今日、NHKスペシャル「
夢をつかみにきたけれど ルポ・外国人労働者150万人時代」という番組の再放送を見た。
この番組の紹介ページには、以下の様に書かれている。
「4月に改正入管法が施行され、外国人による“単純労働解禁”という歴史的ただ中にあるニッポン。
今、現場で何が起きているのか?146万人を突破した外国人労働者の中でも、急増著しいのがベトナム人だ。
彼らの間で“駆け込み寺”と呼ばれている場所がある。東京・港区にある浄土宗の寺「日新窟」。
ベトナム人の尼僧タム・チーのもとには、母国からやってきた技能実習生や留学生などから、
長時間労働や賃金の未払い、パワハラなど、様々な相談が持ち込まれる。
更に、不慮の死や自ら命を絶ったベトナム人の遺体の引き取りや供養の依頼も。
荼毘に付した遺体は、去年だけでも40人を数える。
番組では「日新窟」にカメラを据え、そこで起こる一部始終をドキュメント。
異国の地ニッポンで非業の死を遂げたベトナム人の軌跡もたどりながら、
今や私たちの暮らしになくてはならなくなっている外国人労働者のリアルな現実を描くと共に、
日本社会のゆがみを浮き彫りにする。」
日本人がどうのこうのというより、日本の政府が進めている技能実習生制度の闇を見た。
私は現在、外国で日本語を教えたいと思い、日本語教師の資格をとるため
多くの自分の時間を犠牲にして、日本語教師になるための勉強している。
それは、東・東南アジアの人々が、日本で働いたり、日本語での現地ガイドなどができれば
彼らが少なくとも今ある生活より収入がアップするだろうし
その手伝いをする事は素晴らしい事だと思っているからだ。
しかし、この番組で出てきたような辛い生活に送り出す事になったら
私自身、とても辛い気持ちになるだろう。
勿論、技能実習生を受け入れている企業全部がブラックではない。
しかし、技能実習生の制度は、体のいい半奴隷制に見えてしまう。
日本は、心の底から考えを改める必要があるのではないか?
現在、とても複雑な気持ちでいる。