落語コーディネーター菊池明美の公式ブログ

神奈川県川崎市のNPO法人リール理事長の菊池明美です。落語で人と街と世界をつなげます。落語会開催のお手伝いをいたします。

柳家さん弥

2012-03-24 18:48:41 | 落語会

地域落語会を応援いたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

毎月開催しています「なかまち落語会」も今回で第60回を迎えました。今回の出演者は 柳家さん弥さんと古今亭志ん吉さんです。

さん弥さんは第6回に出演していただいていますので、何と4年ぶりです。この時の演目は「二十四考」でした。この演目での高座を今でもしっかり覚えています。落語会を開催していて、聴き手も噺家さんも高座の空気が合うと噺の世界に引き込まれるような空気を感じることがあります。こんな瞬間がある高座は多いに盛り上がります。

今回の出演者の志ん吉さんとさん弥さんは初めての顔合わせでした。さん弥さんの配慮で トリを志ん吉さんがとりました。印象的だったのは志ん吉さんがさん弥さんの後にトリとして高座に上がった時に前にあっがてた、さん弥さんの高座の盛り上がった空気を感じてか、まくらの言葉に迷っているようでしたが一言「頑張ります!」という素直な言葉に会場からも微笑ましい空気が流れました。そのまま「一分茶番」に入りましたが、さん弥さんの胸を借りての志ん吉さんの高座も私にとって強く心に残る60回目の口演となりました。

終演後も、さん弥さんとは落語の噺でとりとめのない雑談に花が咲きました。

それでは「落語と3月25日の歳時記155」です。

「電気の日」。。。電気が出来るまで常夜灯は灯し油・ガス灯でした。提灯で足元を照らしながら歩きます。人の姿も見えません。暗がりには化け物が。。。。

落語もネタ。。。「稲荷俥」「胴切り」「首提灯」牡丹燈籠」「まめだ」「

「金色夜叉の初上演の日」。。。この話は恋愛が金の力でねじ曲がる話です。人の念がこもります。

落語のネタ。。。「五光」「大丸屋騒動」「城気屋」