魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

鬼門

2007年09月04日 | 星の流れに

6月の「なんだかなあ」で農水省の件は話したが、今や「鬼門」と言われている。
ちなみに、「鬼門」とは丑寅の東北のことで、未申の南西の季節に当たる乙女座は「裏鬼門」にあたる。
ここで再確認
乙女座の季節は申(8~9月)方位は南西「裏鬼門」→農水省、労働
魚座の季節は 寅(2~3月)方位は北東「鬼門」 →厚労省、老後

つまり、厚労省が本当の鬼門だ。鬼門は鬼が来るところで、裏鬼門は被害の出るところだ。
自民大敗の魚座の責任を乙女座がとらされていることになる。
乙女座とは労働や収穫で、その真反対の魚座は慰安や老後を表すから、人生の表裏とも言うべき因果関係がある。

これは、戦後、60年のつけが回ってきたように見えるが、実はこれは戦後レジームではなく、戦前の腐れ縁からの脱却問題だ。
年金制度も、食糧管理制度も戦時中に始まった。
立て前はどうであれ、明らかに戦時体制のための資金調達や兵站確保だ。そして、この制度が基本となって、戦後長く農業と政治の癒着が続いてきたのだから、時の流れの必然として、両者の問題が同時に発生する。この戦時体制の立役者、岸信介の孫が今の総理大臣で、遺産の始末をさせられているのだから、歴史は皮肉だ。

戦後日本の成功の理由の一つは、戦前の遺産にあるとの説が有力だが、年金と食管制度も、抜本的な制度改革無しで、工業生産にひた走るための巨大なアメだったのかも知れない。

乙女座問題としては、1月の「こもごも」でも、乙女座の東国原知事は今年後半は大変だと言ったが、腫瘍とのこと、病気よりその影響の方が問題になりそうだ。