「ばらまき4K」撤回要求、岡田氏が譲歩の意向
読売新聞 8月7日(日)18時26分配信
民主党の岡田幹事長は7日、新潟県十日町市で記者団に、特例公債法案について、「今週が衆院通過の山場だ。遅れるとお盆を越え、今国会の成立がかなり厳しくなる」と述べ、週内に自民、公明両党の協力を取り付けて衆院を通過させることに強い意欲を表明した。
岡田氏は、自民党が協力の前提として高校無償化など「ばらまき4K」の撤回を求めていることに関し、「合意するため、不本意なことものみ込まざるを得ない」と語り、何らかの譲歩をする意向を示した。
一方、自民党の鴨下一郎政調会長代理はNHKの番組で、「赤字国債3兆円の圧縮を言ってきた。4Kだけでなく、公務員給与などトータルで減らす努力をすれば明日にでも賛成するが、それがない」と述べ、2011年度予算における赤字国債の発行額を減らすことが協力の前提になるとする考えを明らかにした。
最終更新:8月7日(日)18時26分
読売新聞
「ばらまき4K」とは「子ども手当、高校無償化、(農家の)戸別補償制度、高速道路無料化」の4つのこと。
資源の少ない日本にとっては人材こそが資源なのだが、日本政府は伝統的に教育への投資を惜しんできた。OECD23ヵ国中でもブービーである。リーマンショック以降の不況のあおりを受け、公立高校でさえ授業料を払えず中退を余儀なくされるものもいた。中卒では将来の見通しは暗くなる。また高校の授業料無償化とはいえ、授業料より副教材費その他の方が高額でせいぜい1/2以下の支援に過ぎないのが実情である。
自公両党はばらまき、ばらまいというが無駄な空港を作ってJALを破綻に追い込んだり、その他無駄な公共事業で血税を浪費するばらまきを行ったきたののはてめぇたちの方ではないのか。子供への投資がなぜばらまきなのか説明して欲しいものだ。天下り関連で毎年費やされる12.6兆円のほうがよほどばらまきではないのか。財源が必要なら宗教を隠れ蓑に蓄財に励んでいる創価学会などの宗教団体に課税すればよいではないか。人を助けてこその宗教、お釈迦様だって喜んでくれることだろう。
「税の集め方使い方日米比較」という資料をみると、政治屋をはじめとする公務員がいかに国民を食い物にしている詐欺師どもなのかよくわかる。