魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

どうだろねえ

2007年09月13日 | 占いばなし

現実問題、インド洋で給油を止めるわけにはいかないと、国民の大半が考えている。自民党はそこを付け目に、小泉郵政選挙と同じ、一点突破の大勝負をしようということだろう。
ねじれ現象は変わらないが、「国民の支持」という大義を取り付けることができる。

民主党も、現実は分かっているが、建前上、テロ特措法そのものは続けるわけにはいかない。別の形で日米関係をつくる必要がある。
自民党は、その変化球を投げる瞬間の隙を衝こうというわけだが、はたして、「江夏の21球」のように、小沢は21世紀の球を投げられるだろうか。
小沢の21球は、突然、指をひねって、球筋を変える必要にせまられた。

9回裏2アウト2-3。3塁からホームスチールを狙う自民党は、現状の日米関係の危機を訴える。
投げる小沢は、アメリカ支援を新しい日米関係のカード球にしたい。

しかし、対米カードである以上、投げる前に球種を明らかにはできない。国民にも見えないそのスキに、自民党は国民に「日米関係を損ねたら大変なことになるゾ」とホームスチール。

国民は、どっちを信じるだろう。
自民党の言い分は、これまで通りだから分かりやすい。
民主党の球筋は、アメリカに、タダでは言うことを聞きませんよという駆け引きに出ることだ。

これまで通りでは、アメリカは日本の立場を無視して、米朝関係、米中関係を勝手に進めている。安保理でもじゃまをし、相変わらず原爆投下は当然だったと言い、挙げ句の果てに慰安婦決議までした。
しかし、民主党が力を持ったことは、日本をアメリカの「都合のいい女」から変身させることになった。

日本では、参院選で自民党は「お灸を据えられた」と、首をすくめて見せたので、国民の多くが「気が済んだ」。
そこで、次の総選挙で、「民主に任せたら、日本はどうなるかわかりませんぜ、いいんですかい」とおどせば、21球目の見えない国民はどう動くだろう。
日本国民のレベルが試される。同時に、小沢の21球こそ見ものだ。

それでも、
占い俯瞰の占い師には

「どうでもいいですよ~」


やっぱりねえ

2007年09月13日 | 占いばなし

観戦でも懸念した、自民得意の票取りの奥の手がいよいよ発動したようだ。
この手に、またしても引っかかるようでは、もう国民の責任だ。

アベちゃん本人がそこまで読んでいたか疑問だが、結果は同じだ。
シナリオは麻生が書いたのだろう。
新月で、自分の太陽に月が来た日、ついに自爆決行だ。

選挙のあまりの大敗に、ただ辞めるだけでは済まなくなったので、悪役として、自民党への批判を、一身に引きつけるだけ引きつけて、最後に念入りに超悪役の役を果たして腹を切った。
自民党はここで、次の総裁で気分を一新し、反動でハネ上がる支持率をささえに、テロ特措法で一気に勝負に出ようということだろう。
与野党共に驚いているが、表向きの驚きと本音の驚きは与野党共に違うだろう。また、違っていなくてはプロの政治屋としてお粗末だ。

社会保障制度など、政治の本質的問題に触れないようにして、敗因を安倍個人の問題にすり替え、マスコミ、国民の耳目を集め、満を持して総裁ショー。日程が合えば総選挙の大勝負だ。スバラシイ!

麻生太郎は長男、安倍晋は中間児。中間児や末っ子は日ごろは元気が良いが、せっぱ詰まると、長子をアテにする。
安倍は勢いが取り柄。麻生は長男の無神経丸出しだ。それでも、難局は長子でなければ解決できない。
もし、麻生が純粋の長子なら期待できるが、姉でもいるなら別の話だ。
安倍が、このところ麻生頼りだったところをみると、長子だろうか。
それとは別に、この二人、9月20日と21日生まれで、その上、六白と一白の好相性。持ちつ持たれつだ。麻生が動けば火中の栗を拾うことになるが、特攻隊は射手座だろうか、それとも、木星と冥王星が来る山羊座だろうか・・・いずれにしても、国民は猫だましには気をつけよう。