さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

この男は、いったい

2006-03-26 17:41:21 | 長谷川穂積
ワールド記念ホールにて観戦してきました。
長谷川穂積はまたしても、さらに強くなっていました。
初防衛のとき、うわーこんなに強くなったかぁと思ったんですが
またそこからぐんと伸びてます。本当にすごい。すばらしい。

1、2、3、とラウンドが進むたびに、前回以上の山場を重ねていき、
6Rに大きな山場を作り、7、8Rと失速(右手で右の太股を押さえてまして、
負傷かな?とfreaksのみんなで心配してました)、しかしその心配が
一瞬にして消し飛んだ、9Rのカウンター。
あの渡辺二郎×パヤオ再戦5R目、伝説の右フックカウンターに匹敵する
芸術的なノックダウンをこの目で見ることができました。
嗚呼、嗚呼、ただただ、しやわせです(^^)
 

ところで、昨日の試合の展開を「ウィラポンの衰え」で語る声があるようです。
しかし、私はその意見には与しません。
もう37歳、老人扱いする声もあるそうですが、悪いけど、
そこらへんの道歩いてる37歳とは違うんです。

そりゃ、確かに衰えています。
しかしいくら衰えてようと、誰相手にでも勝つことの出来る展開が
ウィラポンのボクシングにはあります。それがあるから勝ち続けて来た。
そして長谷川は前回の試合の半分以上のラウンドにおいて、
今回はほとんど全てのラウンドにおいて、その展開を、勝つきっかけを
ウィラポンに与えなかった。故に勝った。それは長谷川の強さ故です。
 

あー、しかし、改めて、ほんとに強くなったなぁ。
某著名スポーツライターが、ある週刊誌で亀田興毅の記事に使ったフレーズを、
私は驚嘆と敬意を込めて、長谷川穂積に送りたいです。

「この男は、いったい、どこまで強くなるのだろうか」

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大曲KOで初防衛

2006-03-24 12:39:18 | 関東ボクシング
スカイAにて放送ありました日本ウェルター級チャンピオン、
大曲輝斉の初防衛戦見ました。

大曲の試合は、あの湯場忠志戦も、タイ人相手の試合も映像で見たことありますが、
やっぱえげつないパンチです。相手のアタマかすめたら倒れる感じです。

今回の試合も、2位の竹中義則と打ち合いになって、ちょっともらったりも
してましたが、何せパンチの威力が全然違うもんだから、五分に打ち合っても
自然と攻勢をとれてしまいます。

2R左で倒し、立ち上がった竹中を追撃してまた打ち合いに。
二度目のダウンを奪った場面がすごかったです。
相打ちで竹中の方が良いパンチ入れたかと思ったのに、
何故か倒れているのは竹中の方。
2RKO勝ちで防衛でしたが、ほんとに恐ろしいパンチです(^^;)

しかし、減量苦のせいかいまひとつ動き悪かったです。
パンチが半端ではないから打ち合いになれば勝ちましょうが、
OPBFチャンピオンのレブ・サンティリャンとやるとなると、
もっと良いコンディションでないと難しいと思います。
今後はそのへんがどうかを見ていきたいです。


しかし、この選手の試合はいっぺんでいいからナマで見たいなー。
たぶん、TVのモニタから伝わってくるモノを超えた、
すごい迫力があると思うんですよね...。

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しかし、WBC初代王座獲得って

2006-03-21 20:07:37 | 野球
1987年、井岡弘樹以来の快挙ですね(^^)


...すいません、ちょっとあほなこと書いてみたかったんです。すいません。
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スーパースター

2006-03-21 17:00:34 | 野球
いやー、ほん数日前の奈落の底を思い出すと、
信じられない思いですが、勝ちましたね。

今日の試合は勝ったのもそうですが内容が良かったです。
ファインプレーや良い走塁もあり、
びしっと引き締まっててすごく良い試合でした。
考えられないようなエラーも出ましたが、懸命にリカバリーしましたしね。
今大会のなかでは、アメリカ戦と並ぶ良い試合でした。

それにしてもよくここまで盛り返してきたもんです。
アメリカ戦の不運、韓国戦連敗などがあり、その過程で一部の選手が
あからさまにプレッシャーに潰されて自滅していく様を見ていて、
あーあ、日本の野球はこんなものか、もうあかんなー、と何度もがっくりきましたが。
土壇場で地力を出してくれたことはやはり嬉しいです。
もちろん、反省せないかんとこがたくさんあった大会でしたけども。


イチローはものすごい喜んでましたね。
彼が韓国戦連敗のあと味わった屈辱を晴らすのは、一体何年後になるのかなぁと
思っていたのですが、あっという間に事態は動き、屈辱は歓喜へと転じました。
これもやはり、イチローという不世出の選手ならではのドラマなのでしょう。
スーパースターとはこういう人間のことを言うんでしょうね...。

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やっと勝ちました(^^;)

2006-03-19 17:21:47 | 野球
てことでWBC準決勝、日本が韓国に6-0で勝ちました。
やれやれでございますね、ほんとに。

しかし、韓国から見たらケッタイな話ですよね。
日本に3回勝たないと決勝に出られないんですから。
どんな大会や!ちゅー話ですわ。
別に同情するわけじゃないですが、釈然としないですねぇ、やはり。

しかし、勝ったは良いが多村のバント失敗の場面なんか見てると、
成功失敗以前の問題として、ドタバタしとって実に見苦しいですね。
普段、いかにぬるま湯の中で野球してるか、ってのがモロに見えて、
なんだか情けなくなりました。

韓国の監督さんが「(今回は韓国が2回勝ったが)それでも日本はアジアの王者」
とコメントしてるそうですが、その謙譲のコメントが皮肉に聞こえちゃいますね。
まことにもったいないお言葉です、という感じで。

あさっての決勝の結果がどうなるかはさておき、内容的には色んな面で
反省点だらけの大会でしたし、それをきちんと反省するには、
あさってボロカスにやられて負けるのが、日本の野球のためには良いのかも、
なんて思ってます。

...愛国心、足りませんかね(^^ゞ
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高山勝成、日本王座奪取

2006-03-18 22:02:26 | 高山勝成
打つこと、よけること、それを繋ぎ合わせるために、どう動くか。
ボクシング全体のレベルを見たら、高山勝成が上だってことはわかりきっていました。
しかし、小熊坂諭ってのはそういう話とはまた別のとこで、
すごい怖さや、やりにくさを持っている選手です。

小熊坂は、毎度の通り、今日も本当に密度の薄いボクシングやってました。
高山の動きを見る。打って来るのを待つ。来たら迎え撃つ。
そのパンチが当たって、高山がそのポイントに止まってくれた場合のみ
追い打ちをかけてみる。でも、駄目だったら手を止めて、また待つ。
徹頭徹尾、その繰り返しでした。

正直、見てて呆れてしまいました。
再び世界を狙う日本王座7度防衛のチャンピオンがコレかいな(^^;)と。
しかし、それだけで高山ほどの選手と渡り合う、ある意味では
さすが小熊坂?でもありました。


さて、前WBCチャンピオン高山ですが、9R負傷判定という結果はさておき
100%満足、という試合でもなかったように思います。
丁寧に動いて良い角度を見出し、返しのパンチを視野に入れて打ちかかり、
素早く左右に角度を付けて足を使う。右ショートの鋭さ、目立たなかったものの
何度か見せた左アッパー。
端々に鍛錬、研究のあとが見えて、小熊坂とは比べられないほど見所の多い、
密度の濃いボクシングを志向していることが改めてよくわかりました。

しかし、やっぱりもうひとつ、良い当たり方をしたら相手がひるむような
パンチングパワーが欲しいんですねぇ...。
これさえあれば、高山のボクシングはもうひとつ違う次元のところに行くんですけども。

小熊坂の、言っちゃ悪いですがズボラな、テキトーな発想でしかないボクシング、
それを成立させている天与のパワーを、ちょっとでいいから高山にわけてやって欲しい。

誠に失礼ながら、そんなことを思うほどに、とことん対照的な両者の対決でありました。
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お詫びして訂正

2006-03-18 16:58:21 | 野球
ベスト4、残っちゃいましたね(^^;)
メキシコの皆さんに大変失礼な即断でありました...すんまへん。

しかし、アメリカ敗退ってのはびっくりしますよね、そりゃ。
また例の審判が変なことやったらしいですが、それでも負けたと。

野球そのものよりもカネが好きな連中が、
早うチームのキャンプに帰りたいのお~、とぶつぶつ言いながらやってる、
それがアメリカ代表の実情だ、なんて極論もあるそうですが...。

確かなことは、アメリカ野球が強いか弱いかではなく、
野球こそがアメリカン・デモクラシーの良き象徴、聖なるスポーツである、
というのは、過去の神話に過ぎない、ということかもしれません。

例の誤審騒ぎのとき、判定が覆ったことを臆面もなく喜んで
ガッツポーズを決めていたアメリカ代表監督さんの姿、
試合後の街頭インタビューで「誤審があろうとなかろうと、アメリカの方が強いさ」
と平然と語ったアメリカの若者の姿。
ああ、これが今のアメリカの現実なのだなぁ、と改めて思った次第です。

野球を見ればアメリカが見える、と、誰が言ったか忘れましたが、
この格言だけは変わらず正しいようですね。

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日本敗退

2006-03-16 22:56:30 | 野球
と、書いちゃっていいでしょね。
まだベスト4の可能性もあるそうですが、
こうなっては何が「ベスト」なんだかわからんというのもありますし。

まさか野球で日本が韓国に連敗するとは思ってなかったです。
しかし、イチローへの守備妨害?などのハプニングはあったにせよ、
勝敗は明らかでした。韓国の方が、日本より強かったのです。

結局、今までは国内で完結した、きわめてドメスティックな世界での優劣しか
問われてこなかった日本の選手、しかも完全なベストメンバーではない選手たちが、
合同合宿をしっかりやるでもなく、短期間での国際大会の経験も乏しい監督の下、
手探りで闘っていた。それが日本の実情だったのでしょう。

そんな日本に対し、打倒日本、或いは米国、国威高揚、兵役免除といった
きわめて現実的な理由でベストメンバーを選抜し、闘志満々で手慣れた闘いをした韓国が、
はっきりと日本を上回ったわけです。

最終回の映像を見ればわかりますが、日本の数人の打者、国内ではタイトルホルダーと
なるような打者たちが、失投とも言える甘い球を打ち損じ、空振りしてしまう姿は、
彼らが国際試合の厳しさに適応出来ずにいる現実をさらけ出していたように思います。

甘い球が2球、3球来たところを打っていれば、国内ではスターでいられても、
国際大会の正念場では、最初の1球で仕留めなければ勝てない。
そういう舞台に放り込まれた日本のプロ選手達の姿は、良くも悪くも新鮮で、
誰がホンモノで誰がメッキか、ということもある程度までは見えたように思います。


しかし試合後、屈辱に耐えつつインタビューに答えるイチローの表情は、
失礼ながらなかなかの見物でした。
あれだけ「深く傷付けられ得るプライド」を持っている人間は、
野球に限らず何の世界においても、そうそういるものではないでしょうね。

イチローって、すごい選手だとは重々承知ながら、なーんか、しゃらくせー奴だなー、
みたいなことを漠然と思っていたんですが、今回の無惨な敗北の末、
こわばった表情で屈辱に耐えるイチローの姿は、重ねて失礼ながら、実に魅力的でした。
ひょっとしたら選手としては下降線にあるかもしれない?彼の今後に、
ちょっと興味が湧いてきました。

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ひさびさにやきうの話題

2006-03-13 22:51:36 | 野球
朝も早よから、やっておりましたWBC第二ラウンド。
ボクシング用語連発で、いとおかしであります。

しかも今日の試合を受けての各種報道には
「WBC審判の判定に疑問」「日本、疑惑の判定に泣く」
などの見出しが踊っており、ますますボクシングっぽいです...あ、いやいや。


今日の試合は、いつも朝起きる時刻から仕事場に着く時刻の間に
うまい具合に試合時間がぴたっと収まってくれまして、
朝起きてから身支度してメシくってあれこれ片づけて、ってやってる間に
試合の一部始終をほぼ全部見ることが出来ました。

目を覚まして、枕元のTVをつけたらいきなり「イチロォー、ホォムラーン!」つって、
これまたボクシングファンには思い出そうとしても忘れられない
「としおかにしおか」の名文句でお馴染み、日本TV船越アナが叫んでおりまして(;-_-)ノ
その後は緊迫したプレーの連続で、なかなか面白い試合でした。

しかし、あのタッチアップ判定を覆した件には、
さすがに驚き、呆れ果てました。

あの主審はあちらでは目立ちたがりで悪名高い審判らしいです。
いったん下した判定をなかったことにして覆すってのは、生半可な根性じゃないですな。
まあ、このWBCという大会自体、あちらでは広く注目されてないのかも知れません。
そうでもなければ、あんな審判使わないでしょうしね。

しかし、いかに適当な運営がなされようとも、
あちらの本気度、注目度が疑わしくても、
それでも日本のプロ野球界が、従来の国内で完結した価値観とは別の、
開かれた場に出ていって闘っている、この選択は長い目で見て
大正解だと思います。

これによって、ファンの人気度や、ジャーナリズムが惰性で築いてきた、
個々の選手に対する評価とは別の、新たな評価基準が生まれるし、
それがまた日本のプロ野球を活性化すると思います。
日本代表には、堂々と闘い、あわよくば勝ち、そうでなければ美しく敗れて
胸を張って帰ってきてもらいたい。心からそう思います。


と、ここでやはりボクシングを想うわけですが(^○^)
ゴールデンボーイプロモーションのワールドカップ企画、
あれ、ほんま、どうにかして実現でけんものですかねぇ。
閉塞感なら、プロ野球どころの騒ぎとちゃいますから、
一発風穴が開くような話が欲しいところであります...。
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勘弁してください。

2006-03-08 22:21:55 | その他
何はさておき、浅尾レフェリー、すごかったですなー。
大阪には、人呼んで「浪速の減点パパ」アタック原田さんがいますが、
東京にもものすごい大技持ってる人がいるんですなー。
忍法「わしゃ知らん」の術ですか?
勘弁してくださいよ、ほんま。

あー、しかし、これが全国ネットで流れたんか。
辰吉丈一郎×フリオ・セサール・アビラ戦以来の悪夢じゃ...。


相手のボウチャンですが、ありゃあくまで、ローカルボクサーの域でしたね。
少なくともWBC13位なんてシロモノではないです。
あの、常に一定の距離でしか打てないのであんまし当たんない左フックは、
なかなか健気な味わいがありましたが(^^;)

まあ、それでも一応、王国メキシコの10回戦選手だけあって、
今までの亀田の相手からすると、ボクシングの試合を見せてくれました。
亀田の試合のなかでは、今までで一番面白かったというか、
初めて、どうにか見るに耐えうる試合で、彼の長所も短所も両方見えて、
さてこれからどうなるかなーと思った矢先に...だったわけですが。

TV局、芸能人脈に強い後援者、御用聞きマスコミに大手ジム、
果てはコミッションまで亀田のケツ持ったせいで、せっかく少しは
ボクサー亀田のこれからに、ちょっとは足しになるような試合だったものを。
終わってみれば全部台無しになってしまいました。

ということでいかにもありがちな結論は、
彼の試合に「ボクシング」を求めちゃいかんってことでしょうね。


それにしても、今や誰もが認める電波系格闘技番組の最大手TBSですが、
試合後、亀田がボウチャンに挨拶に行ったとき、実況アナすごいこと言ってました。

「言葉は通じないかもしれませんが、お互いにもう一度、
 世界タイトルマッチでやろうという雰囲気に見えた」

まさに、電波系の神髄ここにあり、でした。
ほんま、勘弁してくで...(;´_`;)
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