マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

高齢化問題はここでも

2016-08-31 00:22:26 | ニュース
刑務所に介護専門スタッフ…高齢受刑者の急増で

今朝の読売新聞、一面はこの記事でした。
刑務所にも介護専門スタッフが必要って、ここも高齢化…か。
まぁそりゃぁそうでしょうね。
結局、高齢の受刑者にとっては格好の介護施設になってしまっているのでしょうか。
刑務所の中の日課をこなすのもきっと大変になってるんだろうなぁ…と想像するわけですが、いろいろ割り切れない疑問も感じてしまいます。
一言では言いにくいのですが…。
あっちもこっちも介護問題…。

先日、横浜でバス停でバスを待っていたら、年の頃80歳代と思われる女性がやってきました。
しばらくすると、たぶん息子さんだと思うのですが、連れ戻しに来られたようです。
どうも毎日のようにバスに乗って出かけて、今までに3回ほど転んで骨折をしたとか、私に話しかけてこられたのですが、年齢は90歳を越しているとのこと、でも、元気で歩けるというのはいいと思いましたね。
心配だからと言ってその男性、一緒にバスに乗って付いて行かれました。
おばあさんの方は、大丈夫だから邪魔するなみたいなことを言っていましたが、男性の方は後ろから付いて行くだけだから…と。
家族は骨折でもされたらその後がホントに大変ですからね。
心配はわかりますが、元気で歩けるのは何事にも代えられない。
介護が必要になるよりははるかにいいわけです。
今朝のニュースに、フト思い出しました。

レッスン受講でお出かけ

2016-08-30 23:52:32 | 日記
昨日は夜10時半過ぎに姫路のマンションに到着。
新幹線の中でもずいぶんウトウトと寝ましたが、やはり疲れが溜まっていたようで、今朝はちょっとしんどかった。
お昼の時間に菊地先生のレッスンを受講する予定だったので、10時過ぎには出かけました。
出かけてすぐ、先生用の楽譜を持って出るのを忘れてしまって、慌てて引き返しました。
自分用の楽譜とは別に、先生用の楽譜をいつも用意しているのですが、私が弾いている時に気が付いたこととか注意とかを書き込んで下さいますので必須です。
レッスンは、予想通りでした。
と言うか、昨日ホールで練習したのを帰りの新幹線の中で聴いたのですが、まずい!と思ったこと、やっぱりそれを指摘されてしまいました。
自分でも修正しないとと思っていたことなのですけど、さすがに朝その時間はなく、急に変わるものでもないので…。
細かいところをああしろこうしろいうようなレッスンではないのですが、いろいろヒントはたくさんあります。
自分で弾いていて疑問に思っていたことなど、何となくヒントや解決法が見つかるというか、そんな感じですね。
夜、さっそくそれを参考に練習したのですが、何かうまくいきそうな気がするのですよねぇ。
フシギ…。

今日の会場は、魚崎「日本ピアノサービス」だったので、帰りに駅前でランチをしました。
行きに目をつけておいたところに入ったのですが、これがすご~くおいしかったのです。
「カリーナ」というこじんまりしたお店です。

おまかせ定食が700円で、コロッケ、白身魚のフライ、肉じゃが、豆腐、サラダにおみそ汁、ご飯付きです。

どれも、上品というか程よいというか、おいしかったですね。
特に、千切りキャベツがこんなにおいしいかというくらいでした。
切り方がちょうどいいのか、キャベツの味そのものがいいのか…。
日ごろ千切りキャベツはあまり食べたくないのですが、これは美味しかった!!
キャベツを褒めるのも何なのですが…。
とにかく全体的にホントによかったので、完食してしまいました。

お腹もいっぱいになったので、三宮で買い物しようかと思いましたが、疲れて気力がわかず、そのまま電車に。
また寝てしまいました。


今日のお弁当は

2016-08-29 20:39:53 | 日記
午後、横浜市泉区のテアトル・フォンテで2時間、ピアノを弾きました。
ピアノはヤマハでしたが、フルコンサートグランドで、広いホールで弾けるのはやはりいいですね。
来月も空きがあるとのことだったので、申し込んでおきました。
10月3日に、いなみ野学園の講義をするのですが、今回は1コマだけなので、ピアノを中心にした講義にして、弾く曲数を増やそうかと思ってるので、その練習にもちょうどいいし・・・。

練習のあと、今は新幹線です。
相鉄線のあと、JRには横浜から乗ったので、いつものお弁当は買えず、駅の売店で「かながわ味わい弁当」というのにしました。
 
見た目よりボリュームありました。
崎陽軒のお弁当なので、味は安定感ありでした。

2時間、けっこう集中して練習したので、やっぱり疲れました。
でも、先日来の困りごと、腰の痛みは少しずつ改善してます。
ストレッチ、大切ですね。
忙しさでサボったせいだったような・・・。

サティの「金の粉」

2016-08-28 23:10:08 | ラ・プロムナード・ミュジカル
今日は、2番目に弾く、エリック・サティの「金の粉」について。
サティという作曲家は、一言でいえばちょっと風変りというか、そんなかんじでしょうか。
サティという人について語れば、長くなってしまうので、詳しくは書けませんが、パリ・コンセルヴァトワールに入学させられるものの馴染めず、ノートルダム寺院や国立図書館などで、ゴシック建築やギリシャ神話、グレゴリオ聖歌などに興味を持っていたようです。
その後、生活するためにモンマルトルの文学酒場などで演奏をしつつ、その頃の画家たちとも親交を持ちます。
ドビュッシーとの友情は長続きしたようで、相互に影響しあったようです。
サティの曲名はユニークなものが多く、「乾からびた胎児」とか「ぶよぶよした本当の前奏曲」とか、いったいどんな音楽なんだろうと思ってしまいますね。
でも、シンプルで独特の魅力ある曲が多いですね。
1866年生まれのサティは今年が生誕150年で、何か弾こうかと考えたとき、ジムノベディやグノシェンヌとか言った、サティらしいちょっとメランコリックな曲も考えましたが、気分が乗らず、「ジュ・トゥ・ヴー(お前が欲しい)」と同じようなミュージック・ホール風のワルツで「金の粉」にしました。
オーケストラ用のワルツとして1902年に作曲され、サティ自身がピアノ独奏用の版も作りました。
ミュージック・ホール風の甘美なワルツです。
ニ長調に始まり、ト長調やイ長調、ホ長調などに転調します。

CDは、高橋アキ氏の 高橋アキ プレイズ エリック・サティ-1 がいいですね。


モーツァルトの幻想曲ニ短調

2016-08-28 00:13:44 | ラ・プロムナード・ミュジカル
9月3日のプロムナード・コンサートで弾く曲について、順番に書いていきたいともいます。
まずは、モーツァルトの幻想曲ニ短調K.397について。
この曲は、モーツァルト自身の自筆楽譜が残っていないそうで、わからないことが多い。
現在一般的に演奏される曲の終わり10小節部分は、モーツァルト自身の作ではないのです。
97小節の属和音で終わっているので、幻想曲と○○…という形にしようと思っていたのか??
幻想曲とは、幻想的な曲ということではなく、自由な形式で作られた曲…というくらいの意味です。
バロック時代にも幻想曲とフーガ…といった曲があります。
ロマン派時代の幻想曲と言えば、シューマンの「幻想曲ハ長調」、ショパンの「幻想曲ヘ短調」、シューベルトの「さすらい人幻想曲」ですね。
どれも難しいですがいい曲です。
ロマン派になると、「幻想的な」という意味も加わっているかもしれません。

曲は、分散和音で前奏的に始まり、アダージョのメインテーマが始まります。
このメロディーは、ちょっとしたドラマの音楽にもふさわしい…という雰囲気があります。
でも、すぐに迫ってくるようなフレーズからプレストの駆け巡るパッセージなどが出てきて、また戻る…。
アダージョとプレストが繰り返されると、突然、ニ長調のアレグレットに。
まるで違う曲想ですが、不思議と自然に聞こえるのですよね。
終わりの10小節が加えられて、しっかり「終わり!」という感じで締めくくられます。

今年は、モーツァルトの生誕260年。
まぁ、100年とか150年とかという切りのいい年数ではありませんが…。
モーツァルトの小品を何か弾こうかなぁと考えて、考えてみたこともなかったこの曲を弾くことにしたのですけど、ニ長調というのはモーツァルトの、たぶん好きな調性だと思うので、終わりがニ長調になっているこの曲に、何かピタッとはまる…みたいな感覚を覚えて、弾くことにしたわけです。
ニ長調という調性、ピアノ・ソナタにも全18曲のうち3曲で使われているし、ピアノ協奏曲26番「戴冠式」も、ロンドニ長調も、2台のピアノのためのソナタもデュポールのメヌエットによる9つの変奏曲もニ長調。
主要な曲によく使われているのは、きっと好きだったからなのかなと勝手に思っていますし、私自身も、これらの曲が好きなのです。

ニ短調からニ長調への変化、曲想の変化など、表現するという部分ではとても難しいものがあります。
特にゆっくりの部分は神経を使いますね。
なかなかCDもないのですが、近々ピリス(マリア=ジョアオ)のモーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番&第10番&第11番「トルコ行進曲付」、幻想曲ニ短調K397 が発売されるようです。

比較的涼しい日

2016-08-27 23:29:31 | 日記
天気予報通り、比較的過ごしやすい日でした。
でも、小雨が降ったりもして、快適とはいかず、エアコンは欠かせません。
腰の痛みがあまり良くなく、やはり疲労がたまっているのか…。
ここ最近、忙しさについストレッチをさぼることが多くなって、それも関係あるかなぁ…と思っているところですが、ピアノを弾くのにも若干支障が出つつあるので…音域によって重心を左右に動かすのがしづらい…何とかしないと…。
休むのがいいのか動くのがいいのか、悩むところですが、とりあえず睡眠不足を解消しようかと。
ぎっくり腰ではないのですけどね。
一日8時間くらいは練習したいと思うのですが、体がモタナイ…。

ホールで練習

2016-08-27 00:41:09 | ラ・プロムナード・ミュジカル
朝、9時前の新幹線で横浜へ。
昨日は夜までレッスンがあったし、いろいろ準備するもの片付けるものがあって、寝るのが遅くなり、新幹線の中はいい睡眠時間になりました。

留守にするのに一番困るのはゴミですね。
食事をするわけですから必ず生ごみが出るわけで、それをどうするか…です。
野菜くずとかちょっとした生ごみは、袋を二重にして野菜室に入れておきます。
他のごみは、ベランダに置いたごみ用のストッカーに入れておきます。
すると、戻った時も部屋に変なにおいがしないのです。
先日姫路に戻った時も、まずは部屋の臭いをチェック!!
大丈夫でした。
というわけで、しっかり片付けて出ないといけないので、いろいろ忙しかったのです。

新幹線、朝ごはんも軽くフルグラで済ませて出かけたので、乗ってからまずはサンドイッチでしっかり朝ごはんです。
すると…やっぱり睡魔に襲われましたね。
ウトウトしていると、周りはけっこう賑やかでしたねぇ。
子供連れの人、最近は小さい声で話すというしつけをしない人ばかり!!
親自身も結構大声で話してますからね。
子供でも、公共のところでは声のトーンを落とすということをしっかり教えればできますけど、そういうことに無頓着な人が増えたのでしょうか。
乗り物自身の騒音以上の音や声を不快に思う人もいることを、やはり想像してほしいと思いますね。
もちろん、子供連れ以外でもシニアの人たちも結構うるさいです。
年を重ねた人が大声になるのは、自分自身が少し耳が鈍感になってるせいかと思いますけど…。
…で、眠りから覚めてからはウォークマンで音楽を鳴らして紛らせることに。

さて、今日は夕方ホールで練習できることになっていたので、朝早く出かけたのでした。
鶴見区のサルビアホールでピアノが弾けるという企画です。
抽選ということでしたが、希望の時間に弾けることになり、夕方出かけました。
1時間ですが、500人くらいのホールでスタインウェイのフルコンで練習できるので、思いっきり弾けました。
コンサートまで残り1週間になり、暗譜が未完成ですが、曲作りを完成する時期ですからホールでどう聞こえるかチェックできるのはよかったですね。
ビデオ撮影もしたので弾き方とかもチェックできたし。

狭い部屋で弾くのと広いホールで弾くのはやはり違いますね。
月曜日には別のホールで弾けるので、この2日間でもう少し練り上げて、再チェックしようと思ってます。

それにしても腰も痛いし、疲労も抜けない…。

さすがに疲労が…

2016-08-26 00:26:47 | 日記
今日も朝からレッスンに伴奏合わせに夜までレッスンでした。
夕方は大急ぎで母のところにお菓子と果物を持って行って、他にも職員さんに連絡やお願いすることがあったので、それも何とか済ませました。
合間に少しは練習をしましたが、さすがに疲れが溜まっているようで、自分の音がストレートに入ってこない…感じですね。
体調を回復したいものです。
珍しく、腰が重いのですよねぇ。
最近腰が痛いとかはめったにないのですが…。
ピアノの練習をすれば座っていることが多いし、移動でもやっぱり座ってますからねぇ。

それにしても、姫路は暑い!!
ホントに蒸し暑いのですよ。
夜になってベランダに出ても、ムッとする。
また台風が変な方向に行きそうで、困ったものです。



朝からフル回転

2016-08-24 23:47:54 | 日記
午後は伴奏合わせとレッスンがある予定だったので、午前中のうちに他の用事を済ませるべく、朝からフル回転でした。
母のお金の管理で、駅南の合銀に行く必要があったし、他にもあちこちで、自転車で出かけました。
あちこち行くには自転車が一番ですから。
平地ばかりですから、わりと楽ですけどね。
横浜は、マンションの周りは平地でいいのですが、ショッピングセンターに行こうとすると、ちょっとした坂道があって、それから比べるとホントに楽だと思います。
自転車で出かけて困ることは、日焼けですね。
日焼け止めスプレーをたっぷりふりかけて出かけました。
私が利用しているのは、KOSE サンカット 日やけ止め透明スプレー 無香料(SPF50+ PA++++) 90g
スプレーだと手がベタベタしなくていいですね。

コンサートが近いですから、腕などあまり日焼けするとみっともない…。
用事がたくさんあったので、やり残すことなく大急ぎでしたから、お昼過ぎに帰った時はホントに疲れました。
暑かったですし。

秋山さんとの伴奏合わせは2回目。
私自身の調子は今一つでしたが、ブラームスの曲の感じがだいぶんつかめてきたかな…というところです。
いい曲ばかりだし、ブラームスはもともと好きな作曲家で、特に今回の曲は気持ち的にもしっくりくるので、いい感じに仕上げたいものです。
レッスンは、ピティナコンペの連弾で、本選に進んだ生徒のレッスンもあり、本選時の演奏を聴かせてもらいましたが、講評が予想外によかったのでどんな演奏したかな…と思っていたところ、これも予想外と言っちゃぁ何ですけど、いい演奏をしていて、ホッとしました。
技術的には未完成の部分はあっても、いい音楽を作る、曲にふさわしい表現をするということを徹底して言っていたので、その部分では少し進歩があったように思いました。
それでもやはり技術を上げることは不可欠ですけどね。
でも、成果を実感したようで、やる気が増したのが一番でしょうか。

夜は、疲れていましたがやはり練習を。
26日と29日には、横浜で、ホールでピアノを弾く機会があるので、コンサートのリハーサルにちょうどいいのですが、やはりホールで弾くからにはある程度仕上げておきたいし…と。
そのリハーサルもどきの翌日には、菊地先生のレッスンを受ける予定です。
グラナドスのゴイェスカスは、菊地先生が5月のリサイタルで演奏されたばかりの曲なので、充実したレッスンになるようにしたいものだ…と。

8月30日の「演Academia」神戸会場は、時間にまだ余裕があるようですので、受講してみたい方は是非どうぞ!
本質を突いた厳しいレッスンですが、必ず何かヒントがありますし。
http://ykpianoforte.com/academia.php?page=2

姫路への新幹線です

2016-08-23 19:54:48 | 日記
今回の横浜滞在は長めでした。
息子達が3人とも顔を出しましたが、やはり親が近くにいるのは何かといいようです。
レッスンやら伴奏合わせやら諸々の用事があるので、姫路へ。
練習時間が取れるか···ですが···。
ピアノは横浜に置いてる方が、ハンマーを交換してあるので、弾いた感じも良く、気分が乗るのです。
姫路の方も、いずれハンマー交換したいとは思ってますけど。

さて、今日の新幹線は晩ご飯タイムなので、ちょっとだけ豪華に、北海ちらしです。
サーモン、いくら、ホタテがしっかりのって、おいしかった❗