さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

高山敗れる/リーグの一員/吹いてはります/動画紹介

2012-03-31 11:43:33 | 話題あれこれ
高山勝成のIBF王座再挑戦は、0-3判定負けに終わったらしいです。
この記事によると、勝っていたような試合内容だった、とあります。
本人のコメントは判定に対する不満を語る内容ですが、こればかりは見てみない何とも、ですね。

国内では世界戦が5試合続き、賑やかな限りですが、海外に活動の場を求め、
敵地で懸命に闘っている高山の姿も、もっと広くに知られ、見られるべきものだと思います。

残念ながらWOWOWでの放送は望めないでしょうから、YOUTUBEで探すしかありませんね。
昔は南アフリカの試合もちょくちょく放送してたんですけどね、WOWOWさん。
まあこれは諸事情あるのでしょうが...。

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海外ではゴールデンボーイ・プロモーションと新たに三試合の契約を結んだという石田順裕に
WBOミドル級王者のディミトリー・ピログからオファーがあったとか。
ポール・ウィリアムス戦の完敗は、確かに厳しいものでしたが、同時に日本人ボクサーが
世界の中量級トップボクサーたちの闘う「リーグ」の一員と見なされた試合である、と
前向きに考えることもできるでしょう。その証がこのオファーだと思います。

協会のIBF、WBO加盟へ、という方針がまだ具体化していない現状が、
この試合成立の足かせになるのかもしれませんし、その是非はまた別の話ですが、
やはり、海外に闘いの場を求めた者にしかなされないオファーを送られたことは、
石田にとってひとつの「勝利」です。ちょっと嬉しい話でした。

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さて、来月早々に国内で4試合の世界戦がありますので、海外から続々と選手が来日してます。
世界の強豪、と素直に言える選手が3人、そうでなさそうな人が1人、計4人ですが...。

その中の代表格であるこのお方、何とも派手にというか、華やかに吹いてはりますね。
確かにこの選手の強打と、「倒し慣れ」と言えるレベルの、好機における詰めの厳しさ、手際の良さは
いかに充実期にある山中といえども、脅威でしょう。
山中の強打とスピードに期待したい反面、過去の大きな試合で相手に好打を許している点は不安です。
岩佐やエスキバル相手なら耐えてしのげた危機も、このお方相手だと...という。
今更ですが、初防衛戦でこの相手かいな...と繰り言が出ますね。
もちろん、そういう不安も込みで、本当に楽しみな一戦ですが。

当日は、以前書いたとおり会場に行きます。
まさかビック・ダルチニアンの試合を直に見る日が来るとは思ってもいませんでしたなぁ...。

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以前、何度かスリーダウンKOをくらって、消されてしまったこともあるYOUTUBEアカウントですが
しつこく復帰しては、ちまちまと動画を上げております。
先週は大阪毎日放送「せやねん」で、長谷川試合前恒例のトミーズ雅さんジム訪問がありましたが、
今日もまた「せやねん」が「世界戦続々!」として、ボクシングを取り上げていました。
動画を紹介しておきます。

まあ、中には数のうちに入らないようなものも混ざっていまして、それはTV局にも大人の事情があり、
わかっていても取り上げないわけにはいかないのでしょう。
でもそんなことは私には関係ないので、ボクシングファンとしては至極当然の判断を下し、
その部分についてはカットしておきました(^^)

ついでに、どうやら清水智信の試合、関西でも無事放送(生中継かディレイかは不明)されるようです。
強敵テーパリットとの試合、少なくとも結果知らずに見られることは確実になりました。
「世界戦続々」の言葉通り、地方のファンである我々にも楽しみが増えましたね。
まあ、やって当然のこととはいえ、毎日放送さんありがとう、と言っておきます(^^)


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輪島ジム初ならず/千里馬神戸初の日本/粟生にも?/もう来週

2012-03-29 21:09:43 | 話題あれこれ
一昨日の世界戦のセミの試合は、特に関心はなく見ていたんですが、
強打の王者渡部あきのりが、挑戦者の斉藤幸伸丸の健闘もあって苦戦、
というかなかなかの熱戦を繰り広げていて、思わず見入ってしまいました。

コンパクトな右リードで、サウスポー渡部を苦しめていた斉藤、
勝っていた終盤11Rに渡部の左フックで効かされストップ、残念ながら逆転負けとなりましたが、
この選手、輪島ジムの選手なんですね。輪島ジム初の王者誕生が、惜しいところで実現しなかったわけです。

私の知人には輪島さんを崇拝する、というか、ワジマ原理主義みたいな人がいまして、
その人に言わせると輪島さんはホセ・ナポレスより強く、
シュガー・レイ・ロビンソンとも良い勝負をするんだそうですが(笑)
まあ何にせよ一昨日の斉藤は惜しかった、と惜しんでおられました。確かにあと一歩でしたね。

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で、メインの世界戦が終わったあとに、佐藤返上の日本王座決定戦があり、
千里馬神戸の帝里木下が、翁長吾央を2-1判定でくだして勝ったそうです。
こちらは千里馬神戸ジム初の日本チャンピオン誕生、
武本在樹、玉越強平、さらに遡れば平瀬昇、千里馬哲虎ら、多くのOB諸氏が
成し遂げられなかった悲願が成りました。これは嬉しいニュースでした。

試合内容は映像を見ていないので何とも言えないですが、
初防衛戦が7月に予定されているのだそうで、楽しみですね。
最上位は三迫ジムの戸部洋平ですが、名城や久高との関西対決もいずれはやってほしいですね。

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職質の話題。
以前、小堀佑介が話題になっていましたが、世界獲った翌日とは、さすがに気の毒な(^^;)
まあ、笑ってばかりもいられませんが...ボクシングの世界タイトルマッチに対する
世間の注目がそこまで落ちている、ということですから。
でもまあ、面白いちゃ面白いので、やっぱり笑っておきましょう(←どないやねん)

で、この記事の下に、粟生隆寛もやられたとありまして、ちょと驚きです。
あの、世界獲ったときに、ご両親に涙ながらの感謝を語った、「かわいい」粟生なのに(笑)。

ただ、言われてみればというか、予備知識無しに粟生が険しい表情してる顔を見てみると、
何も知らない人にとっては...と思ったりもします。
まあ、他人さんの顔をとやかく言うのはほどほどにしておきますが。

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で、粟生と山中の両王者登場のビッグイベント、
なんやらかんやら言うている間にもう来週末です。
どっちも手強い挑戦者を迎え、世界タイトルマッチの名に恥じないカード、TVもゴールデン生中継。
「世界戦5連戦のトリ」ということですが、それぞれ自身の存在を強くアピールしてもらいたいです。
間違っても職質されんように(笑)。

いやほんま、そんなことされとる場合やないですよ、世界王者が...。
でも山中も見ようによっては佐藤や粟生とはまた違った趣きで「職質顔」かなぁ...あ、いやいや。

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9人目は一級品

2012-03-27 21:03:41 | 関東ボクシング
ただいまCSの生中継を見終えました。

知らんかったんですがCSのTBSチャンネルって、少なくともe2では
ハイビジョン放送じゃないんですね。
ついでにいうと、セミは生中継じゃなかったみたいですし。
てっきり生中継だと思っていて、頑張って速報しちゃいました。
さらに、このあと日本タイトルマッチが行われるんですってね。
TVでは素知らぬ顔でヘビー級の試合が始まりましたが...。


ま、そんなどうでもいい話はおいといて、佐藤洋太、見事な王座奪取でした。

序盤から長いジャブとフットワークで距離を保ち、
王者スリヤン・ソールンビサイの左をほぼ外して、時折右を打ち込む展開。
スリヤンは細かい前後左右のステップで時に押し、時に誘い、と
序盤はいろいろ試し、探り、という感じではありましたが、
2回、3回と進んでも、単発のヒット以外は攻め口が見つけられず。


3回、佐藤がワンツーを当て、右手を少し回したあとまた右ストレート。
スリヤン、これを避けきれずぐらつき、佐藤が追撃してダウン。
立ち上がったスリヤンを巧く打ちあいに引き込んで手を出させ、
右のカウンターを見事にヒット、二度目のダウン。

この一連の手際は実に見事で、今一番評価の高い日本王者、
佐藤の実力をまざまざと見せつけられたラウンドでした。


しかし皮肉なことに、4回以降は佐藤が、自分が好きに出来る長い距離をとれず、
スリヤンの接近と懸命な反撃が続く展開。
スリヤンは要所で佐藤の良い角度がついたボディアッパーをもらいながらも
ガードを高く上げて前に出て、接近しては頭を動かして連打。
劣勢にあっても懸命に、果敢に盛り返してくる戦いぶりは見事でした。


佐藤は試合後「これが世界のトップと闘ったときの自分の精一杯」と言っていましたが
このあたりは確かに今後の課題かもしれません。
手応えがあったのか、相手が弱ったと感じたのか、或いは序盤飛ばした?影響か、
いずれにせよ、これからは世界王者、タイトルホルダーとして研究される立場ですから、
自分の良い形、得意な距離を出来るだけ長く維持する必要がありましょう。


終盤はスリヤンが懸命の巻き返しに出るも、佐藤も時折鋭い右、ボディ攻撃を見せ、
一進一退の攻防が続く。しかし最終回、佐藤が奮起して足を動かしてはヒットを重ね、
明確に突き放して試合終了。判定は116-110 114-112×2、3-0佐藤。
おまけのさうぽん採点は115-111。佐藤が新王者となりました。


終始、両者が自分の型に持ち込もうとする、典型的なボクサーvsファイターの
見応えある攻防が続きました。佐藤は時に自分の不得手な展開に持ち込まれながら、
懸命に打ち返し、動き、また止められかけても打ち返し、と、厳しい展開もありましたが、
序盤の貯金をしっかり守って、クリアに勝ったと見ます。

上記したとおり課題はもちろんありますが、やはり国内のライバルを多く下し、
誰からも文句の出ない世界挑戦者と言われるだけのことはあり、
世界の王者と対しても自分の良さを出し、苦しい展開の終盤も、乱れることなく乗り切った。
王者としての評価はこれからでしょうが、見事な新王者誕生でした。

これで9人を数える日本人世界王者の中でも、きらりと光る一級品のボクサーですね。
まあ、光る人もそうでない人もおる、と言いたいわけですけど(笑)


ということで、また王者誕生、めでたいな、というところです。
関西依怙贔屓で売る私としては、ノブオ選手の今後はいかに、ということにも
ひとり思いをはせていたりするんですが、それ書くとまた長くなるのでこの辺で(^^;)



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「良き素養」を見てきました

2012-03-18 21:36:43 | 小國以載
ただいま愛知県は刈谷からの帰途、この文章を書いております。
今日は中部ボクシングファンの皆様方にとり、同日にふたつのOPBFタイトルマッチが
ほぼ同時刻に別会場で開催されるという、嬉しくも辛い一日でしたが(笑)
関西ボクシング原理主義で売っている私は、当然刈谷の方へお邪魔しました。

OPBFスーパーバンタム級タイトルマッチ、若き王者小國以載(おぐに ゆきのり)が
不屈の闘志で勇名を轟かせる元王者大橋弘政と初防衛戦を闘ったわけですが、
試合内容は誤字脱字ご愛敬で速報しました通り、小國が9回負傷判定勝ちで防衛成功でした。

後日スカイAで放送されますけど、会場で見た印象としては、
こと小國と大橋の間においては、明確に新旧交代となった一戦でありました。


序盤から低い姿勢で出た大橋ですが、小國はほどよく重心が降り、なおかつ無理なくステップを切れる
バランスの良い構えで大橋を迎え撃ち、初回半ばに右一発で大橋をダウンさせます。
立った大橋に小國が右ストレート、左フック、アッパー上下を決め、
これ以上ない好スタート。初防衛戦とは思えない水際だった立ち上がりでした。

2回から大橋も接近戦に持ち込もうとするが、小國は大橋の出鼻にジャブを散らし、
時に探り、叩き、突き放しと自在にコントロール。
時折鋭い右、左ボディーアッパーを正確に決め、中盤までほぼワンサイドの展開。
大橋は序盤悪くても終盤盛り返すから、という次元の期待をすべきではない、と思うほどに、
小國が大橋の攻勢の芽をことごとく摘み取っては打ち込む、という試合内容でした。

7回になり、大橋が文字通り、捨て身の猛攻を仕掛けます。
両者肩をぶつけあって、接近戦でショートパンチの応酬となり、これは大橋にとって
自分の力を一番出せる展開のはずなんですが、ここでも小國の左アッパーを中心にした
正確なショートパンチが優っているように、私には見えました。
8回はやや小國の手数が減りましたが、小國が逆転を許すような展開ではなく、
試合は9回へ。ここで少し打ち合ったあと、7回にバッティングで切った小國に
ドクターチェックが入り試合終了。負傷判定、3-0で小國勝利となりました。


全体的な印象としては、上記の通り新旧交代の一戦というところです。
小國は王座奪取のロリ・ガスカ戦で、負傷を抱えて闘っていたという話が本当だったのだ、と
改めて思わされるほど、パンチが切れて正確で、要所で見せる緩急の切り替えも見事でした。
まだ8戦目の選手とは思えないほどの、落ち着き払った試合ぶりにも驚きでした。

今回は試合が途中で切れたので、大橋のような、不利な展開の終盤において
理屈を越えた強さ、しぶとさを発揮する相手に、終盤のスタミナが試されなかったですが、
今後はそのあたり、より密度の濃い12ラウンズを闘う体力、集中力を証明しなければならないでしょう。
また、序盤にダウンを奪う有利な展開を利用しての冷静な迎え撃ちは見事でしたが、
こういう好機をより早く、確実にフィニッシュへと繋げる攻撃力も求められるでしょう。

しかし繰り返しですが8戦目で、この相手にこの内容での勝利は、充分立派、合格、と見ます。
会場には日本王者芹江の姿も見えましたが(見間違いだったらごめんなさい...)、
現段階で、後楽園ホールにて芹江をクリアにポイントアウト出来るとは思いませんが、
長身と長いリーチを生かし、常に冷静で、急きもせず怯みもせず、
距離の長短によって打つパンチの選択を間違えない、という長所を、
わずか8戦目のリングにおいて、しっかりと発揮して闘った小國は、
いずれそういうレベルに達するだろうと期待できる、良い「素養」を
たくさん持っている期待の若手である、と確認出来ました。
そういう基準において、今日の小國以載が見せてくれたボクシングは、
会場で直に見ておいて良かった、という満足感のあるものでした。


大橋弘政にとり、この試合の終わり方は無念の一語でしょうが、
序盤のダウンと、それ以降も続いた劣勢による大量失点はあまりに大きく、
終盤以降の反撃など、期待していいものかどうか、と迷う内容でした。
残念ながら、新旧交代の時が来た、ということなのでしょう。

試合後、大橋が無念を押し隠して小國を笑顔で祝福する姿は、
多くの声援を集めた戦士ならではの潔さで、見ていて清々しい気持ちになりました。
私も以前、頻繁に名古屋にお邪魔していた頃、彼の試合をいくつか見て、
その中には、直に会場に来ないと見られない、鮮烈な記憶として焼き付いたものがあります。
今日もまた、彼は大橋弘政として十分に良く闘ってくれました。
ひとまず、お疲れ様でした、と言わせてもらいたい気持ちです。

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ちなみにOPBFバンタム級の方は、ロリー松下が初回KO勝ちで防衛。
ニューヨーク遠征のチャーリー太田は7回TKO勝ちだったそうですね。
今日はボクシングファンにとり、なかなか良い一日でした、ということで取り急ぎ。

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残念な名誉

2012-03-17 21:31:28 | 西岡利晃
西岡利晃、WBC名誉王者認定、ということです。

なにやら目出度い話みたいに書いてある記事もあって、苦笑しておりますが、
さりとてWBCやプロモーターの思惑で、同一階級、同一団体で複数の王座が認定されることの是非を、
今更声高に論じる気力もすでにありません。
しかし、私はそれとはまた別の意味で、この話を知って、残念に思っています。


まず、何故、西岡はシンピウェ・ベチェカとの対戦をそこまでして忌避せねばならないのか、です。
カードとして魅力がない、興行的にうまみがない、西岡のモチベーション(←この言葉、嫌いなんですが)が
高まらない、という想像が出来ますが、私はそれ以上に、本田会長が西岡のコンディションに
極めて深刻な危惧を抱いているのではないか、と見ます。
今回の名誉王者認定は、帝拳側の申請によってなされたそうですが、それならなおさら、です。

そして、この122ポンドクラスにおいて、王者は西岡でもホルヘ・アルセでもリゴンドーでもなく、
あくまでノニト・ドネアであり、新規参入のアブネル・マレスも加えた「挑戦者たち」は、
様々な形で挑戦実現に近づこうとしている、というのが、情勢分析として正しいのでしょう。
その挑戦実現への努力の一環が、西岡のベチェカ戦忌避=名誉王者認定申請であり、
マレスの転級即WBC王座決定戦出場であり、アルセの無理矢理五階級制覇である、ということです。

ドネアの次戦がクリスチャン・ミハレス戦、と聞いてちょっと驚きましたが、
ドネア陣営はこの試合で快勝し、二試合続いた判定勝利でやや下落した?評価を取り戻したあと、
その時々の情勢や条件に応じて、候補者たる彼らの中から、挑戦者を選んでいくのでしょう。


前記事コメント欄にてNeoさんが言われたように、

①ドネア戦以外の試合に西岡を出したくない帝拳
②ドネア戦を睨んで122ポンド級でタイトルが欲しいアブネル・マレス陣営とプロモーター
③双方の顔を立て、なお双方から承認料が取れるので何も損は無いWBCプレジデント

以上、三者の利害が綺麗に一致した結果、こういう話になったんでしょうが、
この話から見えてくるのは、残念ながら、上記したとおり、西岡はドネアとの関係において、
上位の王者ではなく、対等の王者同士でもなく、あくまで「挑戦者」の地位にいるのだ、という現実です。
その現実が、一見わかりにくい形で突きつけられた、それが今回の「名誉王者」認定なのでしょう。

もし西岡および陣営がその位置づけに甘んじないと示すためには、ベチェカなり、ビクトル・テラサスなり、
或いは他の強豪と目されるボクサー相手に、粛々と防衛戦を行い、勝ち続けるしか道はないはずです。
しかし、理由はどうあれ、西岡と陣営は、それとは正反対の道を選びました。


致し方ないこと、なのかも知れません。
そう理解すべき話なのかも知れません。
しかし、ファンの勝手なのかも知れないとわかっていても、やはり、残念に思います。



しかし、こうなると、本当に一日も早く、相手に選んでもらいたいものですね。
仮にドネアがミハレスに快勝しても、西岡がドネアと闘えるのは早くて秋頃になります。
しかし米国における知名度、興行価値でアルセが西岡を上回る現実があり、後回しという結果もありえます。
それまで誰とも試合せずに、ブランクを作ったあとにドネアに挑むというのは、また心配な話ですね。




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日給の話/月曜に逆戻り/腹にもいろいろあるけれど/先行き不安

2012-03-12 00:21:09 | 話題あれこれ


「日給」とはまた、普段ボクシングのことを書いたり、或いは関心を持って
見てはいない人ならではの雑な言葉選びですが、まあとにかくこういう話があったとか。

しかし、それこそリニアモーターカーやあるまいし、いつになったら実現するのやら、ですね。
両者或いは周辺の人間による「つべこべ」にも、いい加減飽きてきました。
傍目には五分五分の条件でやれば良さそうに思えますが、
ことにメイウェザーの方から聞こえてくる、過去のPPV販売実績を
盾にした発言には、さすがに辟易します。
どっちが強いかを証す闘いの話に「売り上げ」を誇る言葉を連ねる情緒というか感性は、
どうもボクシング的ではない。有り体に言って格好悪いなー、と思います。
そんなものが本当にボクサーの誇り、心のよりどころたり得るとでもいうのでしょうか。
まあ、世界の頂点を争うボクサーの心のありようなど、
本当のところ、私になぞ、わかりようもないのかもしれませんが。

しかし、この記事にある「勝った方が1億ドル、負けた方が5千万ドル」という
パッキャオ側の提案もまた、最初からこんな話が実現するはずもなく、
提案した方の下心が透けて見えます。
ただでさえ勝ち負けが天地の差となる大きな試合で、勝ち負けによって
報酬が増減するとなると、選手同士が与り知らぬところで、周囲の人間が
余計なトラブルを起こす可能性が高まる、という想像くらい、出来ないはずがないですから。

こういう一連のやりとりを数年にわたって見てきて、このカード、
今年の秋を外したら、とうとう実現しないまま終わるのかも、という気もします。
今までなら大抵は、やれば互いに良い稼ぎ、少々のことは妥協して実現、
というのが相場だったんですが、この両者は、ボクシング・ビジネスが行き着くところを
通り越してしまった肥大化の帰結として、同じリングに立つ日が来ないのかも知れない、と。

もちろん、少々、時期を外したかな、と見えても、実現して欲しいカードには違いないのですが。


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先ほど、エキサイトマッチを見ていたら、4月から、月曜日放送に逆戻りという告知がありました。
放送日が日曜ならば、最近ではドネアvsバスケスJr.戦のように、
生中継ではないが好カードの当日放送が可能になり、
半日ばかりの情報シャットアウトで結果知らずに試合を見ることが出来たのですが、
それは残念ながらつかの間の夢に終わります。
日曜夜というのは、ファミリーで見られる映画などが好まれるのかも知れませんが、残念です。

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で、出来たら当日放送してほしかった本日のビッグマッチ、
オルランド・サリドvsファン・マヌエル・ロペスのリマッチは、
またもダウン応酬の末、サリドが10回TKOでファンマを返り討ちとのこと。
見ていないからわからないですが、前回の内容を踏襲するような試合だったのでしょうか。
スーパーバンタムの頃のファンマは、いったいどこまで強くなるのかと恐怖を感じるほどでした。
今日やっていたアルセとパーラの試合など、比較しようもないほどの凄まじさでした。

それにしてもパーラの腹は...ボクサーというよりは会社の健康診断で
メタボ認定された普通のおっちゃんに見えました。
無理矢理ボクサーに例えるなら、ホリフィールド相手に調整不足丸出しで
何も出来ず3回に倒された、ジェームス・ダグラスのミニチュア版、でしょうか。

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今日はCS、BSでボクシング放送が続きました。エキサイトマッチと平行してG+で、
先週の岩佐vs村井、BS日テレで赤穂亮vs石崎義人戦。

赤穂亮は以前ビデオで見た中広大悟戦のドローなどから比べても、
どうも見るたび荒くなるなぁ、という印象です。
序盤から体力を浪費する闘い方のせいか、終盤石崎の反撃を許していましたが、
もし石崎がもっとパンチのある選手だったら、結果は逆になっていたかもしれません。
ジムの経営体制変化なども一因かもしれませんが、もうちょっと落ち着いた試合を
心がけないと、先行き暗いだろうなぁ、と思います。
持ち前の攻撃のスピード、パワーを良い形で生かしたボクシングを見たいものですが、
このまま行けばファンマ・ロペスにも似た先行きが待っていそうで、不安大、ですね。



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再開します/やはり大器/時には勝てず/好みの問題ですが

2012-03-04 21:30:40 | 話題あれこれ

またもちょいと事情あって、しばしの間、突然の中断となってしまいました。
いつもごらんいただいている皆様には、申し訳ない限りです。
しかしまた再開します。どうかこれに懲りずに、またおつきあいいただければ幸いです。
どうかよろしくお願いします<(_ _)>

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そういうことで昨日は復活を期して、というか
関東方面に用事があったので夕方に後楽園ホールで観戦してきました。
岩佐亮佑、衝撃のワンパンチ初回ノックアウトで初防衛。
関西のベテラン村井勇希をものともしない岩佐の大器ぶりに衝撃を受けて帰ってきました。

立ち上がり、村井がいつもより低い重心をとって前に出ようとする構えで、
ベテラン村井がこの一戦にかけた気合いを感じたのですが、
それに対して若い王者は急きも慌てもせず、長い右リード、左ストレート上下で
村井の出方を探り、威嚇し、重心を起こし、ボディを叩く。
動きに一切力みもなく、どこまでもかろやかに動き、打つ岩佐に対し、
村井はほとんど手が出せず、踏み込めず、攻めあぐみのまま初回が終わると見えた時、
いきなりコンパクトなワンツー、左ストレートが決まり、村井が倒れたのが見えました。


あの村井が!初回に、一発で?という驚きで、思わず椅子から腰が浮きました。
関西のファンなら誰もがわかることでしょうけれど、どんな強豪相手でも、
簡単に敗れたことなど一度もなく、KO負けの経験もなく、
防御の良さ、しぶとさに定評のある村井が...と思いつつ、立ち上がった村井が
レフェリーに促されて歩こうとしたが、足がよれよれですぐ崩れ落ちたのを、
半ば呆然と見つめておりました。滅多に見られない衝撃的なノックアウトでした。


岩佐亮佑の大器ぶりには、改めて感嘆の一語です。ホントにすごい。
もう数試合を重ね、心技体に厚みを増せば、ロリー松下やマルコム・ツニャカオ攻略さえ
現実的に期待して良いのではないか、と思うほどです。次の試合も楽しみですね(^^)

敗れた村井勇希は、この一戦にかける相当な意気込みを感じていましたが、
優勝劣敗の掟はあまりにも厳しい、としか言いようのない結果となりました。
石田順裕、小島英次、丸元大成らを含めた、関西からの大応援団が、
これまでの村井のキャリアに対する敬意のこもった、熱い声援を送っていましたが、
それもかなうことのない、勝負の世界を支配する掟を、まざまざと見せつけられました。

しかしそれもまた、ボクシングそのものを見た、曲げようのない真実を見たのだ、と
村井の敗北を残念に思いつつ、何か清々しい気持ちでもありました。
他のスポーツを見て、こんな感情を持つことがあるかどうかはわからないのですが、
少なくとも私にとっては、この冷酷非情、酷薄無情に優勝劣敗が切り分けられた直後に
時に感じる清々しさが、ボクシングが唯一にして無二のものである理由のひとつです。

久々の生観戦、メインが3分ジャストで終わり、でもとても満足感のある観戦となりました。


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またちょこちょこ話題を取り上げていきます。
と、「ちょこちょこ」では済まないのが、金曜日のポンサクレックKO負けですね。

結果知ってこれまた飛び上がりかけたくらいの驚きでした。
どのようなボクサーであっても、対戦相手に負けるというより、時間に負けるわけですが、
youtubeにて見た動画では、まさに「時」が来てしまった、という印象でした。
多くは語りようもありません。プロモーターはおそらく再戦を組もうとするでしょう。
かの国のボクサーは、自らの意志で、出られる試合があるのを残して
引退出来ない例がほとんどでしょうが、ポンサクレックはどうなのか、ですが。

新王者ソニーボーイ・ハロは早々に来日するか否かが話題になるでしょうね。
行き先が東京か大阪か、それはわかりませんが...ゴニョゴニョ


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今朝は東京からとんぼ返りしてきて録画して置いたWOWOWを見ました。
ウラディミールにせよ、ビタリにせよ、ここの兄弟の、ショートパンチがなく、
クリンチというかホールドというかフロントヘッドロックで接近戦を忌避する様には
毎度辟易している次第ですが、今日も今日とて...でしたね。

そりゃ強いです。巧いです。
あの体格でありながら、傍目に全く「遅く」見えないことが驚異だともわかっています。
でも、どうも好きになれません。
先日のビタリの相手みたいなのと違って、キャラクターは品行方正で、
でもボクシング自体に「品」を感じません。
まあ少数派の偏見かもしれませんが...。


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