昭和5年(1930)4月29日に現聖堂が落成・祝別され、
同年6月25日早坂司教によって下神崎小教区が設立された。
昭和55年(1980)50周年に際し大改修を行い、
全部の窓に使徒たちや聖書を題材とした美しいステンドグラスが施された。
しかし、1990年頃より聖堂の傷みが至る所に現れ、
改築以外建物の維持管理が不可能となってから10年以上、
新聖堂の建設に司祭をはじめ、
多くの信徒が物心両面を尽くして新しい聖堂の建設、献堂に漕ぎつけた。
2004年4月2日高見大司教の司式により祝別された。
旧教会は日本最古の鉄筋コンクリート造りによるゴシック様式で作られた。
迫害に耐えて守り通した信徒たちの信仰は、
教会の尖塔とともに九十九島の蒼い海に照り映えて美しく、
今後も文化財として保存方法を摸索中です。
昭和63年(1988)12月24日、旧教会裏山にルルドが建設され信徒の力で守られている。
新しい聖堂は場所も移動して、
県道から入り旧教会の300メートルほど手前の小高い丘の上に建てられた。
所在地 / 長崎県佐世保市鹿町町長串
教会の保護者 / 聖ベネティクト