赤鯱にこんがらがって

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新体制発表・・・

2018年01月15日 | 名古屋グランパス

 例年通り公開で行われた新体制発表会ですが、当然のように今回も抽選に外れた私はネットでの後日観覧となりました。今シーズンのチームスローガンは昨年の「前へ~Go Forward~」から一歩押し進めた「攻める ~Go Into Action~」に決定。J2では体現出来た名古屋のサッカーがJ1で通用し、さらに完成の域にまで高めることができるのかどうかが問われるところです。チームスタッフではユース各年代全ての監督が交代しており、アカデミーダイレクターとして山口素弘氏が18年ぶりに名古屋に復帰しております。

 そのユースから今回昇格を果たした選手は1人もおらず、補強については既に即戦力となっている秋山陽介と大垣勇樹、会長の肝いりで獲得した?ジョーの他に大宮と甲府からそれぞれ長谷川アーリアジャスールと畑尾大翔が加入。また、当日のサプライズで噂になっていたGKミッチェル・ランゲラックの加入も発表されております。 残念ながら“ボランチとCBをこなせるブラジル人選手の獲得(中スポより)”は見送られていて、風間監督が希望したセンターラインの強化に関しては中途半端に終わった印象です。

 注目の背番号は小林が4、新井が5、和也が6、シャビエルが10、秋山が14に変更。シモビッチの退団で空いた9番は新加入のアーリアが背負うこととなりましたが、個人的に違和感を覚えてしまうのがジョーに与えられた背番号7でございます。聞けば7は彼自身お気に入りの番号とのことで、オファーを出した時点で泰士の退団が既定路線だったようにも受け取れるだけに複雑な心境です。

 そして、それ以上に私を不安にさせるのが下條GMの任期途中での退任(解任)です。昨シーズンからトヨタ側のスタッフとチームの強化方針をめぐって意見の相違があったとのこと。それは来シーズンに向けた編成作業でも同様だったようで、年末に育成重視の発言をしていたGMとしてはジョーやランゲラックの獲得は予想外の展開だったと思われます。この一件で嫌でも思い出されるのが一昨年のドタバタ劇であり、クラブ上層部に依然としてきな臭い空気を感じてしまうのは私だけでしょうか。

 そんななかで迎える今シーズンのJ1リーグはクラブの多くが新監督を迎えていてその実力は未知数で、悲願のリーグ優勝を果たした川崎と二冠を達成したC大阪を除いては混沌状態といっていいでしょう。特に下位争いについては常連だった2チームが共に降格しているだけに、残留争いに巻き込まれるとやっかいなことになりそうです。悪夢に終わった一昨年と同様にトヨタ主導で行われたチーム編成で臨むことになる名古屋の2018シーズンははたしていかに・・・。


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