松谷創一郎「創られちゃう伝統――『夫婦別姓』最高裁判決を受けて生じる無邪気な言説」(Yahoo)bit.ly/1k7Jk7n「夫婦同姓とは、家長相続を基礎とした近代家父長制を支えるものとして、欧米に倣って整備されたもので、決して日本の伝統ではありませんでした」
『戦前回帰』でも書いたが、国家神道の政治思想を共有する人間は、自らの政治目的を正当化する武器として「日本の伝統」を持ち出すが、ほとんどは明治期に当時の国家体制の正統性を補強する素材としてアレンジされたものだった。実際の伝統とは違う。 pic.twitter.com/aWSFtlCJ0h
例えば、櫻井よしこ氏など日本会議の弁士は、天皇中心に国民が従う国家が「日本の伝統」であるように宣伝するが、日本人の大多数にとっては天皇よりも幕府や「藩(くに)の殿様」が絶対的に偉い存在だった。明治期に作られたフィクションを、国家神道の政治思想を共有する人間は「伝統だ」と言い張る。
南京虐殺は“人数に関係はありません”のお立場「三笠宮殿下」(週刊新潮)bit.ly/1PdZ0RQ「一部の将兵の残虐行為は、中国人の対日敵愾心をいやがうえにもあおりたて、およそ聖戦とはおもいもつかない結果を招いてしまった」「内実が正義の戦いでなかったからこそ、
(続き)いっそう表面的には聖戦を強調せざるを得なかったのではないか」「二月十一日を紀元節とすることの是非についてはいろいろ論じられているが、カンジンの歴史学者の発言が少ないのはどうしたわけか。紀元節問題は歴史科学に影響するところが大きいと思う」「昭和十五年に紀元二千六百年の盛大な
(続き)祝典を行った日本は、翌年には無謀な太平洋戦争に突入した。すなわち、架空な歴史――それは華やかではあるが――を信じた人たちは、また勝算なき戦争――大義名分はりっぱであったが――を始めた人たちでもあったのである。私自身も旧陸軍軍人の一人としてこれらのことには大いに責任がある」
週刊新潮「三笠宮殿下」bit.ly/1PdZ0RQ 続き「だからこそ、再び国民をあのような一大惨禍に陥れないように努めることこそ、生き残った旧軍人としての私の、そしてまた今は学者としての責務だと考えている」「ある青年将校――私の陸士時代の同級生だったからショック
(続き)も強かったのです――から、兵隊の胆力を養成するには生きた捕虜を銃剣で突きささせるにかぎる、と聞きました。また、多数の中国人捕虜を貨車やトラックに積んで満州の広野に連行し、毒ガスの生体実験をしている映画も見せられました」「最近の新聞などで議論されているのを見ますと、なんだか
(続き)人数のことが問題になっているような気がします。辞典には、虐殺とはむごたらしく殺すことと書いてあります。つまり、人数は関係はありません」これらの証言は、実際の経験に基づくもの。東京裁判だのGHQのWGIP云々は関係ない。「歴史学者の発言が少ない」というのは、今も同じだろう。
東京五輪の費用について「見通しの甘さ」との言説を見るが、たぶん逆だろう。最初から2兆円超の「巨大利権」にするつもりだったが、正直に「2兆円かかります」と言えば、国民の反対論が高まって誘致できなくなる。なので、当初は非現実的なほど見積もり額を低くし「世界一安い五輪です」と喧伝した。
最初はタガをはめて小さな穴を通し、通ったらタガを外して際限なく膨らませる。今に始まった手法ではないが、最近は特に、そういう欺瞞的な政治手法が常套手段になっている。「何重にも歯止めがあります」「限定しています」と小さく見せて穴を通す。憲法改正もほぼ確実に、そのパターンになるだろう。
「どの段階で、誰がどのように選択を誤ったか」を過去に遡って検証し責任を明確にする文化が、日本では著しく軽視されている。「歴史感覚」を磨く教育をしていないので、決まったこと、既に起きたことは「仕方がない」と諦めて思考を終わらせてしまう。誰も責任を問われないので、同じ失敗を繰り返す。
赤川次郎氏。
今年ほど日本がその美徳から遠かったことはないだろう。正しくは「日本政府が」だが。
「今年の漢字」を私が選ぶなら、「恥」こそ最適だろう。
私は「恥」を抵抗のエネルギーに変えていこうと思う(20日東京新聞) pic.twitter.com/nQafAyzzI2
もう既に同じことを書いている人が大勢いるかもしれないが、この看板は鹿児島県の薩摩川内市に持って行くべきだろう。大通りに掲げて「寄贈:福島県双葉町」との碑文も沿える。不都合な歴史を消したつもりになっても、厳しい現実は消えてはくれない。
twitter.com/s_hiroki24/sta…
「アルバイトの君は、君が辞めた後の職場の心配なんて一切しなくていいよ。それは経営者が考えることだよ。君が辞めて職場が困るならそれは君のせいではなくて、君が辞めたら回らないような労務管理の、君が辞めないようもっとマシな待遇を申し出なかった経営者のせいだよ」って今週3人に言った。
「日本のこころを大切にする」政党よりも「日本のひとびとを大切にする」政党があったらええのになと思う。貧困をなくすとか教育に力いれるとか
ケニアのマサイマラ保護区で野生のハイエナを間近で見ましたが、結構愛嬌があって可愛いですね。それに、実は狩りにも熱心で、全力疾走でインパラ等を追いかける。その獲物をライオンが横取りしたりする。ここでは比喩としてこの言葉を用いています。
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