魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

大原翔平

2024年03月24日 | 自動車人間学

大谷の通訳、水原一平が窃盗で球団から解雇された。女房ができたら、女房役がいなくなった。
大谷翔平と水原一平は、ピンクレディーの魚座ミーと乙女座ケイの関係で、真反対の星座同士、カニ座と山羊座で因縁の関係だ。真反対は通常、相性が悪いが、立場関係が決まると掛算で能力を発揮する。選手と通訳では競合しないから、必要以上に役に立った。大谷翔平は大原翔平のように活躍した。時々聞こえた通訳は絶妙な意訳が多く、通訳と言うより二人羽織のマネージャーのような役割を果たしていたのではないだろうか。

だが、この二人は相性が良いだけに、微妙なズレが大きな問題を含んでいた。
大谷翔平は午未空亡のクール現実派、自動車人間ではエンジンで、バランスがとれた高級車のような性格だ。一方、水原一平は辰巳空亡のホット理想派、自動車人間では同じくエンジンだが、尖ったスポーツカーのようなクセ強で、どちらかと言えばシャーシのように、イレ込むところがある。加えて今年、辰年は空亡だから裏目。
金銭感覚も、大谷が極めて計算高く堅実に稼ごうとし、馬鹿な消費や博打をしないのに対し、水原はムード派でお金そのものに溺れる。大金を見ると舞い上がり、強くなったような気がする。
そして、二人の致命傷は、言葉の意味の違いに互いに気づかないことだ。干支空亡のホットとクールは思考基準が違うため、全く同じ単語を互いに違うイメージで話し、大事件が起きるまでは誤解に気づかない。
※干支と空亡→「干支の話(1)」「干支の話(2)」20150720

今回、大谷が水原の不始末を承知で金を立て替えたなら、大谷も当事者になるから、水原が責任とるしかない。実際、大谷は巻き込まれただけだろう。これが相性良過ぎの不幸だ。合理主義の大谷さえ情に流された。
しかし、水原がもう少しアメリカ的知恵者なら、こんなことにはならない。取りあえず金を払わず、欺されたと提訴し、裁判に負けた時点で、大谷から借金して支払えば、誰も傷つかなかっただろう。ただ、二人ともエンジンだから、誰かに相談する前に、取りあえず「行動」した。プーチンのウクライナ突入と同じだ。
エンジンは、走る前に大きく深呼吸だ !!!