生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

キム・ソヨン

2019-07-29 17:12:45 | あの空に太陽を 68

ずっと前に、検事プリンセス、で見て以来ファンになりました。食客にも出ていたと思います。背が高いですねえ。最近あのイ・サンユンと結婚したと聞きました。検事プリンセスはテーマ音楽がとてもよかったです。二人は去年8月にハッピー・レストランに共演したことで恋人関係に発展したそうです。ちょっとしたニュースを、久しぶりにお知らせします。彼女は現在36歳。今KBSでやっている、世界で一番可愛い私の可愛い娘、に出ています。実の親に捨てられ、実母の伯母に育てられ成長したのです。その事実を知っている彼女。なかなか見ごたえがある演技です。

 


かわせ運命 124 最終回

2019-07-17 15:13:15 | あの空に太陽を 68

ハナさん!ハナさん!必死に探すナムジン。そして箱の下敷きになっているハナを見つけます。抱き上げるナムジン。気づいたハナ、代表!これは夢ですか?気が付いたか? 病院へ連れて行くナムジン。軽い打撲でよかった。今後は無理するな。

保育園へ迎えに行くシウとジナ。夕暮れの街を家路につきます。家族3人で歩くのは幸せだな、とシウ。ただ一つ心配があります。今朝の私の言った事にお義母様が傷ついたかも。自分の人生を楽しんでほしいのに、子どもと孫にすべてを捧げるでしょう。ナムジンの会社で働くようになったら変わる、とシウ。お義兄様に面倒を押し付けるようで申し訳ない。そうだな、ナムジンには多くの借りがある。一生かかっても返しきれないでしょう。これからは私たちがナムジンさんの支えに。そうだな。

チャンの家に行ったスヒ、今の母親は皆、子に教育熱心なのに。ジナはおかしいわ。可愛がるだけでビジョンがない。今日はよくしゃべるなあ、とチャン。悔しんだもの。孫の為と思って様々な英才教育を受けさせた。それなのに、あせって、勉強を詰め込むことないって、私に目を合わせることも出来なかったジナが堂々と言い返すのよ!嫁と姑の問題は永遠に解決できない問題だな。いっそのこと私と結婚しないか?またそんな。私は真剣だ、とチャン。以前は友人として会うだけでよかったが、イさんやホ弁護士を見たら羨ましくなった。私もああなりたい。その話は止めましょう。私はいままで通りがいい。よく考えてくれ、とチャン。ナムジンやシウと打ち解けてまだ2年。家族と言っても、今の関係にひびが入るかわからない。些細なことでこの平和が崩れるかも。だから本当の家族になるためには結び付きを強めたいの。本当の母になるにはまだ努力が必要。ただ私辛いことがある時、愚痴を聞いてくれる友人としてつき合い、来世で恋人になりましょう、とスヒ。その言葉で傷付いた心の傷が癒えた、とチャン。

スンジュ家 父母、そしてジェユンが居ます。自分のショップを立ち上げたそうだな?そうよ、私の夢はショッピングモールを立ち上げることだった。まだ小さいけど、とスンジュ。彼女に遠隔操作されて動く便利な男がここに、とジェユン。ジェユン氏の優れたセンスと、推進力で助けられたわ。いい雰囲気ね、とヨンシル。この際結婚したら?私たちはそんな仲ではないの。良い友達で、良いビジネス、パートナーです!合ってもらうために仕方なく友達で我慢を。もどかしい、とヨンシル。アンにはもう恋人がいると言うのに、とヨンシル、言ってしまって口を押えます。この場で言う事ではない。君の軽口にはあきれた。とマンソク。私なら平気よ。ナムジンと別れてもう2年よ。恋人がいない方がおかしい、とスンジュ。その時ソンギュがスンジュの帰国を祝って、ケーキを手土産にやって来ます。帰国おめでとう。有難う、叔父さん。叔父さんって呼んでくれたよ!

ナムジンの家  ハナに英語を教えてもらっているスンジェ。その時ナムジンが帰宅します。何で君がここに?早く家に帰って休めと言っただろう?私が英語を教えてって頼んだのよ。外国でトイレの場所くらい聞けないと困るでしょう、とスンジェ。ハナ、自撮り用のセットをスンジェに贈ります。さあ、皆で写真を撮りましょう!一緒に写真を撮るホ弁護士とナムジンの4人。

いよいよヨーロッパに向けての旅行に出発する朝です。一同見送りです。私だけ良い思いをして、とスンジェ。餞別を渡すナムジン。これを旅行の足しに!ナムジンのお陰で私の人生はいつも春のよう、とスンジェ。春に咲くレンギョウを見ると良い気分になるでしょう?それと同じ。あなたを見ていると気分が良くなる。行ってらっしゃい!とスヒ。ホ弁護士に、ヤンさんをよろしく!わかりました。先日頂いたお金はヤンさんのために使います。グムスンさんがお金を?気を使わなくても。ヤンさんは私の恩人です。タコが手作りの弁当を渡しに来ます。コチュジャンとじゃこ炒めよ。有難う。留守中グムスンさんに優しくしてあげてね、とスンジェ、タコに。留守中ヤンさんの料理が懐かしくなるとシウ。羨ましい。早く行って来いよ、とスンジェにサンヒョン。ヤンさんの留守中、アン家の家事は私に任せてください、とホ執事。皆で写真を。自撮りで撮影する一家です。

ヒョンガン シウの部屋 アン顧問とチョ常務が同席しています。秘書が入って来ます。モール出店に関する書類です。何か問題があればご指摘を。わかった。ご苦労様、とシウ。シニアスモールに出店が決まったのはチョ常務のお陰です。次期代表の選出をそろそろ始めなければ、とシウ。その必要はない、とアン会長。シウ君以外考ええられない。チョ常務も、そうですとも。我が社の2年間の発展ぶりは売り上げを見ればわかります。そうとも、それにしてもナムジンは凄い男だ。シニアス社の成長の勢いは海外でも注目を集めている。とアン顧問。ヒョンガンが合併吸収されないように更に努力しなければ。全くだ。亡くなった兄貴は良い孫を持ったものだ。そうだ、今度の株主総会で私は引退しようと。それは困ります、とシウ。そうだな、私もホ弁護士のようにのんびりして余生を送りたい。

ナムジンの会社  出店を希望している企業のうち、数社に問題がある。コピー商品を扱っているからだろう。どんな企業にも、必ず一つはコピー商品を売っている。我々が動きましょうか?と社員の一人。弘大や江南に行けば、個人の店が多々あります。それぞれ組んで発掘しましょう。よい考えだ。皆賛成して夫々組んで私達でショップを発掘しようと言うことになります。ナムジンはサンヒョンと組むことになりますが、ハナの申し出で、ナムジンと組むことになります。車中、ナムジンはハナに僕の心にはある女性がいます。彼女がいる限り誰の事も目に入りません。その代わりハナさんとって良い御兄さんになります。何かあったら言って下さい。俺は聞き上手だから。黙ってうなずくハナ。

何となく、予感を感じて、ふと見た店に入って行くナムジン。あの、まだ開店前なので。そう言って振り返ったスンジュ、そこにいたのはあのナムジンだったのです。驚くスンジュ。言ったでしょう?例え雑踏中でもには気づくと。お久しぶり、とスンジュ。この2年間お元気でしたか?しばらく二人で話したい、と言う二人の希望で、ハナもジェユンも外へ出て行きます。自分の店を持つ夢がかなったのですね。記事を見ました。やっぱり成功しましたね。おめでとう、とスンジュ。俺はやるときはやる男です。話と言うのは、家のモールに出店しませんか?これはきっとお互いにとって良いチャンスに。ありがたい話ですが、お断りします。私たちの時間は終わったのです。それぞれの道を歩みましょう。とスンジュ。いいえ、新しい時間をスタートさせるのです!君を離したくない!いいえ、放しません!俺はこの2年間君を思っていた。俺の時間は君と別れてから止まったままです!あの時どうすればよかったのか、繰り返し考えて、その度に後悔しました。ナムジンさん、とスンジュ。私には母が二人います。生みの母も育ての母も俺には大切な人達です。それでもどうか俺にもチャンスを!俺が人の世話ばかりしていたから、君は寂しかったでしょう。そして不安になって去って行った。でも二度とそんなことはしません。俺には今も君しかいないアン・ナムジンです。自信ありますか?とスンジュ。どうか俺にチャンスを!君は不安になって去って行った。ナムジンさん!実は私もずっとあなたを思いながら、暮らしていました。私を二度と放しませんか?自信ありますか?あの時あなたから去るんじゃなかったと後悔していました。僕もです。椅子から立ちあがったナムジン、右手を挙げたナムジン、宣誓!アン・ナムジンは二度と恋人を泣かせません!そして毎日あなたを笑顔にします!

ナムジンの家    ナムジンとシウ、スヒが居間に居ます。ヤンさんがいないと、家の中が寂しいわ。そうですね、お母さん!とナムジン。お母さん!来週から僕の会社で勤務を?にっこりしながら、私が?モールを開業すれば、忙しくなる。僕にノウハウを伝授してくれるのでは?ええ、勿論。母さん、酷いな!とシウ。僕を放っておいて!30年間あなたに尽くした。これからはナムジンに尽くさなければ。それが公平よ!母さんを横取りされた気分だ!何を言うの!と嬉しそうなスヒです。ヤンさんが育てたホウセンカが咲き出しそう。ヤンさんが戻ってきたら、爪を染めてもらいたい。昔、寝ている時にあなたの爪を赤く染めたこと覚えている?目が覚めて驚いた、とシウ。ナムジンにもしましょうか?小指だけなら、いいよ。と笑って言うナムジン。シウに、一緒にやらない?お断りだ!

ナムジン、思い出しています。

この3年間、いろいろ経験した。苦しい時もあったが、感激と幸せに導いた時もあった。祖父は言った、人生はブランコだと。必死に漕げば、高く上がるが、足を動かさないと、止まってしまう。祖父が言った通り俺は必死に生きてここまで来た。転落しまいとあがいてきた。更なる高みを目指して俺は行く!激しい嵐に吹かれ、雨に打たれても、俺は決して足を止めない!たった一度の人生だから。かわせ運命!俺はいく!

 

     終わり

長い事、私の拙い文を読みにいらして頂き有難うございました。しばらくお休みさせて頂くことになります。体力的に辛くなってきました。一瞬一瞬を大切に、は出来るだけ続けます。お立ちより下さると幸甚です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   


かわせ運命 123

2019-07-16 17:55:00 | あの空に太陽を 68

ソンギュ、ナムジンに会います。久しぶりです。お元気でしたか?二人をじろじろ見るソンギュ。そしてナムジンがハナの腕に手をまわしているのを目ざとく気づいたのです。ハン夫妻もお元気ですか?それを俺に聞くのか?意外と冷たいんだな。以前は恋人だった人の両親なのに。付き合っている人?とソンギュ。いいや、従業員だ。でも腕を?ああ!車で送ってきたんだが、胃の具合が悪いと言うので、薬屋に行こうと言ってたところだ。私はアン会長の会社のインターンで、ハナと言います。胃もたれになった私を代表が気遣って下さったのです。そうですか、なるほどね、ソンギュ。

ナムジンの家の応接間 皆集まっている。サンヒョンが、皆集まってくれ。シウとジナが二階から降りてきます。さっきの話の続きを。お義母様は部屋へ?はい、ウジンは?とスンジェ。やっと寝てくれました、とジナ。考えてみてくれ!とサンヒョク。年配の俺はインスク(ホ執事)と仲良く暮らし始めた。私達より年長の義兄もヤンさんと熱々だ。シウとジナはおしどり夫婦だ。でもナムジンはどうだ?一人寂しい独り身だ。俺たちが一致団結して、今年中に何とか結び付けよう。そう出来るなら、止める理由はないけど、本人にその気が?とスンジェ。シウ、ショッピングモールの件で忙しいのに心の余裕がないと思う。スンジュさんの事が忘れられないようです、とジナ。難しく考えずに、とりあえずけしかけてみよう、とサンヒョン。そうですよ、一度後押ししてみましょう。だめでもともとですから、では意見一致したところで、どうやって結びつけるのですか?とホ弁護士。ここに頻繁に来させるとか?そうだ、海外に行くのに、英会話を教えてもらうのは?とスンジェ。その時ナムジンが帰宅します。何の相談を?急に話題を変えるシウ、ホ弁護士に、パートでいいですから、法務理事として働いて頂けないですか、とお願いしたとこだ。ああ!私は少し休みたいんだが、それは海外から戻って来てから相談しよう。それがいい、とシウ。ナムジン自分の部屋へ。ソンギュが言ったことを思い出しています。(去年義兄夫妻がニューヨークへ行ってスンジュに会った。凄く痩せていた。もうじき帰国する。会ってみるか?)君に会いたいけど無理な話です、と思うナムジン。

一人居酒屋で酒を飲むパン。誰かさんたちは海外へ行くと言うのに、俺は毎日大衆食堂で食事。ああ!俺の人生は最悪だ。スンジェのチャングリチゲが食べたいよ。スンジェ寂しいよ。会いたいよ。すると給仕の女性が、私を呼びましたか?私パク・スンジェです。スンジェと言う名の人は美人が多いね!あなたを見て一目でわかった。お世辞でも嬉しいですよ。サービスしますね。

朝 ジナ夫妻、ウジンを連れて出勤しようとするのを見たスヒ、ウジンを連れて出勤?保育園へとジナ。ええ!こんな小さな子を預けるなんて!駄目!こっちへ来なさい。今日はハングルの先生が来るし、創造力を高めるレッスンも。全部キャンセルしてください。これからはレッスンを受けません、とジナ。何を言ってるの?父親に似て勉強が好きなのに。先生もほめていたわ、とスヒ。母親は私です。ウジンの教育は私たちに任せてください。あなたの気持ちもわかる。でもウジンはヒョンガンを引き継ぐ一家の跡取りよ。最高の教育を受けさせて何が悪いの?悪いとは言わないけど母さんは僕たち夫婦の教育方針と違う。私たちはウジンを自由に育てたい。読み書きも興味を示すまで待ちます。ウジンはまだ2歳です。とシウ。スンジェもやってきて、焦って勉強を詰め込む必要が?子育ては夫婦にまかせたほうが良い、余計なお世話は、そう言ってシウ夫妻に行きなさい!と合図をします。行ってきます。気を付けて!子供のっ為に言ってるのに、とスヒ。これでいいんじゃないですか、とスンジェ。お昼の準備を、とスヒ。お願いします、とスンジェ。

ナムジンの会社  ハナがまだ具合が悪そうなのを見たナムジン、早退か休めばいいのに。早退したら代表の顔が見られません。これを飲めば楽になります、と言って胃薬を渡すナムジン。飲みません。代表が始めてくれたものだからです。冗談はいいから早く飲め、とナムジン。サンヒョン来る。ハナさん、具合が悪いのか?昨日家で食べた夕食で胃もたれを?代表の家で夕食食べたんですか?と他の社員が。なんだか怪しい。考えすぎです、とナムジン。イ部長の使いで家に寄ったのです。とナムジン。ジョンジュさん、ショッピングモールの出店候補リストは?今データを出しています。ユニさん、先月の売り上げ報告書を送信して下さい。はいわかりました。パンがやって来ます。倉庫の在庫の確認は今日中に終らせましょう、とハナに。はい、今やります。行きます。そうだ今日2時に業者と打ち合わせを、とパン。急いで行こうとするハナ、そうだ、資料は机の上にあります、とアンーム長に。有難うとナムジン。

シウの代表室 ジナ来る。どうでしたか?保育園に登録してきました。設備も問題ないし、先生もよさそうです。当分母さんが悔しがるかも。もしなにか言われても聞き流してください、とシウ。お義母様を仕事に復帰させたらどうでしょう?とジナ。復帰? 仕事に人生を捧げていた人が、突然辞めたら情熱を注ぐものが無くなります。とジナ。でもヒョンガンでは働けないかも、とシウ。御兄さんの会社は?ナムジンのですか?キム・ハナさんは、まだインターンだとか、お義母さまが教育係をすれば、ハナさんと仲良くなれるし。いい考えかも。ナムジンの所へ行って話してみます。とシウ。ストレスが溜まっているようですね、ジナさん。正直辛かったです。仕事でウジンに会えないし、寝かせるにも、お義母様が独り占め。でも君は以前より黙っていませんね。子供を産むと強くなるのです。強い女は嫌い?いいえ、さらに好きになりました。

チャン、会社。スヒに電話をします。なぜ家から一歩も出ない?ウジンの世話ばかりに追われているのか?俺にも会ってくれ!ウジンの面倒見てて外出もできなかったの。とスヒ。夕食の時にあなたの家に行くわ。にっこりするチャン。それなら外食しないか?行くわ。実家で楽に休みたい。愚痴もこぼしたいし。つまりうちは常務の実家か?私は君の兄か?ハッハッハ!わかった。好きなだけ、愚痴ってくれ!ジナ、私の姑とはいつ結婚してくれるの?他の社員が、何て?孫がいる年齢で結婚なんて、歳を考えなくては?結婚に年齢はない。頼むから軽口は慎んでくれ。碌な仕事もしない癖に、頼むから軽口は止めてくれ。他人への関心は事天下一品だな、それ位仕事もしろ!と怒るチャン。

シウがナムジンの会社にやって来ます。お茶を頼む、とナムジン。ヒョンガンが当社のモールに出店を?懸命な選択だ。ク課長、チェ代表に説明を、とナムジン。チョ常務の企画は素晴らしい!感心します。一つだけ頼みがある。高価な限定品だから生産数は厳守てくれ、とナムジン。ネットと店頭の両方で販売する場合、決まった生産数以上供給する会社があるが、その場合は出店中止させるのでご承知ください。わかりました、とシウ。では業務書類が準備できたら早く契約書を交わそう。所で一つ頼みがある。何だ?ここで、母さんを働かせてくれないか?ここで?とナムジン。業務全体を見る顧問でも良い。インターンの教育係でも良い。それはいいな!Good ideaだ!喜ぶナムジン。オモニに頼んでみる、とシウ。

ナムジンの家  タコ来る。帰ったばかりなのに又来たの?ジナがヤンさんが旅行に行くからその間掃除や食事を。ジナが?グムスン一人では無理だわ。ウジンはジナが保育園に。スヒ外出の用意をして出て来る。私の教育方針が気にくわないようなの。ウジンを独り占めするからですよ、とスンジェ。出かけます。愚痴をこぼしに実家へ。出て行くスヒ。タコ、まだ混乱しているのですか?なぜ?とスンジェ。実家にもう家族はいなくなったのに。親戚はいるでしょう?とスンジェ。そうだハナさんに英語を教えてと頼まなきゃ、とスンジェ。電話するスンジェ。出たハナ、嬉しそうに、帰りに伺います。

実家に電話するスンジュ。帰国したなら、すぐに家に帰って来るべきだ。何処にいるんだ?とマンソク。実はスンジュはマンソクから借金して、モールを開店するのです。スンジュに付きまとっているジェヨンが世話をして開店準備をしてくれたのです。気に入りましたか?とジェヨン。ええ、とても。インテリアも希望通りだし、とスンジュ。ではデザインした服が入ったら、自分でディスプレーを。ご迷惑をおかけしたけど友達だからいいではないですか。自分に任せろと言ったくせに。今になって文句を?文句じゃないけど、食事位おごってほしい。わかりました。おごりますよ。本当にここを経営するのですか?ええ、自分のショッピングモールを開くことが私の夢でした。これは夢への一歩です。

マンソク夫妻の家  弟ソンギュ来る。スンジュは何の用があるのかしら?とヨンシル。わからない、とマンソク。ソン社長と一緒だと言ってたわ。そのようだとマンソク。スンジュがあなたから借金を?3年で利子を付けて返すと。ソン社長と結婚するつもりかしら?彼と結婚するなら俺たちに秘密にする必要はない。もしやアンチーム長と?とヨンシル。彼には恋人がいる、とソンギュ。女性を家まで送って行くと言って腕を組んでいた。そうなの?とヨンシル。この前の夜、偶然会ったけど、女性を家まで送って行くと言って腕を組んでいた。従業員だと言ってたが怪しい。まだスンジュは彼を忘れられないのに。だったらなぜ別れた、とソンギュ。彼は大成功している。彼のショッピングモールに出店したい企業であふれている。ああ!ため息をつくマンソク。

ナムジンの会社  社員が帰って来ます。どうでしたか?契約金を前払いしても出店したいそうです。所でハナさんは?とナムジン。そう言えばずっと席をはずしているわ。と女性社員のひとりが。ナムジンはパンが地下の倉庫の整理をしろとハナに言っていたのを思い出し、急いで駆け付けます。

ハナさん!いますか?ハナさん!必死に探すナムジン。そうです、さっきスンジェから英会話を教えてと電話があった時、丁度梯子に登って段ボール箱の整理をして居たのです。電話が終わった後、崩れて来た段ボールの下敷きになり、気を失っていたのです。見つけたナムジン、慌てて抱き起します。ハナさん!ハナさん!

明日が最終回です

 

 

 

 

 

 

 

 


かわせ運命 122

2019-07-15 17:11:04 | あの空に太陽を 68
料理を作っているスヒとスンジェ。そこへジナがやって来ます。お義母様、ウジンの顔にかき傷がありますが?とジナ。ああ!それは私の指輪が当たったせいよ。とスヒ。これからは外して下さい!。わかった。お義母様に子守りは無理かと。シッターを雇って下さい。そうよ、チェさんは仕事は出来ても、家事は駄目よ。ストレスをためるよりお手伝いを雇っては?とスンジェ。嫌です!自分でやります。皆酷いわ。私はチェ・スヒよ!やると決めたらなんでも出来ます。家事位一人で出来ます。と怒り出すスヒに、スンジェ、わかったから、怒らないで。でもシッターだけは雇わせて、とスンジェ。私が居るんだから人を雇うことはない!他人より祖母が見るのが一番いい!でもこの子に文字を教えるのはやめてくださ。子供らしく育てたいのです、とジナ。シウにも勉強させた。4歳で英語の幼稚園へ通い、5歳でネイティブと会話したわ。話はその辺にして、ジナや、夕食は任せて部屋へ行きなさい、とスンジェ。ジナは何で会社を休んだの?まさか私に預けたくないから?いいえ、ウジンが風邪気味だから休んだのですよ。料理の味見をさせてください。何も手伝わなくても私一人で出来ます。今日の夕食は全部私が一人で作ります。全く強情なんだから、とスンジェ。

会社 シウの部屋にチョ常務がやって来ます。報告書を見るシウ。雑貨の売り上げが横ばいですね。突破口が必要だが、何か考えは?家の雑貨はブランドで限定品なので購買も限られています。それでアン・ナムジン氏のショッピングモールで家の雑貨を販売したらどうでしょう?あそこは高級品を扱わないから、とシウ。でも、限定版のアイデア商品は扱っています、と常務。雑貨をどう結び付けるのですか?雑貨にテーマを加えるにです。妊婦向けの大きなバッグとか、新社会人向けの大きな収容力がある男性用のバッグ、あるいは肩掛けバッグとか。いいアイデアですね。ナムジンに相談してみます。企画案の準備をして下さい、とシウ。わかりました、出て行く常務。キム秘書(元ホ代表の秘書だった)シウの部屋へ。デザインの特許申請をするので、お願いします。わかりました。ホ弁護士はどうしていますか?ヨーロッパ旅行の準備やら囲碁を習ったり忙しいようです。法務理事のポストを頼みたいのだが、今日家にきてもらうとシウ。

第一グループの部屋  チェ氏もパンもいなくなって前ほど会社がたのしくない、私もそうです。噂話が出来なくて退屈なんじゃないか?スリルがないだろう?噂を広めた時のスリルが懐かしいだろう?とチャン。

ナムジンの会社  パン来る。倉庫の収容棚が壊れています。そうですか、僕も心配していたのです、とナムジン。警備部長は仕事熱心だねと社員の一人。部長とは名ばかりで、部下はいないから、俺がやるしかない。パン氏の苦労はわかっています、とナムジン。なら給料を上げるか、部下を雇うかしてくれ。わかった、給料を上げる。棚を見に行こう、と立ちあがるナムジン。

シウとジナの部屋  2か月だけホ執事(イと結婚している)を呼んでもらえるかしら?ウジンの面倒を見てもらいたいの。ヤンさんはホ弁護士と、ヨーロッパ旅行に行く間。わかった。聞いてみる、とシウ。所でウジンは何処だ?にっこりしてジナ、伯父さんといます。伯父さんを見ると笑うのですよ。

居間   今日は皆で集まっています。  ナムジン、ウジンをあやしています。おお!俺の事、伯父さんって言った!全く親ばかならわかるけど伯父馬鹿は初めて見たわ、とスンジェ。本当に言ったよ!そんなに子供が好きなら、早く結婚しろ!とサンヒョン。他人の子ばかり可愛がって!他人じゃないですよ。大切な甥子です。その時目くばせして、サンヒョンが隣の部屋にホ弁護士とスンジェ、そして妻を呼びます。ナムジンを独身のまま放っておくのか?結婚しろと言っても聞かないのよ、とスンジェ。グムスンが見合いの話を持ってきてもすぐ断わる。良いお嬢さんが会社にいる。インターンがナムジンの事を好きなんだ。仕事は出来るし、美人でしっかり者、礼儀正しいし、凄く良い子だ!とサンヒョン。ナムジンはその子が好きか?とホ弁護士。いや、まだスンジュ一筋だ。だから後押ししなければ。そのお嬢さんも、姑2人じゃ嫌がるでしょう?とスンジェ。だから後押ししなくちゃ、祖母と二人暮らしだ。鉄は熱いうちに打てだ!今夜夕食に呼ぼう、とサンヒョク。

スンジュは韓国に帰国しますが、父には近いうちに帰国すると言って、その日は友人に電話して止まる場所を頼みます。

旅行に行くと言うから、その前に料理を振舞いたかった。とスヒは頑張って料理を作りますが、その結果は? ホ弁護とスンジェ、サンヒョク夫妻、スヒ、ナムジン、シウ夫妻、一同食卓に着きます。私が腕を振るって作った料理よ、召しあがって!これは豪華ですね。美味しそう、とイ。皆頂き始めますが、酷い味らしく、複雑な表情です。まずいですか?とスヒ。いいえ、何と言うか、独創的な味です、とサンヒョン。お昼が遅かったせいか食欲が、とホ弁護士。スンジェがビビンバを作るかと言うと、一同食べたいと。なぜ私の料理を食べないの?いや、何となく食べたくなったと言う、皆です。一生懸命作ったのになぜビビンバ?ナムジンとシウ?不味い? いいえ、とても美味しいです、とナムジン。シウは?とスヒ。美味しいけど、僕は早く部屋に戻らなければ、と言って出て行ってしまいます。その時会社に電話して、夕食を食べに来いと言ったサンヒョクの誘いで、ハナがやって来ます。驚くナムジン。仕事で残業なのに、家まで呼ぶことないだろう。残業だけでも悪いのに、とナムジン。いいえ、仕事を口実にご実家に伺えてうれしいです。どうぞ召し上がって、とスンジェ。ビビンバの方が良いのでは?とホ弁護士。いいいえ、こちらのご馳走で結構です。アン代表を産んだお母様と、育てのお母さまですね。よろしくお願いいたします。お願いするって?とスヒ。私はアン代表と結婚したいのです。驚くナムジン、ハナ氏! 尽くしますのでよろしくかわいがってください。すっかりあなたの事気に入ったわ。とスンジェ。私も気に入った、とスヒ。私の手料理を食べてみて?とスヒ。ハナが如何にも美味しそうに食べる様子に一同驚きます。良い食べっぷりだ、とサンヒョン。

ハナを送って行くナムジン。真顔で冗談言うから、皆本気にしてました、とナムジン。冗談ではありません。なら何です?本気です。私は代表が好きです。代表には交際していた人がいて、今も忘れられない事知っています。悲しいけど、私なら待てます。俺を知らないでしょう?今の感情は一時的なものですよ、とナムジン。そう思う方が気楽なら好きに解釈してください。でもいつか私の本当の気持ちがわかるはずです。わかったからこの話はこれまでに、とナムジン。ハナの自宅近くで車を止めて降りるナムジンたち。胃の調子は大丈夫ですか?母の手料理はまずかったでしょう?私は小6から祖母と同居しています。祖母の手料理は日によって味が変わります。しょっぱかったり、でもその度に味を注意したら祖母が傷つきます。だから我慢して食べる癖がついたんです。やさしいんだね。にっこりするナムジン。その笑顔をいつも私に見せてください、とハナ。

ナムジンの家   どうですか?とサンヒョン。君には人を見る目がある、しっかっり物で、落ち着いていて、礼儀正しい。今時珍しい子だ。好感を持った、とホ弁護士。何よりナムジンを心から慕う姿に好感を持ちました、とイ夫人。その通り、ナムジンも誰かに好かれるべきだ。俺はホ執事のお陰で人に愛される喜びを知った。彼女は気に入ったけど、苦労して育ったと言う点が気になる。婚家のサポートが期待できないでしょう、とスヒ。まだ懲りないんですか?愛があれば家柄は関係ない、とスンジェ。反対はしませんよ。大切な息子だから慎重に考えているだけです、とスヒ。考える必要もない。みょうちくりんな料理を嫌な顔もせず食べた。食べたのは優しい証拠、とスンジェ。妙ちくりんの料理?ひどい言い方ですね。シウや、ジナや、そんなに変な味?答えず、ウジンに薬を飲ませるんだった。行かなきゃと言って立って行く二人。

この近くの家です。胃をさするハナ。どうかしましたか?ちょっと胃もたれが。だから無理して食べなければ良かったのですよ。心配してくれたのですか?なんだか良い気持ちです。消化剤を飲んだ方が良い、近くに薬局は?その先にあります。腕に手を回すナムジン。その時、アン・チーム長と言う声がします。それはソンギュでした。素早くナムジンの回している腕とハナを見るソンギュ。

記事が重複する部分がありました。すみません。

 

 

 

 


かわせ運命 121

2019-07-13 10:23:11 | あの空に太陽を 68

cの方はどなたですか? 私です。立ちあがるシウ。何と?驚くアン顧問とチョ常務。シウ挨拶します。この度ヒョンガンの新たな代表となりましたチェ・シウです。そんな馬鹿な!とチョ常務、立ち上がります。チェ・シウはヒョンガンの役員で故アン会長の孫だ!職はもうすでに辞しており、規定に従って志願しました。問題はないはずです。もしや私が選出されて困ることでも?いや、そうではなくと戸惑うチョ常務。私は株主自主投票により選ばれたのです。チョ常務?株主の皆様の選択に異議があると?椅子に座る常務。任期中ヒョンガンのために最善を尽くします。私に至らないところがあれば、厳しいご指導を!拍手が沸き起こります。

スンジェとホ弁護士、ベンチに座ります。良い季節になりましたね、とホ。本当に。春ですね。とスンジェ。今日私は代表職を辞任しました。辞めて気が抜けたのでは?いいえ、かえって気が楽になりました。今はそうでも、段々淋しくなるかと。私は友人がいるので心配ありません。友人? 私は残された人生をヤンさんと旅行したり、芝居を見たり、散歩したりして過ごしたいです。ヤンさんは嫌ですか?嫌なんててとんでもない。私はありがたいです。手を出すホ、その手を握るヤン。同じ歩幅で一緒に歩きましょう。同じ風景が見られるように。うなずくスンジェ。

ヒョンガン  握手するナムジンとシウ。さっきはお見事だったわ、とスヒ。本当に?とナムジン。勿論最高だった。誰のアイディアか?とチャン。ナムジンです、とシウ。ジナ、チーム全員が徹夜して株主たちに出席を促すメールを。有難うナムジン、とスヒ。信頼してくれたおかげです。先日の常務室でのことは作戦だったの?スヒ。はい、とナムジン。お陰で大叔父が油断してくれたのが、うまく運んだ。君たちが居ればヒョンガンは安泰なのに、会社に留まる気は?とチャン。いいえ、ありません、とナムジン。叶えたい夢があるならヒョンガンで実現しろ!とシウ。その手には乗らない。俺の事業の夢を盗むのか?駄目だ!頑張って!私が後押しするから!とスヒ。いいえ、どんなに大変でも自分の力でやり遂げます。10年以内にヒョンガンを合併併合するかも。それは怖いな!とシウ。僕たちこれから常務室へ。どうして?とスヒ。母に教わったんです。倒した敵をなだめる事も大切だと、ナムジン。

いよいよスンジュがアメリカに出発する当日です。ジェユンが空港へ送って行くと申し出ます。父母に餞別を贈るスンジュ。これは何だ?と父。暇が出来たらハネムーンには遅いけど、クルーズ旅行にでも行って!目を輝かせて喜ぶヨンシル。

常務室  アン顧問とチョ常務がはんして話しています。ナムジンの奴、表向きは善良そうなのに、すました顔をして!やはりあいつを甘く見過ぎていた、とアン顧問。このまま引き下がれません。機会を見て反撃を、とチョ常務。いやいや簡単にはいかない!シウはナムジンを専務か何かに昇進させて、自分の周囲を味方で固めるはずだ。これでは我々の地位も怪しいぞ。その時ノックして、やって来たのは、ナムジンとシウでした。

ヒョンガン スヒとチャンが話しています。電話をするスヒ。スンジュは出ないのか?私の電話だからかしら?ミンハンに勤めているんだろう?会社に電話したらどうだ?大丈夫かしら?心配せずに誠意ある姿を見せるんだ。必ずわかってもらえる。君がナムジンを大切に思う気持ちは必ずわかってもらえる。その時ジナが入って来ます。スンジュは渡米するそうです。渡米?なぜ? 留学ため、今日の午後に。元気を出して下さい、オモニ!ナムジンとスンジュは必ず再会します。お互いが掛け替えのない存在だと悟ったときに。

常務室 私に一体何だ?とアン顧問。代表になったとたん、我々を会社から去れと?それは違いますとシウ。常務は現職に留まって下さい。勿論アン顧問も。しかし・・・とチョ。チェ常務の部下だったので、業務遂行は高いはず。はい、大叔父様には申し訳ないと思っています。何だと?申し訳ないと?何が言いたい?今まで大叔父様とは距離を置いていました事、申し訳ないと反省しています。ヒョンガンの将来を心底案じておられる大叔父様に今後は頻繁にご意見を伺います。それは兎も角、今回シウが代表に就任したわけだが、そうなると、ナムジンが専務に就任を?いいえ、コラボの件が終われば退職します、とナムジン。ヒョンガンを辞めると?大企業の役員職は僕には合いません。構想中の事業のアイディアがあるんです。自分で会社を興すのか?ああ、もしやチョ常務が君に資金を提供すると?いいえ、人の援助は受けません。では一体何を元手に事業を?自分の力です、とナムジン。

御前には長年苦労を掛けた。悪かった。ホ弁護士は真面目で堅物だ。幸せになれよ。とパン、目には涙が浮かんでいました。

スッジェとホ執事戻って来る。二人とも今日お義母様が戻られる日なのに、忘れていましたか?ああそうだったと気づく二人。私が食事の用意をと慌てる二人。私が作ります。シウ君が代表になったし、気分がいいから、私が食事の用意をします。機嫌のよいタコ。二人は慌てて居間へ。

実は二人は、それぞれデートしていたところを、偶然会って、お互いばれてしまったのです。おめでとう。兄とうまく行けばいいとずっと思っていたの。サンヒョンさんと恋仲になってよかったですね。サンヒョンは昔から義理堅く、情に厚く、優しくてしてくれる人なのよ。そうですね。私にもとてもやさしくしてくれます。私はホ弁護士と友人として支え合って生きるだけで十分です。ホ執事は一度くらい結婚したいでしょう?結婚なんてとんでもない。今のままで満足です。私がホ執事の結婚の準備を手伝います。にっこりして、ではお願いします、お義姉さん! お帰りなさい、と玄関で言うタコの声。あら、お帰りよ。急いで玄関に迎えに行くスンジェと、とホ執事。

家に戻った気分は?とシウ。とても嬉しいわ。私も又会えてうれしいです。憎い時もあったけど、合えない間は淋しかったですよ。これからも仲良くするように努力しましょう、とスヒ。タコがうつむきながら、今まで酷いことを言ってすみません。私も仲良くしたいです。まあ、一体どう言う風の吹き回し?シウ君が私の作ったおかゆで具合が悪くなった時にお義母様が買っておいた薬を見て感じました。シウがおかゆを食べて具合を悪くした?その時ジナは何していたの?会社で残業を。今笑った?とスヒ。よく笑えるわね?だって元のお義母様に戻ったようで。笑ってすみません。スンジェ、タコに、見たでしょう?ジナもお姑さんにはっきり言う時もあるんです。だから余計な口出しは無用!わかったわ、とタコ。ナムジンが帰宅します。お帰り、とヤン。ナムジン、常務にはオムニ。家の母さんにはオンマって呼び方にしました。嬉しいそうなスヒ。帰りが遅かったけどどうしたの?とヤン。新しいオフィス探していたんだ。その必要はないわとスヒ。カンナムのビルの2階が空いています。お世話にはなりません。あなたのビルよ。贈与税も払ったし、借りを作るのが嫌なら、利益を出したときに返して!私からの投資と思えばいい。もし事業に失敗したら、投資金がパーに?いいですか?その心配はなさそう。あなたには抜群のビジネス手腕がある。ナムジンにヒョンガンを奪われないように、気をつけないと!大丈夫?とスヒ笑って。

 

2年後です

ナムジンの会社  PCを見る女性社員 (8坪のオフィースから奇跡を産んだジニアス社のアン・ナムジン代表、総合ショッピングモールに開業で業界に旋風)代表のファンが又増えています。

ハナさんは代表が好き?はい、ベンチャー企業の講演会で代表が語る姿に一目ぼれ。それでこの会社のインターンに?ピンポーン。その時ナムジンが入って来ます。代表のコーヒーの好みも研究し、すべてナムジンに好かれるように振舞っています。がナムジンはやはり、スンジュが忘れられなかったのです。代表の好みのコーヒーを持ってきて渡すハナ。ちょっと躊躇しながら受け取るナムジン。代表の好みを知ってるの?と他の社員が。勿論、私は代表の事は誰よりも詳しいわ。奥さんになるなら当然です。驚いて、飲みかけたコーヒーに咽るナムジン。積極的な女はナムジンの好みではない、とサンヒョン。これは私なりの愛情の表現です。ナムジン、ジェジュン氏、出店を希望する企業のリストを?すかさず、私が作りましたとハナ。じゃあ、夕食をご馳走してください。今日は約束がある。ではお酒を?駄目だ、下戸だ。では明日の昼食を。やった!と喜ぶハナ。

スヒの家 料理をするスヒ、横で手伝うヤンですが、あまりの手際の悪さに、声を荒げて、ナムルはそんなに強くかき回しては駄目、と取り上げ、一人でやってしまいます。その時ジナが男の赤ん坊を連れてきて(自分の息子)お義母さま、この子の顔の傷はどうしてできたのですか?ああ!私の指輪で。子供を扱う時は指輪は外してください。(なかなか強い嫁になっています)スンジェは料理を分捕るし、ジナからはベビーシッターを雇えと言われるし、ついにヒステリーを起こして、自分ですべてやります!とどなります。驚くスンジェたち。夕食を作ったスヒ。その日、ナムジンの嫁探しが話題になり、サンヒョンの提案で、残業中のハナがやって来ます。一家はまずいスヒの料理を敬遠するのに、一人我慢して食べるハナ。帰り、自宅まで送って行くナムジン。ハナは祖母と二人暮らしで、祖母の料理が日によって味が変わるのを気の毒だと無理して食べていると話しますが、さすがにスヒの料理には、気持ちが悪くなってしまい、薬を買いに行こうと、ハナの手を握っていたところに、何と偶然やって来たソンギュに会ってしまいます。手をつないでいるナムジンを見て、胸の内はちょっと複雑に。そして近々スンジュが帰国すると話したのです。