生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

波よ波よ 56

2018-06-30 15:30:06 | あの空に太陽を 68

驚く二人。スニョン!とジョンフン。手紙の段ボール箱を落とすスニョン。慌てて拾うスニョンにジョンフンが手伝おうとやって来たのを遮って、拾い集めると走って逃げて見えないところに隠れるスニョン。目からは涙があふれていました。

あの例のボクシルをこき使う歌手志望の女、ヘリン、ボクシルに靴を修理してこいと命令します。サンピル社長がそばにいて、自分で直しに行け!ボクシルはうちの会社の歌手だ!と厳しく行ったのです。嫌な顔をするヘリン。

サンピルはボクシルにこれから売り出すのに変な男がいるとスキャンダルになる。ギョンホとは会うな!と命令したのです。嫌な顔をするボクシル。

会社にやって来たキャバレー社長、ドンチョル、協会長に当選して社長にお祝いに柘植の鉢をも追ってやって来ます。その時ドアーをノックして入って来たジョンフンと初対面。変な顔をするジョンフン。何となく見覚えがあったのでしょうか。

社長に聞くとキャバレー社長のドンチョルだと言ったのです。部屋に戻ってから課長にドンチョルと社長はいつから知り合いなのか聞きます。最初からずっと一緒だったようだとの答え。ますます疑いを強めたのでした。弟のジョンテがあの男の下にいるのかと。

ジョンテとボクシル、会社で会います。ジョンフンの昔の恋人スニョンの叔母がキャバレーにいる。スニョンは結婚して幸せのようだとジョンテ。そうなのとボクシル。

ジョンフン、時間を見つけて実家へ。喜ぶ家族たち。土産に洋菓子を持って来たのでした。後でボクシルの使っていた部屋に入るジョンテとジョンフン。母さんはボクシルがいないのに、毎日掃除しているよと。この間母さんをボクシルの舞台を見に連れて行ってちょっといざこざがあったけど。

ジョンフンはこの時初めてボクシルがサンピル社長のもとで歌手デビューする話を知ります。

次の日ボクシルを喫茶店に呼び出したジョンフン、ボクシルに歌手をやめるよう説得しますが、

それは絶対あり得ないと否定するボクシルだったのです。会社の入口まで送っていったジョンフンと立ち話をしているのを目撃したサンピル、驚きます。そしてジョンフンが帰った後、ボクシルにあれは誰か聞きます。一番上の兄だと言うボクシルの言葉に唖然とするサンピルでした。そうです!同じ家にいて常に敵対している相手、自分が就こうとしていた場所を奪った当の本人が自分が恋心を抱くボクシルの実兄だったとは!その晩ボクシルを誘ってバーで一人酒を飲むサンピル。

ジョンテはギョンホが、ボクシルの出世の妨げになるからボクシルと会うなとサンピルから言われたと知り、会いたいときは俺が中に立って連絡するから言えと言ってくれたのでした。

街の通りで会ったオクブンとキム主事、明日が亡くなったチュンジャの母の法事だと言います。

亡くなった妻はチュンジャを産むと赤子の顔を見ることなく亡くなってしまったと話すキム主事。仕事があって手伝えずすまないと言うオクブンでした。その姿を例のただ食いをする薬屋のおじさんがびっくりした顔をしてみていました。

スニョンは思い切って切り出した借金の話を受け入れてくれた社長ミジンに感謝していました。叔母はその金をみて大喜びをします。これで借金を返せると。

翌日出勤したスニョン、別のお針子から社長の夫はハンサムでしかも最初社長の家庭教師をしていてミジンが好きになったと話します。はっとするスニョンです。


波よ波よ 55

2018-06-28 17:12:20 | あの空に太陽を 68

ミジンがドアーを開けます。ジョンフンの椅子に座った後姿が見えます。その時おくれてやってきたミジンの両親、スニョンを見てあなたが何でここへと母、社長に頼まれたものを届けに。社長に渡してくださいと言って帰っていくスニョン。

家族で社長の建築協会長の当選祝いをレストランで祝うことにしたのです。4人揃ってワインで乾杯します。

サンピルは来ませんでした。彼はボクシルに会いに来たギョンホを差し置いてボクシルを強引に食事に連れていきます。先約のはずだったのにとがっかりするギョンホ。

そしてサンピルはボクシルに、君には文句を言える家族がいて羨ましい。

俺には家族がいない。親戚にいても笑うことも本音を言うこともできない、とボクシルを羨ましがるのでした。倉庫に帰ったボクシル、送って来たサンピルと別れます。その時陰から出てきたギョンホ、さっきからずっとボクシルの帰りを待っていたのです。ボクシルは今は歌手として世に出る大切な時、社長に頼るしかない。スキャンダルになっても困る。だから当分来ないでくれと言われてしまったのです。落ち込むギョンホ。

叔母は例の金を詐欺にかかって全部取られた上に、さらに借金まであったのです。キャバレーに催促に来る借金取り。慌てる叔母。何とか金を返さなければとスニョンに何とか借りられないか頼んだのです。

ブティックの社長、ミジンに借金を頼むスニョン。初めは断るミジンですが、後で貸してくれたのです。悦びお礼を言うスニョン。

会社では社長がサンピルに、会社のことはジョンフンがするから、君は芸能会社の方を頑張れと言われます。内心嫌な顔をするサンピルですが、わかりましたと返事をしたのでした。

母オクブンの食堂に例のただ食いの男がやってきて又ただ食いをしていきます。薬はいらない。義母はあれを飲んでいまだに下痢が治らないとオクブン。そこへやって来たジョンテ、その男を外へ連れ出しますが、母が行かせろ!と言うのでそのまま行かせたのでした。

チュンジャのモデルになった写真が雑誌に載ります。驚くギョンホの父と母たち。その写真を見たチュンジャの父は驚きあきれます。一体これは何だ?嫁に行けなくなる。

当のチュンジャは自分が雑誌の表紙になると聞いたのに、話が違うと悔しがったのです。

ある日、スニョンは社長から荷物を郵便局に出すように頼まれます。その荷物を持って郵便局に向かうスニョン。ミジンと夕食の約束をして迎えに来るジョンフン。二人はすれ違います。何となく振り返った二人、あっと驚いたのでした。

 

 


波よ波よ 54

2018-06-27 14:55:43 | あの空に太陽を 68

 

ボクシルを倉庫の前で待つギョンホ。ボクシルを送って来たサンピルを見て陰に隠れます。別れの挨拶をして別れるボクシルに声をかけるギョンホ。驚くボクシル。

ジョンテは店に母を訪ねてボクシルがやってきたことをジョンウから聞きます。母さんがやって来た姉さんをそっけなく追い返したと。何とか家から通わせたいジョンテですが、頑固な母は聞く耳を持たなかったのです。

いよいよ建設協会会長を選ぶ日です。その前に立候補者の演説がありました。サンピルは伯父社長に例の相手方の婚外子がいると言う原稿を渡します。そしてジョンフンはまだ会場に来ていませんでした。いよいよハン氏の演説の順番が来た時、駆け込んできたジョンフン、原稿を義父に渡します。その原稿にはこれからの建設予定のダム工事費用を長官からもらえる許可が下りた証明書でした。ハン氏はその証明書を示しながら、自分はこれからこの事業を完成させて人々のための役に立つつもりだと言ったのです。この演説と長官からの工事費の確約により、ハン氏は満場一致で当選したのでした。新建設協会会長です。

やっと時間が持てたジョンフンは実家を訪れます。夕食を一人食べるジョンフン。義父が建設協会会長に当選したと話します。喜ぶ家族たちです。

チュンジャの父は娘の恋人がギョンホだと思い色々ギョンホの親にあげていたのですが、結局そうではないことがわかりがっかりします。ギョンホの母は、とんでもない!家の息子がお宅の娘を嫁にもらうなどあり得ないと憤慨します。

ある日店に行こうとしていたオクブンとジョンウ、道端で言い争う声を聞き立ち止まります。それは例のただ食いする紳士に怒っているおじさんでした。お前から買った薬を母に飲ませたら下痢をして往生した。このいかさまの薬やめ!金を返せ!と叫んでいたのです。あの男はイカ様薬屋だったのかとわかったのでした。そういえば祖母があの薬をあの薬を神経痛止めで飲んだら下痢をして体調を崩した。今度こそ騙されないと思う二人です。

スニョンは腕のいい裁縫しでしたが、退社時間になるとすぐ帰るスニョンに、忙しいときは残れと言うミジンに事情が言えないスニョン。子供が待っているとは言えなかったのです。家では叔母に、決して自分に子供がいることを言うな!もし言ったら、叔母とは縁を切ると言っていました。

ボクシルの倉庫にやって来たチュンジャ、自分はモデルになった。間もなく自分の写真が雑誌にのると自慢します。笑いながら信じられないボクシルでした。

ミジン一家は父が当選したことでそれを祝って有名料理店で会食をすることになりました。まずミジンが来て待っています。そこへジョンフンもやって来ました。その前ミジンは間近に迫ったファッションショウの必要品を忘れたからと店に電話をして、スニョンにレストランに持ってくるように頼んでありました。ジョンフンに新しいお針子がくるから会ってやってくれと言います。何も知らないスニョンがドアーをノックしました。

 


波よ波よ 53

2018-06-26 17:45:24 | あの空に太陽を 68

母は騒動にあきれて一人キャバレーを出ていく。そのあとを追うボクシル。おんまー!

あんな姿を見せるために家出したの?こんなことを続けるなら家に帰ってくるな!と母。ボクシルは泣いて必ずデビューを果たすからそれまで待ってほしいと懇願しますが、歌手になるなら帰ってこなくてよいと言い切る母。そのまま帰っていきます。泣いてその姿を見送るボクシルです。

祖母はジョンテからボクシルが倉庫で暮らし、キャバレーで歌えるようになるまで、クッパやで生活費を稼いでいたと話します。祖母はボクシルが家から通うことを認めているのですが、気の強い母オクブンは決してボクシルを許そうとしないのでした。

選挙が差し迫っていました。ジョンフンは義父の演説の原稿作りに忙しくしていました。ミジンはそんなジョンフンに不満だったのです。母はサンピルが企てた相手方の婚外子がいることをネタに相手を追い込むべきだと主張。それでは例え当選しても選挙後に不利な立場になるとジョンフンは将来の建設設計について論じるべきだと主張したのです。ミジンの母はサンピルの策を称賛し応援していました。

チュンジャはモデルの仕事に応募して、沢山写真を撮られていました(どうもこれは詐欺ではないかと思うのですが)。チュンジャの父、キム主事は娘の思う人がギョンホだと勘違いし、ギョンホの母、マルスンにみそをあげたり、はちみつ漬けの朝鮮人参をあげたりしていたのです。

スニョンは赤ん坊が吐いて熱もあるので病院に連れていきます。処置をして戻りますが、赤子は肺が弱いと言われます。帰宅した叔母から父親もなく、おまけに弱い赤子だなんてと文句を言うと、気の強いスニョンは私が父親であり母親であると言い返したのでした。

ボクシルは泣きながら倉庫に帰ろうと事務所に来ると、入り口に社長のサンピルが立っていて、何で泣いているのか?二人で話そうと言って公園で話をします。ボクシルは母が厳しく、父が生きていたら、きっと歌手になることに賛成してくれただろう事。自分が幼いときのど自慢を弟のジョンウを連れて見に行き、誤って弟を怪我させてしまい、いまだに足を引きずっているのを母が恨みに思っていることなどをサンピルに話します。慰めるサンピルです。涙を流すボクシルの目を自分のハンカチーフで拭いてくれるサンピルにボクシルは驚きました。


波よ波よ 52

2018-06-25 17:22:09 | あの空に太陽を 68

ボクシルを会社の前で待つ社長サンピル。その時ボクシルが嬉しそうにギョンホと話しながら帰ってきます。怒り寸前のサンピル、ボクシルとギョンホを見て叱り飛ばします。そしてギョンホを別室に呼んで、ボクシルはこれから売り出す歌手だから、変な評判が立つと困るから付き合うのもいい加減にしてほしいと言います。明らかに嫉妬しているとしか思えない口調です。ギョンホは気を付けると言ってボクシルの倉庫にもよらず帰っていきます。

スニョンに会ったジョンテ、お元気でしたか?とスニョン。つい最近仕事に復帰しました。あの時は匿って下さりありがとうございました。礼を言うジョンテ。叔母さんから聞きました。結婚したと。その時叔母がドアーから出てきて家のカギを渡す。早く帰りなさいと言う叔母。

ジョンフンは会社の仕事に没頭しミジンを顧みず、不満だらけのミジンです。あなたは私と結婚したのではなく、仕事と結婚したの?二人はうまく行っていません。ある日早く帰って来たジョンフン夕食を1人食べます。この間祖母がくれたおかずをくれと頼むともう捨てた。誰も食べないからと言うミジン。ジョンフンはさすがに俺に聞いてから捨ててくれと怒ったのでした。

オクブンの経営する食堂に例の無銭飲食の紳士がやって来ます。又ただ食いして出ていこうとしますが、今日はポケットから薬の瓶を出して、関節の痛いときに利く薬だと言って置いていきます。

ジョンテ、家で母に、ボクシルは歌手になるために会社の倉庫で暮らしている。会社の掃除をし、クッパやの出前で生活費を稼いで暮らしてきた。やっと歌手としてデビューした。聞く耳持たない母オクブンです。

黙って母をボクシルが歌うキャバレーに連れて行くジョンテ、歌いだしたボクシル。お客は手拍子でボクシルの歌を聞いています。しばらくして母が見ているのを見つけたボクシル。驚いて急に歌うのをやめてしまいます。騒ぎ出す観客。ものがなげられ大混乱になってしまいます。

スニョンは叔母から鍵を受け取り急いで隣家から赤子を連れて戻りますが、いつもと違って泣いてばかりいる赤子に、スニョンは熱があると気づきます。病院へ連れて行かなければ、慌てるスニョンです。

ギョンホはそんなボクシルの生活を見て、ジョンテに何とかボクシルをおばさんに認めてもらって家から通えるようにしてやってくれと頼みます。