闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

あのソニーが...

2008年10月24日 11時45分41秒 | Weblog
昨日のニュースで、あのソニーが2009年3月期の連結業績見通しを
下方修正するとの記者会見風景が流れていました。

これだけ急激に円高になると、何もしないでも大きな損失が出るのですから
PS3やPSPなどのゲーム機が好調なのに、懐事情は大変なのでしょう。
それに輪をかけて金融危機という事で、消費者の財布のヒモは締まる一方ですから
家電やデジカメ、液晶テレビなどは、厳しい状況だと思います。
でもまぁ輸出している企業は、ソニーに限らず厳しい状態でしょう。

でも面白いものですね~、実質的に円の価値が上がっているのではないのに
周りが不調だからドルやユーロが売られ、相対的に円の価値が上がるというのは。
業績がそれほど不調でないのに、業績予測の下方修正をやらざるを得ないし。

しかし、大企業と密接な関係がある中小企業のとって、
これは対岸の火事ではなく、火の粉はすぐにやってきます。
おまけに麻生総理や中川財務・金融担当大臣がどんなに貸し渋りや貸はがしを
しないようにと明言したところで、金融機関が重い腰をあげるわけがない。

たとえば、うちの会社が今メインバンクに融資をお願いしても、まず×です。
十分な担保があったとしても、融資を受けられる確率は五分五分でしょう。
うちと同じような規模や財務内容の零細企業は沢山あるとおもいますよ。
まぁ銀行というところは、金を預けるところで、借りるところでない事は
以前からず~っと言ってきた事ですから、うちにはあまり関係ありませんけど。

でも、うちの会社にとっても厳しい事は厳しいですねー。
ようやく自社で開発した製品を売り出そうとした最中、
この金融危機騒動ですから、企業としては新たな設備投資は控え気味です。
自社製品をガンガン売ってやろうと思っていた当てが外れ、
かかった開発費がボディブローにように効いてきます。

まぁ今すぐどうのこうのという事ではありませんが、
新たな展開がないと、ジリ貧状態になってしまい危険ですな・・・。
零細企業は、何といっても体力のないところが多いですからね。

先日、お伺いした企業さんで、トンでもない情報を仕入れたのです、
その情報の真偽は現在調査中ですが、一時期、コンピュータの技術者不足で
困っていたのに、最近では、かなりコンピュータの技術者不足が解消されて
逆にコンピュータの技術者の淘汰が始まりつつあるという内容でした。

もしそれが本当だとすると、優秀なエンジニアがいない企業は
どんどん潰れていくことになりかねません。
体力がない上、優秀な人材を確保しづらい零細企業としては
更に厳しい環境に追い込まれてしまいますな。


今日目に付いた記事:
 ・金融監督で「過ち犯した」 グリーンスパン前FRB議長が証言
  現状を引き起こした張本人が、他人事のように言っているじゃないか!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 零細企業に、もうすぐ最大級の津波がやってくる!?

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