素敵なホワイトクリスマスツリーに心踊ります。
クリスマスの季語・・・冬(仲)
星満ちて地にはこぼれずクリスマス・・・相馬遷子
派手なもの着てそわそわとクリスマス・・・花谷和子
聖しこの夜人の世に人愛し・・・向田貴子
[東風吹かば にほひをこせよ梅の花 主なしとて春は忘れぞ]
~飛梅伝説~
紅白のお目出たい梅の木を見つけました。
梅の季・・・春(初)
香は四方に飛梅ならぬ梅もなし・・・貞徳
春もややけしきととのふ月と梅・・・芭蕉
梅一輪一輪ほどの暖かさ・・・嵐雪
飛梅にいまむかしなき雲飛べり・・・山田みづえ
干菓子の箱を開けましたら緑が鮮やかなぜんまいが入っていました。
春はもうすぐ!
ぜんまいの季語・・・春(仲)
ぜんまいは仲よく拗ねて相反き・・・富安風生
ぜんまいののの字ばかりの寂光土・・・川端茅舎
ぜんまいやつむじ右まき左まき・・・阿部月山子
ぜんまいのほぐれゆく野のひかりかな・・椿文恵
節分の夜は元気に[鬼は外!]
柳家小はぜさんは先週の金曜午前寄席で3日にお寺で[鬼退治]の豆まきをしてきますとまくらで話されていました。思いきり鬼退治してくることでしょう!
さあ!今夜は元気よく[鬼は外!]
[福は内!]…福茶で福豆を沢山お腹の中に入れます。
鬼打豆の季語・・・冬(晩)
つつみ紙も余慶やまれのとしの豆・・・重頼
年かくすやりてが豆を奪ひけり・・・凢董
三つ子さへかりりかりりや年の豆・・・一茶
福豆の桝より福をつまひ食ひ・・・彦根伊波穂
「福は内」とは照れくさきせりふかな・・・山上樹実雄
切り花の桜が生けてあります。梅の便りそろそろですね。
桜の季語・・・春(晩)
朝寝坊桜にこほる素顔かな・・・言水
命二つの中に生きたる桜かな・・・芭蕉
さまざまの事思ひ出す桜かな・・・芭蕉
ふみ書く間待たせて折らす桜かな・・・園女
嵯峨の春竹の中にもさくらかな・・・蕪村
菜の花のお浸しを作りました。
青くさくてほろ苦い味は春の味です。
菜の花の季語・・・春(晩)
菜畠に花見がほなる雀かな・・・芭蕉
菜の花や月は東に日は西に・・・蕪村
菜の花に春行く水の光かな・・・召波
菜の花といふ平凡を愛しけり・・・富安風生
新種のチューリップの可愛らしい色…
いつもさり気なく…お花屋さんの前を通ると私の好きそうな色合いのお花をプレゼントしてくれます。
チューリップの季語・・・春(晩)
チューリップは喜びだけを持っている・・・細見綾子
チューリップには定型の美しさ・・・後藤比奈夫
複雑になるのが嫌でチューリップ・・・須川洋子