RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク) BLOG.

RC-NET STAFFによる、日常の些細な出来事から、お知らせまでいろいろなぶろぐ。

レインボーカフェに行く前に書いておこうと思って

2012-06-03 11:42:45 | スタッフ日記
私が性暴力というものに想いを向けだしてもうすぐ10年が経つ。

その頃を考えれば、自分が今のような活動をやるようになるとは、たぶん、1mmも思ってはいなかった。

でも、いろいろあって活動をするようになり、すぐに私は勘違い的妄想を開始するようになった。
いろいろな人に話を聞く度に思った。

性暴力を語るって言うのは、平和を語ることなんじゃないのか、と。

暴力が人にあたえる影響。
性というものがとてもパーソナルな、そして大切なものであること。
それが、人の尊厳であるということ。
自らの自己決定で、人はいろんなことを決めていく、権利があるのだということ。

性暴力を語る時わたしはいつも、
一人でも多くの人が、束縛から逃れて自由になれる時を夢見ている。

私にとっての性暴力とは、
そういうものだ。

荒野に花が咲いたようだ、と友達は自分の状態を語った。
何もない、枯れ果てた荒野だと自分のことを思っていたが、
あるとき、たった一輪であれ、
花が咲いたのが分かったのだと。

性暴力被害というのは、そういうものだと思う。

決して消えることはないだろう思い。
加害者はもちろん、自分すら許せない時間を過ごし尚、
生きているということは、
それだけで、希望だ。

私たちは進んでいる。
着々と、小さな一歩を踏みしめている。

それでいい。
私たちはただ、
目の前にあることに正直に、
一人ひとり、生きて行くしかない。

そのためにもね、
いろいろな人に出会いたいの。

だから、
レインボーカフェをやるんです。
ここから一歩を踏み出せる人が、
たった一人でも、いてくれたら嬉しいから。

いってきます。
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性暴力被害、その後の人生を生きる。

2012-05-20 14:13:58 | スタッフ日記
何はともあれ、今年は性暴力関連の調査をしたいと思っている。高卒で学生の間はひたすら油絵ばっかやっていた自分がなんで調査研究などというものに手を出そうとしているのかは不明瞭だが、知りたいことがあるので、調査をしたいと思っている。みんな、協力してね。
自分は、性暴力関係の話を聞く時にいつも思うのだが、そこに「生身の人間のリアリティ」みたいなものが欠如してしまっている気がするんだ。性暴力が語られる際、いろいろなことが人(時に支援者や研究者だったり、周囲の人間だったり)の意思を介して歪曲されているように思う。
実際の困難はなんだろう。実際の思いはどこにあるだろう。日々接していたり、当事者だからわかる思いはあるが、それを社会資源として提供していくためには何が必要なんだろう。もっともっと、被害に関する「現実」を直視したい。
一生涯をかけて背負わされてしまったこの事態そのものを俯瞰した時に、何が本当の「被害」だったんだろうか、その被害を一人で背負うことなく社会全体の背負うべきものとして分担するために、何が必要なのだろうか。
何が悪いとか、どうすれば被害がなくなるとか、どうすれば被害を避けられるとか、そんなものは一体「今、苦しんでいる人」に役に立つのだろうか。
これからも苦しんでいく人の、なんの役に立つんだろうか。
性暴力被害の負荷というのは、急性期のみに起こるものではなく、きっと永きに渡り影響を及ぼすものだろう。

死ぬ前に一度でいいから誰かに伝えたかった、というあの人のもとへも届けたい。

誰にも言えずに変人呼ばわりされながら生き、措置入院を繰り返したあの人にも届けたい。

人に会うのが怖くて外に出れず、医者にもいけずほとんどご飯もたべられず過ごしたあの人にも届けたい。

男性が怖くて働けばパニック、すっかりその原因も周りからは薄れた頃、「自分が悪い」という言葉だけが頭から離れずに、これは罰だと何故かそんな状態で風俗で働き、すぐ追い出されて自殺未遂したあの人にも届けたい。

結婚したけどどうしてもセックスができなくて、子どもを作れないならと離婚させられたあの人にも、
散々頑張って入った大学に通えなくなって中退してひきこもりになったあの人にも、
性暴力被害後の症状として、悉く人間関係ぶっこわしながらひたすらに孤独街道を走っているあの人にも、
性虐待の痛みを抱えながら、どうにか自分は繰り返さないようにと踏ん張って一人で子育てしてるあの人にも、
親から逃げて、居場所を知られないために住民票も持たず健康保険ももたずその日暮らしで生きてるあの人にも、

届けたい。

インパクトのその後を生きる人々。
私は、「性暴力被害にあった」その後の人生を生きる全ての仲間たちと共に生きている。
だからこそ、届けたいのは、
その声にならない声を、「これはレイプのせいなんだ」と言い切れないもどかしさを、
「それはあなたのせいではない」のだと、心から伝えるために、社会を動かしていきたい。

性暴力被害者のその後の人生には何が起きているだろう。
それをもっともっと知りたい。
きかせてほしい、と、思った。
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レインボーカフェ 始動します

2012-05-09 15:56:28 | RC-NETイベント情報
RC-NETでは今年度、より情報/支援の届きにくいと思われる方々に対する
情報支援、居場所つくりを重点的に行っていこうと思っております。

その第一弾として、性被害体験をもつレズビアン/バイセクシュアル女性の方が、
安全な場で自らの被害体験を話せるようにとお茶会を開催します。
自らがセクシュアル・マイノリティであることによって、被害を申告しづらい、また申告しても偏見や無知から心ない言動に曝されてしまう方が多くいるということが見えてきました。

そうしたサバイバーの居場所をつくること、また社会に対してそうしたことを啓発していくことをしていければと思っています。




性被害体験をもつレズビアン/バイセクシュアル女性のためのお茶会を始めます。

被害にあったこと… それだけでも話せる場所がない。
じゃあ、セクシュアル・マイノリティ女性で被害にあった人はどこに行けばいいの?
セクシュアル・マイノリティだから言えないこともあったはず。セクシュアリティについても安心して話せるところ、
被害についても安心して話せるところをつくりたい。そんな想いで、このカフェはひらかれます。
今まで誰にも言えなかった、話せなかったことを、安全な場所で話してみませんか?もちろん、話さなくてもOK。
お互いの存在を尊重しながら、まったり過ごしませんか?

毎月第一日曜日、東京都内各地で開かれます(安全確保の為、ご参加の方のみにお知らせします)。

第一回目は6月3日13:00〜15:00です。
お申し込みは
shoko@rc-net.info までお願いします。(問合せ担当:RC-NET しょうこ)


RC-NET レインボーカフェプロジェクト
(担当:しょうこ おーつき 岡田)
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24時間セクシュアルマイノリティ専門ライン開設のお知らせ(共生ネットさんから)

2012-03-08 23:15:56 | 他団体等イベント情報
24時間セクシュアルマイノリティからの相談を受けるフリーダイヤルでのホットラインが3月11日より開始されるそうです。

私自身、この事業の委託先である共生ネットさんのお手伝いをさせていただいていて、このホットライン(セクマイ専門ラインの)の研修で性暴力被害についての研修の機会をいただいたこともあり、
とっても応援しています。
セクシュアリティについての悩みや、セクシュアリティから派生する、いろいろな困難や辛さ、みなさんの気持ちをシェア出来る場所が、
これからも継続していろいろな形で増えていけばいいなぁ、と心から思います。

ぜひ、ご周知ください。

一人でも多くの人たちに、とどきますように。



【お知らせ 転載大歓迎】
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「よりそいホットライン」セクシュアルマイノリティ専門回線
          開設のお知らせ

...  0120−279−338(フリーダイヤルつなぐささえる)

 ☞プッシュ4番を押すとセクマイ回線につながります
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ガイダンスの後で4番をプッシュすると
セクシュアルマイノリティ専門のラインにつながります。
24時間 全国どこからでも通話料無料。
携帯電話・PHS・公衆電話からもかけられます。


【詳細】
3月11日から31日まで、24時間どこからかけても無料の
「よりそいホットライン」という電話相談が始まります。
「よりそいホットライン」は、被災地からのご相談や、
全国で「社会的排除」にさらされている方々のご相談を
受け付けるもので、厚生労働省の補助を受けたモデル事業です。

このホットラインには、性別への違和感や同性愛の
悩みなどに真剣に耳を傾け、一緒に考える
セクシュアル・マイノリティ専用回線もあります。

電話番号は
0120−279−338(フリーダイヤルつなぐささえる)
ガイダンスが流れたら「4」番をプッシュすると、
セクシュアル・マイノリティの専門回線につながります。

ご本人はもちろん、家族や友だち、周囲の方々の
ご相談もお受け致します。
どんな些細な悩みでも構いません。
ためらわずに、どうぞお電話ください。
お待ちしています。

【よりそいホットラインのウェブサイト】
http://279338.jp/yorisoi/

主催:一般社団法人社会的包摂サポートセンター
委託協力:共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク
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子どもに対する性暴力 対応講座 ~気づくことからすべては変わる あなたがいま、できること~

2012-02-07 12:21:30 | RC-NETイベント情報


身近な加害者や見知らぬ加害者、
意外なほどに子どもにとって“身近”にある性暴力被害。
子どもに関わりを持つすべての人が、
その存在やそこから起きるいろいろな事を知っていなければ、
子どもの変化や子どもが発するサインに気づけなければ、
子どもを性暴力から助けることができません。
一人でも多くの子どもの声に気づくために、
「子どもに対する性暴力 対応講座」を開催します。


2012年4月29日 12:30〜16:30
(15分前に受付開始 短時間での開始になりますので、極力時間通りの集合をお願い致します)

内 容 : 1,性暴力とは何か  2,子どもが被害にあうということ
      3,多層化されるトラウマ  4,対応(被害直後〜大人になってから)

対 象 : 教育や福祉の分野で直接子どもに関わる方、性暴力被害者支援等に関わる方

講 師 : RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク)代表 岡田実穂
      大阪教育大学 学校危機メンタルサポートセンター准教授 野坂祐子

申 込 : rc-net@goo.jp まで、お名前、連絡先、所属等を添えてメールを
      お送り下さい(上記メールの受信設定をお願いします)

定 員 : 35名(先着)

受 講 料: 2,000円(会場にてお支払いください)

場 所 : がんばれ!子供村 
      東京都豊島区雑ヶ谷3-12-9
      池袋駅徒歩10分
      (JR、東京メトロ、西武池袋、東武東上線)
      東京メトロ雑ヶ谷駅1番出口 徒歩7分
      都電荒川線鬼子母神駅 徒歩7分
      都電荒川線雑ヶ谷駅 徒歩10分
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