マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

午前中は写真講座

2021-01-28 23:43:44 | 日記
隔週写真講座で、ルミネへ。
毎回、前回撮った写真や個人的に撮った写真をデータで持って行き、スクリーンに映して先生の講評をもらいます。
前回の題材は花だったので、いくつかはいいかな…と思った写真もあり、その中の2枚をいいと言ってもらえました。
 
光をうまく利用すること、周りをぼかすことがポイントのようです。
個人的にはあまり撮れなかったので、先週姫路からの帰りに西明石近くでシャン感染車内から撮った写真を出しましたが、これも「いいねぇ」と言ってもらえました。
先日も1枚はこのブログにアップしたのですが、もう1枚、遠くに島…たぶん淡路島が写ってる方もいいかな…と。

今日は、アクセサリーが題材で、いくつか持って行って撮ってみましたが、小さいし、何をポイントにすればいいのか、今ひとつわからず…。
まだまだ難しいし、わからないこともたくさんです。
他の受講生の方が撮られた写真も見せてもらうと、こういうのがいいのか…とか、参考になりますね。

この後、昨日行けなかった映画を見に行くために、ちょっと早めに講座を失礼して出かけました。


映画「甦る三大テノール 永遠の歌声」を見に

2021-01-28 00:26:05 | お勧め
午後、bunkamuraシネマに映画を見に行きました。
いつもチェックしているわけではないですが、bunkamuraのサイトを見て、これと「ルーブル美術館の夜―ダ・ヴィンチ没後500年展」は見ておきたいなと思ったのです。
入院の予定があるので、今観ておかないと見る機会を失してしまいそうで、出かけたわけです。
ホントは、ちょうど時間も良かったので、ダ・ヴィンチの方もついでに観ようかと思ったのですが、午前中に急遽用事ができて、行けなくなりました。
明日には何とか行きたいと思っているところ。
上映時間が限られているので、なかなか厳しいです。

さて、映画は、三大テノールの公演が始まったきっかけや裏話などのドキュメンタリーで、間にたくさんコンサートでの歌が織り交ぜられていて、その歌に感動しました。
ホセ・カレラスとプラシド・ドミンゴの公演は、学生時代に聴いたことがあり、また聴けて良かった!
特にホセ・カレラスが好きだったので、白血病から回復した歌声を聴けて、ホントに良かった。
映画とは言え、大きいスクリーンと音響で聴くと、迫力ありました。

ホセ・カレラスは、第8次イタリア歌劇団公演で、チレアの「アドリアーナ・ルクヴルール」でマウリツィオ役をした時に観たのですが、アドリアーナ役のモンセラット・カバリエが1幕のアリアを歌った後、舞台のそでにヨロヨロト歩いて行き倒れたのです。
一緒に舞台にいたホセ・カレラスが「モルタ!モルタ!」と叫んでいました。
途中でしたが、幕が下りてしばらく休憩、どうなることかと思ったら、代役の人が出て来て、公演は継続されました。
カバリエの歌ももっと聴きたかったのですが、残念でした。
カバリエの体調不良で代役が立ったということは、NHKの記録にも載っています。
その時の席は、NHKホールの5階の一番後ろにさらにパイプ椅子を置いたところで、3,000円でした。
学生にはそれが精一杯…。
でもその席までppの歌声もキッチリ聴こえて感動でした。

ということで、ホセ・カレラスには一段と思い入れがあります。
私としてはパヴァロティの声は、明るすぎるというかストレートすぎてあまり好みではないのですが、あの声量と伸びのある声は魅力の一つでしょう。
ドミンゴとカレラスの、深みのある表情豊かな声が好みですね。

映画としては、観客が熱狂する様子や、関係した人のコメントもあって、非常に興味深い内容でした。
3人の歌が終わるたびに、画面に映る観客と一緒になって、つい拍手をしてしまいそうでした。
充実した時間を過ごせて、無理をして出かけて良かったと思いました。