ということで5月も終わり、あれこれと注目試合が立て込む6月です。
日本時間5日、ジョー・コルディナ戦を控えた尾川堅一、ヒースロー空港に降り立つ、という記事。
試合地はウェールズのカーディフ、コルディナの地元ですが、場所がどうあれ相手誰であれ、尾川は変わらない(良くも悪くも、だったりはしますが)ので、この試合は基本、相手次第という感じですね。
DAZN配信予定が出ていますが、5日午前3時からです。メインはもっと後でしょうが。
11日、こちらは日本時間で土曜日ですね、エステバン・ベルムデスと闘う京口紘人は、メキシコへ向けてご出立。
現地でもファンを獲得したいと、意気込みを語っています。
DAZNの配信は11日、午前8時50分から、となっています。
昨今、あれこれと問題だらけのメキシカンボクサーと、それに疑義を持たないメキシカンやチカノのファンベースの悪影響が、ボクシングというスポーツの信用を毀損している、という絵が見えるボクシング界ではありますが...他方、昔日のメキシコのファンは、その実力を認めれば、それが日本人であろうと誰であろうと、その強さを大いに称賛する人々として知られていました。
10年くらい前ですが、来日したカルロス・サラテ夫妻など、日本の歴代最高のボクサーは誰か、というインタビュアーの問いに、関光徳か柴田国明かで言い合いになっていた?くらいです。
日本で言えば、野球の世界で、誰が最高の外国人選手か、という議論をする、というレベルの話なのかもしれません。
私ならランディ・バース一択ですが...あ、いやいや。
京口紘人も、今回の一試合でいきなり、とは無理でも、いずれそれに近いレベルの認知を得ることがあるかもしれません。
英国のアウェー戦に臨む尾川とて同様で、それぞれに、この先にあるさらなる大試合に向けて、一歩前進出来るかどうか。
そのために、海外のリングに立つというのは、ボクサーが求める成功への道として、本来あるべきものだと言えるでしょう。
来週日曜、そして来週土曜、相次いでそのような試合があり、間には井上、ドネア再戦が国内である。
考えたら、なかなかにとんでもない一週間ですね。
そして、それらがすべて、TVではなくてネット配信で見られるということも含め、昔を思えばえらい時代になったものだなぁ、と改めて思います。
とりあえずその他もあれこれ見られる一ヶ月です。大いに楽しみたいものですね。