「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

熊本県阿蘇市 「 二重峠の石畳 ・ 参勤交代の道 」

2014-12-20 05:10:41 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣









































































二重峠(ふたえのとうげ、標高683m)は大津町から
阿蘇市に向かう途中の阿蘇北外輪を越える峠である。
この峠は古代から利用されていたと考えられているが、
峠道として本格的に整備されたのは江戸時代になってからで、
豊後街道の一部となっている。

現在、大津町から小国町へ通じる「ミルクロード」(県道339号線)と
阿蘇市と菊池市を結ぶ主要地方道23号線が交差する地点が峠となっているが、
豊後街道の二重峠はそこから北に1km登ったミルクロード沿いにある。

ここから麓(ふもと)までは、くねくね曲がった急な坂の連続であり、
谷川は、のぞくと吸い込まれそうなくらいです。
「 豊後街道 」 の標識そばから、下に向かって石畳が延び、
すぐに急な下りになりますが、しっかりとした石畳で足元に不安は感じない。

さらに下ると 「 史跡二重峠 」 の標柱があり、
その先に 「 岩坂村つくり 」 と刻まれた石が残っています。
岩坂村(現 大津町)は、ここから12kmあまり離れた村で、
この道づくりに広範囲の村々から民衆がかり出されたことがわかる。

二重峠から坂下までの道は険しく、
また火山灰土であるために雨が降るたびに道路が痛んだといわれ、
そのために九十九折れの急坂の道に石畳が敷きつめられている。
石畳は長さ2km、幅4m、水きり、水ぬきなどが工夫されている。



北九州市小倉北区 「 小倉日明第ニ防波堤灯台 」

2014-12-20 05:09:41 | 福岡の灯台































































灯台表番号 / 5469
ふりがな / こくらひあがりだいにぼうはていとうだい
標識名称 / 小倉日明第ニ防波堤灯台
所在地 / 福岡県北九州市小倉北区 関門港小倉区  ( 中央卸売市場防波堤外端 )
北緯 / 33-54-40 ( 39.7 )
東経 / 130-52-43 ( 42.9 )
塗色 / 赤色
灯質 / 単閃赤光 毎4秒に1閃光
光度 / 実効光度 78カンデラ
光達距離 / 5.0海里
地上~頂部の高さ / 9.21m
平均水面上~灯火の高さ / 11.89m 
地上~灯火の高さ / 9.0m
業務開始年月日 / 昭和52年11月18日
現用灯器 / LED灯器( Ⅲ型赤 )


小倉日明第二防波堤灯台は、北九州市中央卸売市場の中にある
防波堤の外端に設置された灯台である。
もともと防波堤の名称は 「 中央卸市場防波堤 」となっているが、
隣接して先に設けられていた防波堤が 「 日明第一防波堤 」 ということで、
「 それならば、こちらを第二防波堤にしよう。」 となったと伝え聞いたが
定かではない。

ただ、ここは北九州市の管理下にあるため
卸売の関係者以外の立ち入りを禁止されている。
それ以外の場合は許可が必要なので事前に市の許可を得なければならない。
そのため防波堤で釣りをする人が一人もいないのが分かって頂けると思う。


小倉日明第二防波堤灯台へのアクセス
小倉日明第二防波堤灯台へは、小倉駅の裏を走る国道199号線を戸畑方面に行き、
日明にある「北九州市中央卸売市場」を目指して行けばいい。
灯台は市場内に入って右側の突き当たりになるが、
事前に市の許可を得なければならない。
駐車は防波堤近くの駐車スペースに駐車できる。