マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

映画「ルーブル美術館の夜―ダ・ヴィンチ没後500年展」

2021-01-29 00:23:20 | お勧め
今後のスケジュールを考えると、今行っておかなければ…と、今日も渋谷のbunkamuraに行きました。
映画「ルーブル美術館の夜―ダ・ヴィンチ没後500年展」を鑑賞するために。
レオナルド・ダ・ヴィンチという画家そのものには、それほど強い興味はないのですが、ルーブル美術館の学芸員の方々の解説はわかりやすく、遠い存在だったダ・ヴィンチを少~しだけ、近くに感じられたのは良かったかも。
ダ・ヴィンチの絵は、ルーブル所蔵の物ばかりでなく、他の美術館の物もあり、ダ・ヴィンチが生涯を通じてどういう風に絵に取り組んでいたか…というような話だったかな。
ただ、どうしても睡魔に襲われて、フッと意識が飛んでいたことがありましたね
解説しているフランス語が、とても聞き取りやすく、内容というよりフランス語に集中してしまっていました。
何よりも良かったのは、あの、芋の子を洗う状態のルーブル美術館に、人がいない状態を見ることができたこと、もちろん、モナ・リザが障害物なく、表面の傷に至るまでしっかり見えたことですね。
モナリザの絵は、板に書かれていて、その保存状態が年々劣化していて、今後はもう旅行はできない…と言っていました。
ルーブル以外で見ることはできない…ということでしょう。

モナリザは、日本でのモナリザ展でも見たし、ルーブル美術館でも行くたびに観ているので、5~6回は見たでしょうか。
でも、この映画で、モナリザの絵は見る人との対話だ…というようなことを言っていて、何か初めて理解できたような気がしました。