RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク) BLOG.

RC-NET STAFFによる、日常の些細な出来事から、お知らせまでいろいろなぶろぐ。

旬だ!

2010-11-20 20:58:17 | スタッフ日記
今日はこの、和菓子やさんで買った『みかん大福』を楽しみ(和菓子やさんに行くのは私の密やかな楽しみである)つつ読書をし、
ポコポコとコーヒーを淹れつつまた、読書をし…、
まぁ、
読書をしていました。

この11月後半、私は一つの挑戦をしているのです…。

『借りた本を読みきって返す』

大阪市の図書館は、一度に八冊の本を借りられます。
基本的に貧乏性である私は、いつも、それほど読みたいものがなくとも『せっかく来たのだから』と、最大限度まで借りてしまい、
大体にしてラスト二冊くらいは惰性で選んでいるところがあります。

結果、読み終わらずに返却日を迎えてしまう。

とくに、今回は購入した本も三冊控えてます。
これはあとから読めるがしかし、往々にして借りずに買った本なんて、明らかに借りた本より『読みたい度数』が高いもの。

結果、
多分今回も読めずに返却する本が二冊はあると思います。


あぁ、チャレンジ終了。


そして今一
とうとう買ってしまった新米こしひかりに、高菜の漬物&卵をライドオンして、
至福の夕飯を終了。



ここまで書いておいてなんですが、
なんか今日はいい日だったな、というだけの話です。

旬って大事!


明日からは何かと忙しい日が続く気がする。
今日はまた、ゆっくり本読みながら寝よう。

みなさん、よい週末を。



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変えるのは、じぶんの世界。

2010-11-20 03:01:23 | スタッフ日記
レイプクライシス・フェス2011の企画が一つ、助成金申請落ちてしまった。
申請が通らなかったなんて、
これまでの中でも、本当に日常茶飯事なのだけど、
いつも、ひどく落胆していた。結構、気の小さい私は、結果に一喜一憂していた。
がしかし、今回は不思議な感じなのだけれども、
「あぁ、そうか。」としか思わなかった。いや、実際はイタイなーとは思ったけれども、
まだ他もあるしな、というのと一緒に、
「あぁ、わからなかったんだな、その人には」
という、妙な上から目線(笑)が、あった。
わからなかったのは、もちろん私の伝え方の下手さがあり、それはお前の反省点だろうが、とも思うのだけど、
私は、この企画は、絶対にやる意義のあることだと思っている。
これに乗っておいたら、絶対楽しくなるはずだと思っている。
私たちの世界を変える、第一歩に成り得ると思っている。
とにかく、私の中では。
だから、誰がなんと言おうと、私はやりたい。
そりゃ、結果なんかわからないけれど。
やってみなくちゃわからないもの。


以前、24時間テレビにはるな愛が出ることが決まって、
日刊ゲンダイだかが「さて、オカマに地球が救えるのだろうか」みたいな事を書いたことがあった。
それに対しマツコ・デラックスが、
「オカマじゃなくても、じゃあ、誰か世界を救った方がいらっしゃいますか?!」
というような事を言った。
あぁ~、そうそう、それ、超思った!と、私はその言葉に感動を覚えた。

やった人などいないのだ。

レイプクライシス・フェスが掲げている、
「暴力を手放す」ということに関しても、
世界平和だったり、ほんと、貧困やら殺人やら病気やら、いろんな事に対して、
そこに結果を出せた人なんて、実は一人もいない。

それはどういうことかと言えば、
「確かな答えなんて、どこにもない。」ということだ。

どの時代にも、全てが揃ったことなどない。
人間は過ちを繰り返し、人を傷つけ続け、問題を解決する術も無く、
今、ここまで生きてきている。

だから私は思っている。
「やってみなきゃ、わからないんだ」と。
そして、自分にとって、なんとなくであってもその姿が思い浮かぶのであれば、それに向けて進むしかないのだと。

フェスをやることの一番の利点は、
これまでに関わりの持ちにくかった層、「ふつうの人」との接点が持てるということだ。
実は、これはとてもおかしなことだと思っている。
性暴力というのは、誰にでも起こる可能性がある。特別な人だけの問題ではない、と散々私たちは言っているのに、
特別な人にしか、その事を伝えていないのだ。
いや、伝える術を持ってこなかった。

予防啓発と声高く叫んでも、その場所にいる人間が限られていては意味がない。
予防とは何かと言えば、
「加害をしない」という選択を全ての人がする、ということだと私は思っている。
間違っても、被害に遭わないように、ということではない、と。
だって、被害者は悪くないんだから。
じゃあ、その予防というのは、誰にするべきものか?
子どもから老人まで、すべての人間に対してだ。
そして、その予防は、国に義務付けられた予防接種のように「やってあげてる」の姿勢では、絶対に届かない。
私たちのその予防は、来てもらわなきゃ、してもらえないのだ。
そのためには、
それがその人たちにとって魅力的である要素を、沢山作らなきゃならない。
そして、あらゆる層に対して、あらゆる策を練らなければならない。

啓発に関しても同じく。
知ってもらわなきゃ、はじまらない。
何一つ、はじまらない。

私は、もっと支援団体だったり、被害そのものについて、みんなに知ってもらいたい。
こんな人がいるよ、こんなステキな人たちもいるよって、
あなたの助けになるかもしれない人がここに、あそこにもいるよと、
あなたと一緒に生きている仲間が、こんなにいるんだよと。
社会に、当たり前に存在したい。
存在したいというより・・・
「すでにいる」「すでに一緒に生きている」ということを、認知してほしい。

その一つが、フェスという形だ。

私たちは、素人だ。
ただ、一つだけ、言えることがある。

世界は一部の偉いさんが動かしてるとも言われるけど、
確実に、一人ひとりの「一市民」がいるから、成り立っている。

その一人ひとりを味方につければ、世界を変えられるはずだ。

そこには金も力も必要ではない。
基本的にその言葉が苦手だし、その言葉に頼らず物事を伝えたいと思ってきたのだけど、
いっそ恥ずかしがらずに言ってやろうと思う、


必要なのは、愛だ。


何かを選んで何かを捨てるような、ちんけなものじゃなく、
傷つけることでしか表せないようなものでもなく、
一部の何かを崇拝するようなことでもなく、

ただ、心の底にある、

愛なんだ。


愛が地球を救えるのかどうかは私は知らないし、特に興味がないところでもあるのだけども、
ただ、行動を伴った「愛」は、
きっと、世界を変えるよ。
あなたの、わたしの、世界を変える。


あぁ、酔っ払ってもいないのに、こんな事を言ってしまうあたり、
やっぱり気が小さい効果で、
落ち込んでいたのかもしれない。アハハ。



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