さらば南フランス

8月20日(水)
ついにフランスから帰る日です。
朝9時にアパートへPIERREが迎えに来てくれます。
アパートの鍵を返して、そしてAVIGNON TGVまで送ってくれます。
豆知識ですが、AVIGNON TGVからAVIGNON CENTRE。地球の歩き方などを見ても「バス」利用と書いてありますが。
今はこの間の電車がありますので。ご活用下さい。
とはいえ私は、PIERREがアパートからTGV駅まで送ってくれます。
まじMerci。
ちなみに帰りは1等車両。予約した時期が良かったのか、2等車とほぼ料金変わりませんでしたが。
車両の座席の余裕。
荷物置き場の余裕。
快適でした。
車内で、今回ハマった市場のクッキー&ビスケットをツマミます。美味い。





シャルルドゴール空港にも無事に到着。
何故か降りる直前、欧米人に「次は空港か？」と聞かれました。
心配は分かりますが、この東洋人に聞くか？
まあ、実は私も不安で、その前にすでに他の人に全く同じ質問をしていたのですが(笑)
自信ありげに、Yesと答えておきました。

しかしこのくらいの慎重さ、TGVに乗る時には必要です。TGVは基本的に遅れるので、時間だと思って降りたら一駅前なんてことがあります。
しかもシャルルドゴール空港の直前に、ディズニーランドとかがある駅があって、そこにも停車しますから。要注意です。

空港へは安定の30分遅れで空港着。
予想通りとはいえ、素早くチェックインカウンターに向かいます。
そして案の定、長蛇の列。
そしてその列の一人一人に「お前のスーツケースに、ちょっと俺の荷物入れてくれないか？」と話しかける明らかな怪しい人物。
話しには聞いてはいましたが、本当にいるのだと感心してしまいました。
私も話しかけられましたが、当然拒否。
「不正薬物の運び屋は、重大な犯罪です。知らなかった、分からなかったは、絶対に通用しません」
しつこく絡まれたら嫌だなと思いましたが、あっさりと引き下がりました。

チェックインを済ませると、さほどのんびりする間もなく、搭乗口近くへ。
そこでようやく一息つけます。
カフェでフランス最後の食事。チョコクロワッサンとコーヒー。
搭乗すれば機内食がすぐに出るでしょうから、簡素な食事だ我慢です。

シャルルドゴール空港からの飛行機は定刻で出発。
機内設備の良いカタール航空。飛行時間は長いですが、快適です。

乗り継ぎのドーハ、ハマド空港も、設備が良くて楽しいです。
合間にサモサをつまみ食い。美味しいです。
問題は、やたらと冷房効きすぎて寒いこと(笑)

アヴィニョンの思い出、番外編

LA MERは海のこと




PIERRE撮影。ラベンダー畑。


南フランスはどこの店で食べてもアイスクリーム美味しいです。しかし今年は寒い日が多く、例年よりも食べていません。
これは最終日に買いに行ったラストアイスの写真です。
このアイスクリームを買ってお店を出たら、偶然、こちらの音大に通う日本人の方(と卒業生)が蛍の光を演奏されていました。
感慨深かったです。




アヴィニョン橋


パフォーマンス場所だった市庁舎前にて。最後の記念写真。

アヴィニョン演劇祭13日目(2016)

7月19日(火)。アヴィニョン演劇祭13日目。
パフォーマンスはせず。ザックリ言うとこの日は。
お土産を買い、帰り支度をして、皆と記念写真を撮り、ちょっと観光をして、劇場公演を1つ見て、そして夜はまた路上パーティーに参加。
そんな日でした。
劇場公演はスロバキアのダンスを観覧。伝統的なダンスを舞台用にしたものらしく、ムチのようにしなる脚さばきと、やたらと身体中を叩いて音を鳴らす独特なもので、面白かったです。

皆と写真を撮ってもらった時に、衣装でないのを少し後悔しましたが。皆ノリノリで撮ってくれたので嬉しかったです。

毎年23日間の演劇祭期間中に21日間パフォーマンスをするというのを、2年連続でやりましたが。
今年は11日間のパフォーマンス。滞在は2週間。
例年の半分です。
本当にあっという間でした。

例年に比べると「無事に日本に帰れるのか？」みたいなトラブルはありませんでしたが。
ネジがなかったり、音響が壊れたり、予想外の寒さに見舞われたりの、ハプニングは続出でした。
しかし勝手知ったるアヴィニョン。どのハプニングも解決。
日本で助言をくれた人。現地の仲間たち。家主のピエールとその友人のフレデリック。
すべての人に感謝しています。
また来年も来たいと思わせる。そんな貴重な2週間でした。


ウィリアム


アラン


キモ


イズリス


スワン


マーティン


ローヌ川

アヴィニョン演劇祭12日目(2016)、その2

７月18日(月)
普段より早めに大道芸も終わり。
仲間たちから誘われて行った先は、路上でした(笑)
昨年、最終日に誘われたカフェがこの真後ろなので、そこで飲むと思ったのですが。片付けて後から行って彼らを探したら、路上に席を作ってパーティーが始まっていました。
正面では仲の良いストリートミュージシャンが演奏しているので、彼らの演奏を聴きながらという感じです。
正直パフォーマンスの結果は最終日のわりには不満足なものでしたが。
この時間が楽しかったので、良い思い出に塗り替えられました。




路上パーティー


売っているのはお酒です。怪しさ満点。


海外で、こういう場所に近づいてはいけませんと言われる人たちと、その場所に混ざる気弱な日本人


モモと


リチャードと


イムレーと





リチャードのショー2枚





イムレーのショー2枚

アヴィニョン演劇祭12日目(2016)、その1

7月18日(月)
アヴィニョンでの大道芸、最終日にすると決めていた日。
頑張って3回やりました。
しかし正直、この日は・・・・・キツイ日でした。
私以外にも、ジャグラーのリチャード。アクロバットコメディのイムレーも3回やりましたが。
まあ、ぶっちゃけ皆苦しみましたよ(笑)

ちゃんとタイミングを見計らったスワン、そしてウィリアムは1回だけやって、そこそこちゃんと集めて終了。

モモは1回目は、ナント途中でパフォーマンス終了。でも2回目はキッチリ盛り上げていました。

それでも集めていた組も含めて、全員が出した結論は「今日はキツイ」。
「ダメだ。飲もうぜ。今日はパーティーだ」ということになりました。