甘さや綻び、無理や無駄が見えない試合が出来たんですから、
この感触を手放さないようにして、さらに全体をグレードアップさせてほしいと思います。

その上で、世界ランク10位以内の選手とやれるかどうかの判断をし、そこで勝てるか否かが問題で、
世界というのはその先にようやく見えてくるものだと思います。
今、WBOでは7位らしいですが、村田諒太のキャリアに、そこまでの内実はありません。

まあ、周囲の要求がそういう発言や見込みを語らせるんでしょう。
変に先を急ぐべきではないし、何せミドル級ですから、急ぎようもないのが実情だと思います。


しかし、今回は本当に良かったと思います。10戦目で、このくらいの相手にしっかりと勝つ。
これは「順調」と言っていいキャリア構築の一環と言えるでしょう。
次は、さすがにPPVの枠には入らないにせよ、ベガスのリングに「再挑戦」とのことですが、
今回同様、引き締まった試合ぶりを見たいものです。


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今頃感想ですが、カネロvsカーン戦について。

結局、体格やパワーの差以前に、カーンの防御の問題が全てだったと見えました。
ひとつの踏み込みで数発打てるスピードがあるが故に、その代償としてその「継ぎ目」を狙われる。
それで負けたこともダウンしたこともあるのに、スピード依存の攻防に頼りすぎる。

また、立ち位置の設定が雑なまま。立ち位置を左右にずらす意識が乏しい。
アルジェリ戦ではその意識が出ていたように見えたが、今回、最重量の体重のせいか、
肝心のスピードが落ちているところに加え、また肝心なところで止まりがちでした。

ならば手は高く掲げていてほしいところですが、ラウンド開始時は高くても、
時間が経つにつれて...という案配で、6回の結末はある程度までは想像どおりでした。
思った以上の痛烈なフィニッシュではありましたが。


さて、試合後の報道で、カネロが160ポンドでゴロフキンと闘う、と語ったそうで、
これは良い話ではありますが、考えてみればそれで当然、何も感心する話でもないですね。
とにかく、すんなりと実現してもらいたい、ただそれだけを願います。


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期日が間近に迫った米露対決、延期

ワイルダー陣営が渡英して調整中、という段になってこんな話で延期とは、何ともかともです。
興行権がロシアに渡った時点で、すんなり行くのかなと疑問でしたが、これはあくまで、
両陣営とも普通に闘うつもりだった上での、不測の事態なのだと...そう、見るべきなんでしょうね。

それにしてもドーピングの問題、ここ最近、ずいぶん目につくようになりました。
それだけ検査が厳しくなっているのかもしれません。
じゃあ、今まではどうだったのよ、と言い始めると、なかなか話が終わらなかったりしますが...。


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カーニバルのMVPは、ミドル級の西田光に決定
今年はあれこれと観戦したんですが、これは見ていないので、どんな感じかわからんなあ、と
思っていたら、有り難いことに動画がありました。





最初のダウン、あの左フックは、柴田も油断したわけじゃない、防ぎようのない一打と見るべきかなと。
それが事実上、試合を決める一打だった。これが勝負というものなのでしょう。
なるほど、MVP、納得です。

専門誌によるとOPBFの初防衛がもう来月で、豪州の選手とか。
なかなか大変そうですが、健闘を祈ります。


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今日のニュース。突然の引退宣言だそうで。
話題性という意味では、男子世界王者の試合にも匹敵する...んですかね?

この選手にそこまで興味があるわけではないんですが、記事中のコメント「自分のプリペイド...」のくだり。
これはちょっと気にかかりましたね。
男女問わず、日本ボクシング界のある一面を、端的に表現しているのではないか、と。

結局、選手の側には、突き詰めてしまえば最後は辞める以外の選択肢がない。
その現実の前に、声も上げられずにボクシングから離れてしまう人材は、我々が思う以上に多いことでしょう。

この選手がそうなのか、当該ジムがどうなのかという以前の問題として、ですが。
この選手の場合、ある意味では、他に「行き場」があるから、こういう行動にも出られるんでしょうし。
しかし、彼女なりに、自分の人生に費やしたもの、捧げたものを「人に使われている」と感じさせたのは
いったい何だったのか。


彼女にとり、そして多くの「彼ら」にとり、ボクシングが時に「報われないもの」であっても仕方ないでしょうが、
「空しいもの」ではあってほしくない。
ボクシングファンの一人として、切にそう願いますが、現実はそう甘くはないのでしょうね。



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好打しても後続がない 久保隼、自作自演の凡戦防衛

2016-05-17 09:20:51 | 関西ボクシング



昨夜は神戸にて観戦してきました。


長身サウスポー、久保隼のOPBF王座初防衛戦。
昨年末のロイド・ハルデリサ戦は、飛び飛びの映像をYouTubeで見ましたが、
フィニッシュの左はなかなか良いタイミングで決まっていました。






それまでの過程に課題はあっても、評価が高まって不思議のないKO勝利でした。
今回の初防衛戦が、フジ系列の関西ローカル、関西テレビで後日放送されることも、
おそらくはその一端、なのでしょう(5月24日深夜放送とのことです)。

しかし実際の試合は、非常に厳しい感想を持たざるをえないものでした。



初回は久保が長い右のジャブ、左ストレートを伸ばす。
昨年、確か長谷川穂積の前座で、高野誠三を破っているベンジー・スガノブは右から入る。
しかし徐々に届かなくなる。久保が距離を掴む。ヒットは浅い。

2回、スガノブ右から。久保、突き放さずに引き寄せてしまう。
セコンドからジャブを出せと声。しかし久保、ハルデリサ戦のような左を当てたい?
ジャブは少なく左を伸ばす。
3回も同様。左ボディアッパーが出る。ジャブは出せば良い感じだが少ない。

4回、左ストレート二発、ボディにも決まる。5回はスガノブが接近する。

6回、良いタイミングで左アッパーが命中、追撃の左ストレートも。
スガノブロープを背負う。効いている。しかし久保、追撃が甘い。連打が出ない。
単調に左を打つが、間延び。いざというときに打てるパンチの「品揃え」がない。
7回も左ボディストレートが決まるが、その先の攻めが弱い。

8回以降は詳細を書く気になれない展開。
一時はもうひと押しという感じだったスガノブの粘りを許す。
スガノブがラフに出て左右を振り、久保は打っても単発、当たっても浅い。
そしてその後はクリンチばかり。他に出来る事が何もない。
浅いヒットが僅か、あとはミスブローと揉み合いばかりが延々と続き、試合終了。



試合前半も、それなりに展開らしい展開はあっても、全体的に間延びしていて、
後半はというと、それに輪を掛けた酷い内容でした。
選手の個人的な応援や、何かの縁があるでもない第三者の観客にとっては、
見てられないというのが正直なところでした。

久保隼が、ラフで粘る相手をノックアウト出来ないとしても、それは技量力量以前に
そういうタイプの選手ではないから、という言い方もあるとは思います。

しかしこの試合、手強い相手に苦戦した、というのではなくて、
倒せそうな好機があり、倒せずとも、もっと攻め込めた場面もあったのです。
しかしそこで何もせず(或いは出来ず)、相手の立ち直り(というほど、立派なものでもなかったですが)を
許してしまい、ただでさえ間延びした試合展開を、さらに奈落の底に突き落としてしまった。

加えて、好機の無策もさることながら、序盤しっかり突き放すのではなく、
変に引き寄せて打とうとしていた試合運びにも疑問を感じました。
長いリーチを最大限に生かして、そこから試合展開を回せば、相手がちょっとラフに来たくらいで
慌てたり崩れたりすることはないはずなんですが、そこが曖昧なせいで、相手に余計な手を出させる。
このあたりの「いい加減さ」も、後半のクリンチ祭りみたいな展開同様に批判したいところです。


ハルデリサ戦の見事な勝利を受けて、彼への評価が高まったり、次の試合への興味が増した、
というファンの気持ちは、少なくとも会場で彼の試合を見た限り、相当後退してしまいました。
何もたった一度、良い試合が出来なかったからというのではなく、
そうなった原因が、相手の強さではなくて彼自身の甘さ、不手際にあったから、です。

繰り返しますが、恵まれた長身、リーチがありながら、それを生かし切れない曖昧な闘い方。
中盤の好機をみすみす逃し、きっちり相手を生き返らせる拙さ。
終盤は相手に粘られて、それをパンチで止められずクリンチばかり。案の定、という感じでした。


総じて、悪いですけど、とてもじゃないが暇割いて身銭切って見に行く価値のある
メインイベンターの試合だとは言えないレベルの試合でした。
試合終了後、判定を聞かずに会場を去る観客がかなり目につきました。
あれがこの日の試合に対する、率直な評価だと思います。


せっかく関西ローカルとはいえ、地上波のTV放送もついたというのに、
そういう状況も考えると、この凡戦は残念ですし、他人事ながら腹立たしい気分でもありました。


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前座ではWBOミニマム級6位(パンフでは7位でした)の山中竜也が
タイのドエドキャッド・ウィーラチョンに3回TKO勝ち。
右アッパー、左ボディと攻め、3回ボディで二度倒し、追撃でストップでした。

フェザー級6回戦では小坂烈がタイのティエンチャイ・ヨーングカオジムをこれも3回TKO。
懐の深いサウスポーのタイ人をボディで二度倒しました。

あと、4回戦ではフュチュールジムの中村圭吾という選手が2勝目。
小柄なフライ級ですが、全体的にまとまっていてしっかりした攻防を見せていました。
この日は全試合を観られず、途中からでしたが、当てるのが巧いなという印象。
爆発的なものが見えたわけではないですが、目につきました。


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苦闘あり、笑いあり、少し憂い 有明コロシアムその他の試合雑感

2016-05-11 14:29:16 | 井上尚弥




ということで、前座試合など含めての雑感を。
全体的に、試合内容自体はよかった、といえる興行ではあったんですが、
まあ中にはそうでないのもあり、それ以外にもあれこれとありまして、ざっと振り返ります。


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セミファイナルの八重樫東は、ハビエル・メンドサのステープルメイトという
マルティン・テクアペトラに2-1で判定勝ち。苦しい防衛戦でした。

試合前日かその前か、何せ近いところで放送されたドキュメント番組を友人に見せてもらったとき、
八重樫が左の肩と腕に、かなりきつめのテーピングをしている映像がありました。
試合が迫った段階での映像だったので、あ、これは...と思っていたら、案の定だったみたいです。

立ち上がりから、明らかに我が身をかばって動き、打っている。
打つパンチの選択も、制限がある模様。
対するテクアペトラは、良い軌道のストレートを打つが、打つ前から右肩が前に出ている「探り打ち」で、
これでは少々当てたところで効かない。
パンチのない選手の典型で、これには多少安心。

とはいえ2回、さっそく打ち負けたように見える。八重樫はポンポンと打ってくるテクアペトラを持て余す。
3回からボディを攻め、4回も右を好打するが、動き自体がやはり重い。
テクアペトラは中盤、ジャブや右カウンターで粘る。八重樫、6回後半は攻めて取る。

終盤は微妙な回が続いた後、最終回は八重樫が攻め、テクアペトラの構えがついに崩れる。
最後の最後で、本来の実力差が見えました。


全体的には僅差で八重樫かと見ましたが、TVで細かいところを見るとまた違うのかもしれません。
ただ、この内容を仮にメキシコでやっていたら、大喜びであちらだっただろうな、とは思います。
それがこの試合の判定の「正解」である、というわけではないですが。

前回のメンドサ戦と比べると、八重樫自身の不調がすべてだったように見えました。
テクアペトラに関しては、きついようですが、この程度の選手だったから助かった、という印象でした。

井上の拳と同様、八重樫のコンディションもまた、今後に向けて心配の種です。
指名試合とか、上位との対戦などでこの調子だったら、さすがに厳しかったでしょうね。


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井上拓真はOPBF王座の防衛戦。
インドネシアのアフリザル・タンボレシを2回で沈めました。

初回からやや小柄なタンボレシを圧倒、右を決める。
2回、左フックを決めて倒し、追撃の右で二度目でストップでした。

これがプロでわずか二度目のKOとは、やや意外な気もしますが、イージーな相手が少ない
そのキャリアを振り返れば、それもあり得ることでしょう。この日は圧勝でした。


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ある意味、この日の試合で一番、強烈に「ボクシング」だった試合が、松本亮のTKO負けでした。

ここ数試合、国内上位との対戦をせずに、世に言う「世界路線」とやらを進んでいた松本ですが、
弱い相手との圧勝か、そうでなければ安易に打たせて負傷までする不安な試合、という具合で
散発的にメディアに出る世界戦や前哨戦やという表現との乖離甚だしい、というのが、
誰の目にも共通する松本の現状だったと思います。

ことに昨年暮れ、WBAアジア王者(だったかな)とかいう触れ込みの、割と普通の選手相手に
初回から棒立ちのとこをまともに打たれて頬を切り、2回に正面から打ち合って倒し返した試合は、
部分的にではあっても、何かが「切れ」てしまっているかのように見え、普通の気持ちでは見ていられないものでした。

その状態からどう立て直してくるか、それが今年の松本の課題だと思っていたら、
状況はさらに悪化していて、8勝5敗というメキシカン、ビクトル・ウリエル・ロペスに
初回から危ないところに踏み込まれ、攻め立てられるスタート。
初回こそ右カウンターを合わせましたが、腰のあたりが緩いロペスに、2回以降も打たれる。

とにかく相手の動きやパンチへの反応が乏しい。
その上、近づいても離れても同じように、顔から手が離れた構えのまま。
それはロペスでなくても手を出したくなろうというものです。

3回、ロペスのワンツーが飛ぶ。当たる。ボディへの攻撃、これもきついのが入る。
4回、松本ますます劣勢。ボディで止められ、左フックをまともに食らう。
もう、見てられないというレベル。止めてもいいかと思うほど。

結局5回、右食って、連打が来たところでストップでした。


油断していいの打たれたとか、そういうのではなくて、終始しっかりと打ち負けての完敗でした。
ロペスは戦績も見た目も、はっきりいって冴えたところがなく、体つきも緩い選手でした。
これはもう、ロペスには失礼ながら、彼が勝ったのではなく、松本が負けた試合、だったと思います。

試合後の話や報道では、松本はかなり深刻な体調不良だったそうです。
それがこの日だけの話なのか否かは不明ですが、もしそうでないのなら、
ここ数試合のマッチメイクも、ある意味では納得がいく部分がありますね。

大橋ジムの次代を担う立場だったはずの松本ですが、これまた心配な話です。
万全の体調を取り戻して、しっかり再起してもらいたいですが。


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それ以外の試合についてもざっと。
井上浩樹はデビュー三戦目も初回KO。相手はビモ・ジャガーというインドネシア人。
少し抵抗されましたが、ボディから攻めて二度倒しました。

この試合、私はトイレからの帰り道。試合が始まったので、インターバルまで待って
席に戻ろうと、入り口のところで見ていたら、そこまで行かずに終わりました。
結局、この試合だけ立ち見でした。


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第一試合だったはずのクウエ・ピーターというガーナ人ボクサーの試合は、
何故か予備カードに回り、世界戦の前に行われました。大橋ジム移籍初戦とのこと。
相手はインドネシアのビンセント・オーリンという選手。

この試合は、ある意味、会場に足を運ばないと絶対に見られない、貴重な試合でした。

初回早々、何が起こったかわからなかったのですが、オーリンがキャンバスに座っている。
倒れた様子を表現すると「へちゃっ」という感じ。
その姿、まるで濡れ雑巾の如し。
レフェリーのマーチンさんがスリップを宣し、立つよう促す。

試合再開、またインドネシア人がキャンバスへ。またもスリップが宣告される。
場内どよめき。これは大変なものが見られそうだという予感に満ちる。

しかしまたしても「ダウン」シーンが起こる。これはスリップではないようで、
タイムキーパーのカウントする声が場内に。「ワーン、ツー...」

するとカウントがわずか2のところで、今度はマーチン主審がTKOを宣告!
場内哄笑の中、初回TKOで試合が終わりました。


見るからに勝つ気がないというか、早く帰りたがっているというか、
余計に殴られるのイヤ、というか、いずれにせよ戦意の欠片もないインドネシア人に対し、
二度もスリップ宣告をして闘わせたものの、それでも駄目だと判断するや、最後はカウント2でバッサリ斬る。
マーチン主審が示した、何者にも侵されることのないレフェリーの尊厳に、
言いしれぬ感動を覚えた一戦でありました。

いや本当に、そりゃ過去にいろんなの見ましたけど、これほど凄いのは滅多にないですね。
普通なら、はははと笑っておしまいですが、ある意味感動的ですらありました...(^^;)


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最後に、この日の試合以外の部分について、少し?だけ。

一昨年の東京体育館、昨年末と今回の有明と、三試合続けて井上の試合を見てきましたが、
来るたびに、確実に客の入りが悪くなっているように見えました。
ことに昨年末と比較しても、人がほぼ皆無のブロックの数が増えていましたし、
私の近辺の、リングの四辺を正面から見られる良い席も、最後まで空席のままでした。

もちろん時期も場所もカードも違い、それが反映されたのかも知れませんが、
我々ファンが史上有数の強さだと見る、井上尚弥を擁してもこれか、と思わざるを得ません。

結局は、現在の世の中において、個々のボクサーがいかに奮闘しようとも、
ボクシングというスポーツそのものへの評価が、全体的に低下しているのでしょう。
その理由については、過去にもさんざん書いてきましたので繰り返しはしませんが...。


しかし、そういう話とは別に、やはりこの日の進行の拙さはなかなかのものでした。
早期決着の試合が多かったせいもありますが、世界戦二試合の前に、40分と25分の休憩が入る。
セレモニーなどを入れるともっと長かったか。ただただ退屈なだけ。

そりゃ、メインを生中継するためには仕方ない、でおしまいなのでしょうが、
何もそれを、7時45分固定でやる必要がありますかね。
たとえばメインを7時から開始して、それ以外をディレイという方法でやれば、
その分、無駄な時間を削れると思うんですが。

まだ、全てをつぶさに見たわけではないんですが、TV放送自体も、
けして良い出来のものだとは言い難い、拙いものだったという評も聞きます。

それでなくとも衰退していくTV放送業界の都合に、いつまでも振り回されるばかりでなく、
違う方向性のビジネスモデルを模索しつつ、観客をもう少し大事に扱う、扱えるような
興行体制を構築するべきではないかと。


私なんかは、興行側やTV局の都合優先で、客に負担や退屈を強いる拙い進行にも、
これがボクシング業界の限界や、と諦めてしまっている、飼い慣らされた側の人間ですが、
もし初見の方がいたら、さすがに呆れてしまうことでしょう。
もう一回ボクシング見に来よう、と思ってくれる可能性がある観客を、
自らの手で振り落としてしまっているようなものです。あまりにもったいないことです。


個人的な経験で言えば、ボクシングをライブで見ることの魅力は、とても大きなものです。
何度か、初見の方と同道したことがありますが「凄く良かったです、また見に来たい」と
言われた経験があります。
また、この日の有明からの帰り道には、若い女性が大きな声で
「野球とかより全然良いねー、ボクシングまた見たい」と言っているのが聞こえたりもしました。

何か、救われたような気持ちにもなりました。
ボクシングそのものの魅力は、やはり間違いなく、確かなもののはずです。
だからこそ...と思わずにはいられません。


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苦境にあって、改めて示した質の高さ 井上尚弥、負傷抱えてなお完勝

2016-05-10 09:51:08 | 井上尚弥



ということで、連休最後のとんぼ返り観戦ゆえ、今頃更新です。

ふたつの世界戦は、昨年末とは違い、こちらのやや過剰な期待を完全に満たすものではなかったですが、
興行全体は、これは会場に来ておいてよかった、貴重なものを見られた、といろんな意味で思える試合の連続で、
ボクシングの厳しさを思い知らされたかと思うと、ボクシングってこんなに「呆れ」られるもんなの、とも思ったり。

まあいろいろありましたが、それは後日に改めまして、とりあえずメインについて。


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立ち上がりは、だいたい想像していたとおりの優劣が見えた、という流れでした。

ダビ・カルモナは思ったほど後退せず、構えて立った風でしたが、井上尚弥が右を強振し、
それがブロックに立てた腕をはじき飛ばすと、当然下がり始めます。
それでもまだ、多少、動かずに立ち向かおうとするところに、井上の右が飛び、初回終了。

やはり圧倒的な井上の強さ、鋭さの片鱗を見て、誠に無責任かつ勝手な「見物客」と化した私は、
思わず「違う違う、足で外すんや!」とカルモナの方に声を掛けておりました(^^)
この時点ではまあ、のんびりと見ていられたわけです。


しかし徐々に、爆発的な踏み込みで、身体全体の膂力を拳に一点集中する強打のバランスが、
井上尚弥の動きから消えていくのが見て取れました。
インタビューなどで、試合を無為に長引かせてあれこれ試す、という試合運びについて
否定的に語っていた井上らしからぬ闘いぶりに見えました。

3回あたり、ジャブで圧すが、やや正面に立ってしまい、カルモナの右が来る。
5回、井上がロープへカルモナを追い込み連打、しかし右に力点を置かず、左を強打したい風。

このあたりでもう、確信というか、デビュー三戦目の佐野友樹戦を思い出しました。
パンチの強弱が、右拳を痛めたまま闘ったあの試合と、同じ配分になっている。
右は見せかけ、軽打、誘いで、あくまで左フックを強打しようという狙い。

7回になると、さらにそこから後退して、ほぼ左ジャブ一本。ボディへのジャブも増え始める。
同道した友人が「これ、左もやってますよ」とポツリ。
確かにそうとしか見えず、相当厳しいことになっているのだろう、と思いました。


と同時に、この選手はなんと質の高いボクサーなのか、と感心もしました。
普通、あれだけの強打を持っていれば、その手応えを前提にしたスタイルに傾いてしまいそうなものですが、
井上尚弥は自らの最大の武器を失う苦境にあってもなお、世界1位の技巧派ボクサーを、
比較的余裕を持った試合運びで抑え続けていました。

9回、井上はほぼ左だけでカルモナをコントロール。
強打者ではないにせよ、当てるのは巧いカルモナなのに、ミスが目立つ。
10回は井上が改めてリズムを取りつつ、少し右を出す。弾くように打つのみで、打ち抜きはせず。
次はやや足を止め加減で、最終回は本来、必要のないラッシュ。
カルモナの戦意を断ち切ったかに見えたダウンでしたが、レフェリーが止めず、判定へ。


試合後は、誰の目にも明らかだった拳の負傷について、インタビューでは一言も語らなかった井上ですが、
試合後や翌日の報道を見ると、骨折ではないものの、相当な腫れ具合で、改めてその苦境が知れました。

骨折ではない、早期に練習再開も可能、という本人の言を信じるならば、かなり安堵した、というのが
正直なところでありました。
会場からの帰り道、彼の将来を案じて、あまり明るい気持ちではなかったのですが。
こうなったらしょうがない、これからは和製メイウェザーを目指し、全試合120-108で勝ってもらおう、
とかなんとか、くだらないことばかりを友人たちと言い合っておりました。


しかし考えてみれば、強打という最大の武器がなくとも、このレベルの相手にほぼ完封ペースで勝っているのです。
そしてその試合に我々は、表現の差こそあれ、ちょっとがっかりしたり、失望したり、残念がったりしているのです。

もし井上尚弥が、桁外れの強打を持たぬ選手だとしても、そのボクシング全体の質は非常に高いものであり、
ダビ・カルモナ相手に、破綻なく普通に勝てるレベルにある。そしておそらくは、多少苦戦はしても、
オマール・ナルバエスにだって勝てていたと見ていいし、ワレリト・パレナスに対しても、同じではないか。


拳の負傷は変わらず懸念されますし、完治は無理でも、今後の大一番での再発がないように祈るしかありませんが、
それでもなお、井上尚弥は改めて、その質の高さ、大器ぶりを示してくれたように思います。
そう思えば、今回の試合は、嘆いたり失望したりするには当たらない、堂々たる勝利であった、とも。


次戦はやはり、年末くらいにずれ込むのかも知れませんね。
ナルバエスとの再戦が有力、とのことですが、あちらがそういう選択をするのか否かは、まだ不明です。
拳が順調に治癒して、秋頃にやってくれれば...というのは、やはり無理でしょうか。
残念にも思いますが、やはり大事をとるべきところなのでしょうね。


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